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ジャパネスクを久し振りに読んだ後に引き続き平安時代ものを読みたくて、試しに1~2話読んでみるつもりが、思わず引き込まれて最後まで読んでしまいました。55話あたりでめでたしめでたしと恋愛成就して、その後は復讐物語といった感じになりますが、個人的には王子様である道頼が恨みを晴らすかのような行いに加担するのが子供っぽく感じます。しかしこれも原作に忠実な時代ならではの部分かなぁともおもいます。
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ジャパネスクを久し振りに読んだ後に引き続き平安時代ものを読みたくて、試しに1~2話読んでみるつもりが、思わず引き込まれて最後まで読んでしまいました。55話あたりでめでたしめでたしと恋愛成就して、その後は復讐物語といった感じになりますが、個人的には王子様である道頼が恨みを晴らすかのような行いに加担するのが子供っぽく感じます。しかしこれも原作に忠実な時代ならではの部分かなぁともおもいます。
平安版シンデレラとはいったもので継母にいじめられている姫がお金持ちの貴族に見初められて不遇から抜け出す過程をじっくり描いてくれたストーリー。
母の形見を奪われたり繕い物をさせられたりと継母からの仕打ちが軽く胸糞ではあるが縫い物趣味の姫が繕い物に関してはあまり嫌がっていないのと、姫に仕えているあこきがとても頼もしいのでまだ救われる。あこきはいわゆる魔法使いポジションか。
屋敷の他の使用人と打ち解けて色々都合つけて貰ったり恋人のつてを使って姫のためにひとつひとつ攻略していく過程は見ていて楽しかった。
落窪物語は模試の問題文で初めて出会ったんですが、受験勉強そっちのけで話に入り込んでしまった思い出のあるお話です。
古典は苦手なのですが、恋愛のハラハラドキドキ、キュンキュンは一緒なんだー!と苦手な古典を頑張ろうと思えた作品でもあるのですが、それが漫画で気軽に読めるなんて…!!
未だに原文を全部読んでは無いのですが、現代語訳小説は読みました。
こちらの作品は今のところ10話も読んでないですが、話の流れは基本一緒で、でも現代風の表現があちこちに散りばめられ、よりすんなり入ってくるなぁ、と感じました。
どんなアレンジがされてるのか、ますます続きが楽しみです!
この作品のベースとなっている田辺聖子『舞え舞え蝸牛』と原典を読んだことがあるので、漫画でも読めるのは嬉しい。
田辺聖子さんの作品は平易で読みやすいのでお勧めです。
原典は、かなりエッチくて下世話です。ざまあも、というか阿漕と少将(道頼)の悪だくみがえげつないです。なので、ざまあが生温いと思われた方は是非とも原典を読んでいただきたい。平安時代の物語ですが、源氏物語や蜻蛉日記に比べれば理解しやすいです。
個人的には、道頼がいる時に縫物の手伝いにきた女房が、交野少将という遊び人を落窪の君にすすめて、道頼がやきもちを焼きその女房が去ったあと、彼女の足を掴んで几帳の内側に引き入れる場面が凄く好きです。
継母に落窪の君と蔑まれ、お道具やお衣装を取り上げられ、狭い部屋に閉じ込められて縫い物をさせられている姫さま。
そんな姫さまとチャラ男の少将様とのシンデレラストーリーですね。
自信のない姫さまがあこき、少将様の力を借りて強くなっていきますが、優しい心はそのままなのがいいですね。
北の方が泣いて悔しがる様は自業自得と思いましたが、一番悪いのは夫の中納言でしたね。
もうちょっとデリカシーがあって、威厳があれば北の方が暴走する事はなかったのかもですね。
落窪物語のコミカライズ
氷室冴子先生の「なんて素敵にジャパネスク」「ざ・ちぇんじ」コミック版の作者で読みやすい
継母に虐められ使用人同然にこき使われていた美人で裁縫の達人おちくぼ姫が高貴なイケメン貴族に見初められ救い出される
さしずめ魔法使い役は乳兄弟のあこきです
しっかり継母への仕返しもありスッキリ
平安時代好きな人にはたまらないです
なんて素敵にジャパネスクが好きで
ちぇんじ までは読んでました
こちらの作品は知らなくて無料から読み始めました。有名な話しだそうで‥
平安時代が好きでしたが詳しくなく‥
ちょうど面白くなって来た所で無料が終わってしまったので、これからが、どうなるか‥
姫君の心を開けるのか?気になります
初めて大切にしたい姫君と出合いプレイボーイが、どう変化するのかも気になります
古典に興味のある人はほぼ内容分かってるだろうな、と感じる内容です
ただ、絵が可愛いのとちょっと現代語喋ってるのがクスッと笑える感じで読んでいて楽しいです
無料チャージで読める分だけでも充分楽しめますが、その後主人公達がどうなっていくかは分からないので読み進める価値はあると思います
少しずつですが読み進めようと思います
初めはおちくぼの卑下する感じやなんでも受け入れてしまう性格にイライラしましたが途中で辞められず一気に読んでしまいました。ベタなシンデレラストーリーであるのに、未だに面白いと思えるとはすごいです。人の本質は何十年何百年経ってもあまり変わらないのかもしれないです。
なんて素敵にジャパネスクが好きで、気になって読み始めました。
なんジャパのようなハラハラするストーリーではないけれど、なんだかんだほっこりします。
最初の頃は某人がムカついてムカついて、後に今までの怒りがスカッとする場面のところでは思わず笑ってしまいました。