4.0
始まりは、いきなりと言うか話が読めない感じから始まります。それはそれでうまく出来てるかと。前後がなくある人の人生をいきなりそこから知っていくみたいな感じで。
幼少期に両親の離婚で離ればなれになった「お兄ちゃん」といつかまた暮らせるように頑張る主人公の理世。話し相手のお兄ちゃんはお兄ちゃんと交換したぬいぐるみ。
同じアパートに暮らす少年課の刑事さんは理世のことを心配してくれている存在。
バイト先で知り合った「お兄ちゃん」に年齢もどことなく似ている不眠症の海利さん。海利の睡眠に協力していく理世。そして同郷と言うことや過去に人を殺した事を知る。
1度は距離を置いたが、海利の人柄でまた睡眠に協力する。
少年課の刑事さんが何人か写真を見せてくれた中に「お兄ちゃん」の特徴のある火傷があった遺体。ショックを受ける理世に寄り添う海利。
海利が見せてくれた「アイツ」の遺品に、理世が「お兄ちゃん」のぬいぐるみと交換した手作りのマスコット。。
どうやらお兄ちゃんを殺したのは海利のようで。なかなか続きが気になる作品だと思う。
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