3.0
女という生き物
女のさまざまな恋愛模様を描いた作品集。
片思いだったり、家のためにお見合いしようとしたり、女はなかなか単純にはいかない生き物じゃないかなと考えさせられる面白い作品です。
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女のさまざまな恋愛模様を描いた作品集。
片思いだったり、家のためにお見合いしようとしたり、女はなかなか単純にはいかない生き物じゃないかなと考えさせられる面白い作品です。
本当に、いくつになっても、娘は娘、親は親なんですよね。30になった主人公が家を出なかったのは、心配だったんだろうな、お母さんのことが。
無料ページで読んだ、八つ当たりだよと言う娘のセリフに、そうよと当たり前のように答えたお母さんが、じぶんを見ているようで思わずわらってしまいました
この親子はたくさんケンカをするけれど、お互い思ったことバンバン言って、何も気を使わない。時々本音過ぎちゃってあ然としてしまうけれど、親子だからこそ言い合えるのだと思う。
つい読んでしまう。心理描写がすごいです。そんな考えの人も世の中にはいるんかなあと考えさせられたり。たわいないようでいて、なにげに深い。
よしながの、ゲイものめしものはイマイチやけどさすが、大奥の人。女の情感や悲哀や愛を書かせると絵柄ごと読ませる魅せる。
完全に作詞買いですが大好きな短編集です。
それぞれの母と娘の関係がリアルで綺麗ごとだけでは済まない生々しさがあります。
娘がいる母親の、細い感情線を触れる、気持ち、揺れ、娘の成長を丁寧に長く描かれていて、これはおすすめ。
女性の、女性にしか分からない微妙な関係性だとか、もやもやする感情なんかが、細やかに描かれていて考えさせられる作品です。
何げに見たけれど、最初からおもしろい!!母ひとり子一人の設定も、日常にフツーに起きる会話も、興味をそそる。この先のストーリーに期待大です。