【ネタバレあり】違国日記のレビューと感想(13ページ目)

違国日記
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  • 無料イッキ読み:10話まで  毎日無料:2024/12/03 11:59 まで

作家
配信話数
全126話完結(60pt)

みんなの評価

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4.3 評価:4.3 1,371件
評価5 51% 704
評価4 32% 433
評価3 13% 177
評価2 3% 41
評価1 1% 16
121 - 130件目/全350件

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  1. 評価:5.000 5.0

    突然両親を亡くした朝。この子を誰が引き取るのか。親戚たちは本人の前で相談し始める。
    朝の母親の妹である槙生は、まだ子どもの朝の前でそんな話が繰り広げられることに耐えられず、自分が引き取ると言ってしまう。
    引き取ったはいいけど、実は人見知りの槙生。だいぶごにょごにょしてたなぁ(笑)

    槙生は小説家だから、いろんな言葉を朝にかけてあげて、朝はよくわかっていない様なそぶりもあるけど、何かにつけて槙生のかけてくれた言葉に助けられている様子。

    そんな、人を落ち着かせたり、これからの人生の道標になったりする様な言葉をかけられるって貴重な存在だなと思いながら読んでいます。

    • 3
  2. 評価:5.000 5.0

    槙生さん、素敵 ♪

    オトナの女性という感じで、憧れます。
    ひとり暮らしに慣れていて、他人が家にいると
    落ち着かない・・・でも、両親を亡くして、親戚が
    誰も引き取りたがらない朝を見捨てておけず、思わず
    手を差し伸べてしまう槙生さんの優しさが好き!
    我にかえって、自分が誰かと同居するなんて、
    どうしよう!と、オタオタするところも可愛い。
    朝ちゃんとの接し方も、言い方はキツイ時も
    あるけど、上から目線じゃなく、ちゃんと正面から
    向き合って話しているし。
    戸籍上は「叔母」と「姪」なわけですが、朝ちゃんの
    ほうも変に遠慮したり卑屈になったりせず、基本的には
    対等に付き合っている(?)
    「人見知り」というけれど、作家という職業上、人と会話
    するより文章で表現するほうが得意なのだと思います。
    朝ちゃんと槙生さんの日常って、独特な世界観があり、
    それがタイトルの『違国(「異国」ではないのね。)日記』の
    意味なのかな~。
    槙生さんと友人の奈々さんとの付き合いも、さりげなくて、
    それでいてお互い何言わなくても通じてしまうという・・・これも
    素敵な関係で、いいなぁ!
    この独特な世界観にハマりました。
    吉本ばななさんの小説に、そんなテイストのがありましたね。
    (タイトル、忘れたけど。)
    このあと、最終的にどこに着地するのか、すごく気になります。
    槇生と朝ちゃんは正反対の性格のようですが、お互いに影響しあって
    うまく行く感じだし、意外にも相性は抜群かもという
    気がするのですよね。
    まだ読みはじめて間がないので、先に行くとまた別の感想に
    なるのかもしれませんが。

    by kilala
    • 1
  3. 評価:3.000 3.0

    セリフが読みづらい

    どちらのセリフか分からなくなるのと、時々驚くほど絵が雑なので少し読みづらいかな。
    設定自体は面白いし興味深い内容

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    深い

    最初の2巻と、雑誌で最終回まで3年の話を読んでます。人見知りの叔母と、母親が亡くなって引き取られた中学生姪の共同生活が丁寧に描かれています。一人暮らしから急に子持ち生活…大転換な生活、周りの人との関係とやり取りから過去の生活が見えてくるのが興味深い。絵の雰囲気と物語の語り口が冷静なのが良い。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    読みたくなる

    不器用な大人(少女の叔母)と多感な少女の同居生活が突然始まるところから話はスタートする。少女の母とその妹である叔母の過去も気になるけど、叔母と少女の今後がとても気になる。お互いに悩んだりぶつかったりしながら成長していく?そんな人間ドラマ。読んでいて共感できるところが多い。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    こうして大人になっていく

    『他人』のこころは「違国」。それぞれにルールや風土(風景)が在る。
    その違国に触れながら、朝は自分の国(こころ)を確立していく。
    そんなお話だった(無料の70話迄)


    朝は両親の死で「大人」になるしかない状態なのに、槙生ちゃんに拾われて
    まんま子犬のように右往左往無遠慮に自分の疑問を口にして、欲しい答えを求める子ども。

    朝の母は答えを用意する人で、(朝母の)妹の槙生ちゃんは自分で考えろと諭す人。
    全く違うタイプの導きを受ける朝は大変だと思うw
    よく米ドラや欧米文学で「大事なこども時代」とか「こどものままでいて欲しい」
    と言いながら、飼ゴロすだけの親や、子供意思を尊重(と言えば聞こえはいいが、放任なだけ)
    する親の姿が描かれるけど、まさにそんな感じ
    (朝にとってどっちが正しいなんてわからないけどね😳)。

    でも、可哀想と甘やかされるだけでも、早く自立しろと強制されるでも無く
    新しい大人との自然な付き合いと、ちゃんとモラトリアムを貰って
    自分のペースで大人になって行けるんじゃないかな(まだクソガキの域だけど)

    両親の死が無ければ、朝はどう育ったのだろうか?
    そんな対比を浮かべながらも、朝(と槙生ちゃんの)成長を見守り
    幸せを祈りたくなる作品です😊

    • 1
  7. 評価:3.000 3.0

    ツンデレ

    両親の事故からの勢いでの同居スタート。マキオの言葉は凄く考えさせられる事が多い。読み始めたばかりだけど先が、楽しみ。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    人の心の機微を濃やかに描く名作

    大人になると表面上はなんでもないフリをしているけれど、心の中ではモヤモヤすることがいっぱいある。
    たとえば、気の合わない家族との関係。親きょうだいとは、嫌でも顔を合わさざるを得ないときがあるから、平気を装っているけど、何かの拍子で蓄積した思いが爆発しそうになる。
    主人公が、亡くなった姉を悼む気持ちになれないのは、冷たく見えるかもしれないけど、すごくリアル。人間ってそういうものだよね、と共感してしまう。
    そんな関係だった姉の子を、これまで交流もなかったのに引き取る主人公は本当に立派。朝はたまたまいい子でよかったけど、人ひとりの人生をしょいこむのは実の子であっても覚悟のいることだと思う。ましてや、かなり不器用なたちなのに、15の子どもを尊重して対等に接している姿は素晴らしい。
    こんな人の心の機微を写し取れる作者の底力に感服!

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    無料分だけ読みました。両親をなくした15歳の女の子との同居生活。シビアな内容で暗いのかなとも思いましたが、暗過ぎず、でも気持ちの描写は丁寧で、生きるために必要な食事のシーンはリアルで、引き込まれる作品です。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    14話目読破

    凄く切ないゾーンに入りました。
    今までは、両親が亡くなった悲しみを全面に出すことは無かった(実感が無かった?)けど、学校に知られたく無かったんだ…友達とか、先生とか、自分がどう見られてしまうか…。
    一気に涙が。あー止まらない。
    これから、朝に幸が溢れますように。

    • 0

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