みんなのレビューと感想「王妃マルゴ -La Reine Margot-」（ネタバレ非表示）（3ページ目）

実際のマルゴに興味があるので読みましたがイマイチでした。イザベル・アジャーニ主演の映画、王妃マルゴのほうが面白いです。

途中までしか読んでいませんが、史実とは違っても、脚色されておもしろくなったほうが読みやすいし惹きこまれます。

女性である事

女性であるばかりに、時代に翻弄される主人公がかわいそうになる部分もありますが、頼もしく思える部分もあり、読み物として大きな手ごたえがあります。

マルゴ　運命に翻弄された少女

才気にも美貌にも恵まれながら、悲しい運命をたどる少女。　女性の地位が低かった時代の犠牲者。　最愛の人とは結婚できなかったが、美しい思い出は残ったのが救い。

絵が好き

いっとき絵が荒れたような感じがしたのですが、この作品で元に戻った気がします。
表紙、きれいですよね。さすが望都様！歴史ものは苦手なんですが、引きずられるように読んでしまいました。

さすがの読み応え！

王とはいえ、人間的には未熟でやりたい放題。今では考えられないほどブラックです。これが史実に基づいた内容だなんて、昔の人はめちゃくちゃですね。少し難しい部分もありましたが、作品に引き込まれました。素晴らしい作品だと思います。

デジタルとアナログ

本当に昔のマンガとは比べ物にならない程絵がキレイ、何度読んでも読み飽きない作品って年齢関係無く無知になれる、ベテランの貫禄でしょうね。

女性版　手塚治虫

何年経っても美しい絵を描かれていて
芸術の域まで達してる萩尾望都先生
イラストは髪から指先迄衰えません
マルゴは実話ベースですが、3.11の
作品も美しく儚げなstoryを作り
人為的な事故に対する警報をdarkにならず
読者に伝え、電力について考える機会を
頂きました.マルゴも美しいtouchに
見惚れてる間に歴史に詳しくなること
でしょう

史実に基づく話

お姫様は楽じゃない。王家に生まれた女性として悲しい運命に飲み込まれてゆく。気ままな庶民が一番気楽かも。

史実を知っているだけに冒頭の無邪気さが切なく映ります。絵はとても素敵でさすが萩尾先生の作品だと感心しました