みんなのレビューと感想「違国日記」（ネタバレ非表示）（68ページ目）

モヤモヤが言葉になってくる

発せられる言葉に共感できること多数。
さまざまな人間が実在しているように丁寧に描かれ、動き、悩み、生きている。その世界観の中で、私自信の中の答えが出ていなかったことが、キャラクターによって表現されていて…スッキリする。大人も傷つくし、傷つけるし…それを声に出して伝える、その誠意って大事だな、と思わされる。よい作品。夜に読むと、心が落ち着く。

泣ける

まだ15歳の女の子なのにって思うと自分も通りすぎた時間を振り返ってしまう。

吉本ばななの本と雰囲気が似てる。

たくさん考えれるいい作品です。この作者さんの言葉の使い方がとても好きで、この作品以外もしみじみ考えてしまうことが多いのですが、これはその中でも断トツで、内容深くて好きです。オススメです！

すごいな

どうしたらこんな話が書けるんだろうか。派手な展開じゃないのにどんどん引き込まれてしまいます。冷たいくらいのやりとりなのに、温かい気持ちになりました。

セリフがすごい

どこからこんな言葉達が産まれるのか。とにかく、他の作家さんとは違う！と感じました。大好きです。漫画らしくないリアルな雰囲気。きどらない絵も好みです。

大人の事情、子供の事情

突然の両親の死、いきなりはじまる叔母と姪の生活。2人の距離が縮まるようで縮まらず、大人の事情と子どもの事情の距離感が、みていて切なくなります

それぞれの心理描写が繊細に描かれていて惹き込まれます。まったく違う2人が一緒に暮らすこと、今後が気になる物語です。

思春期の真っ只中の子どもと、人付き合いの苦手な大人がいっしょに暮らす。
人見知りながら、朝をちゃんとひとりの人として扱うまきおのやり方がいい。

こういうシチュエーションの漫画わりとたくさんありますが、これはちょっと違うなと感じました。ありきたりじゃない、ノンフィクション読んでるみたい。もっと読みたいです。

うーーー

こういうヒューマンドラマは好きだなー。涙がジワーっと出てくるんだ。家族を失った傷をさらりと…ほんとにさらりと向き合ってくれる人がいたら…いいなって思う