5.0
無料分読んでの感想。
旦那に腹が立つことばかり沸いて出てくるけど投げ出せない現実。それがあまりにリアルに主人公の生活を感じさせられて、重く、苦しいです。
ただ無料分の最後には、なんでこんな重苦しい状況なのか、主人公はどうしたらいいのか、謎解きのような感覚を感じられました。
これは最後まで購入しないとスッキリせんぞと、逃げ出すのはカッコ悪いという主人公がかかっている父の呪いに自分もかかった気分です。
- 1
無料分読んでの感想。
旦那に腹が立つことばかり沸いて出てくるけど投げ出せない現実。それがあまりにリアルに主人公の生活を感じさせられて、重く、苦しいです。
ただ無料分の最後には、なんでこんな重苦しい状況なのか、主人公はどうしたらいいのか、謎解きのような感覚を感じられました。
これは最後まで購入しないとスッキリせんぞと、逃げ出すのはカッコ悪いという主人公がかかっている父の呪いに自分もかかった気分です。
50歳のゆりあのもとに、ある日突然クモ膜下出血で倒れたと連絡が。病院に駆けつけると、倒れたのは渋谷のホテル、通報してくれたのは若い男性とわかる。ところが彼は旦那の恋人だった…。そんな始まりから、あれよあれよの間に、その彼をも巻き込んだ介護生活が始まる。もう一組の旦那の家族も現れて、妻の心労はますます増えるのだが、この家族も同居することになる。
ありえない話なのだが、ゆりあさんの男気?で全員面倒を見る羽目になっていくのが、なんとも頼もしい。その後にゆりあさん自身の恋も始まり、なんとも賑やかなストーリーです。
喜和先生の作品は、おかめ日和に続いて読み始めました。
目力ある ゆりあ先生、おかめ日和のヤスコさんの雰囲気から一転してたんで、最初は、おっかなびっくりに読み始めました。
…一気に読み進め、早く続きが読みたい!
自分も、ゆりあ先生みたいに不器用な性格してるんで、分かるな〜と読んだり、潔さや豪快さに感嘆したり、ジェットコースターみたいな読み応えがあります。
気になる方、是非、読んでみてくださいね!
主人公のゆりあさんは、一見は姉御肌でちょっとガサツにも見られる。でも夫のゴロさんの介護、義理家族やゴロさんの愛人にいたるまでに気を配り、自分の都合は全て後回しにして周りを幸せにする懐の深さがある。
彼女自身の幸せはどこにあるのか、その着地点がどこなのかが気になって課金しながら最終話までよみました。
物語の序盤、長年連れ添った旦那の性癖やら浮気相手やら性格悪い義妹やらが出てきて読むのが辛くなるのですが…。
中盤からラストに向けては、ゆりあさんの真っ直ぐな生き方が本当に素敵で一気に読んでしまいました。
血の繋がりより、お互いを尊重しあう他人同士の運命共同体のような家族のあり方に希望を感じました。
めちゃくちゃにおもしろいです、これ。
ゆりあ先生の、父親にかけられた「途中で投げ出すなんてカッコ悪い」という呪い。
その責任感のために、ありとあらゆる面倒ごとを次々と引き受けてしまっていく。
なんか、前向きにも見えるけど、恐ろしい。
いいカタチに落ち着けばいいな。
けど、一体ダンナって‥、ていうのがまず感想。ダンナ、ホテルで倒れて病院に。そこで妻ゆりあさんと不倫相手リクと3人分が出会います。その後と登場人物多くて、単なる不倫ものではなく、人間愛のような繋がりでお話は進んでいきます。ドラマの菅野美穂さんが好きなので原作漫画も読んでみました。
旦那が植物状態になり愛人という他人がどんどん現れてきて
旦那の家族の世話もあり、困難に直面したヒロインが出した答え
みんなで一緒に介護する、というのは
現代の問題をまるっと解決する方法なのかも。
超人的発想で問題だらけの状況が最後にはみんな幸せになり、
もちろん自分も幸せになる。
近所の人は驚くだろうな。
初めはあまり絵が気になって内容が入っていきませんでしたが、すすむにつれ...ゆりあ先生の性格、考え方にハマりました!
旦那さんの人間関係が全て見えたとき、ゆりあ先生と旦那さんはどうなるのか、気になって仕方ないです。。
旦那さん、意識を少し取り戻したのでこれから更に急展開!?更新楽しみにしています。
サレ妻の撹乱かと思いましたが、これでもかとやってくる困難や不幸の中から本当の自分を見つけていくからゆりあさん。最後はあっけないくらいにサラッと終わらせてくれましたね。でもいいんです。それまで大変だったから。そこからのストーリーは、読者が自分の中で育てればいいのです。でも、続編みたいだけどね。