【ネタバレあり】君が僕らを悪魔と呼んだ頃のレビューと感想(2ページ目)

君が僕らを悪魔と呼んだ頃
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  1. 評価:3.000 3.0

    怖すぎる

    いじめの内容が、自分の考えるいじめの範疇にはなくもはや犯罪です。
    いじめのトラウマがある人は避けた方が良いです。肉体的ないじめではなかった私でも気分の悪くなる作品です。
    子供だからこその残虐残酷さと躊躇いのなさあっけらかんとした様に恐怖を覚えます。裏表を使い分けるにしてもあまりにも極端だし、周囲の大人も騙せていたのなら、その狡猾さは凄いですね。
    手に穴って、骨は?と余計なことも気になり…
    頭の良いクズのお話。続きは読めないんじゃないかと思います。

    by 匿名希望
    • 6
  2. 評価:1.000 1.0

    最初は面白そうだなと思いましたが、過去のいじめや残酷なシーンが出てきて読むのが辛くなりました。

    いじめというか、犯罪ですよね?
    そこまでやっててよく捕まらなかったなと思います。
    いくら相手の弱みを握っていたとはいえ、あそこまでやっていたら絶対バレると思います。

    記憶喪失など設定は面白いと思いますが、残虐すぎました。

    結末は気になりますが、続きを読む気にはなれそうにないです。

    by adjm89
    • 8
  3. 評価:5.000 5.0

    最後まで読めたら、いい漫画です。

    記憶をなくしても責められ続けるのは、きついですね。
    許されたらいけないんだろうけど
    主人公も辛いね。
    なかったことにしたいことほど
    無くならない。
    忘れてしまった過去に向き合おうとする主人公姿が悲しいけど、いじめられてた人に少しだけ響くものが残ったことがよかった。
    いじめの描写は気持ち悪かったけど、被害者の気持ちが少しだけ晴れて行くのは、良かった。

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    この五年の最高傑作

    本当に硬派な作家性が感じられました。次回作も非常に楽しみです。

    テーマは違えど、天童荒太の「永遠の仔」に匹敵するような、深い問いかけと巧みなストーリーテリング。

    物語後半に問いかけられているものは、日本社会と近代司法の暗黒面ですが。バランス良い問いかけがありました。

    勧善懲悪でものを見る年代の子には、読解が難しい漫画だと思うのですが、ひさびさにブログで長文感想と考察をかきたくなる、刺激ある快作。

    痛みに満ちた作品ではあります。忘却と罪業ー人格的同一が失われた主体に許しはあるか。更生や許しにとどまらない射程の広さと深さに驚きます。

    最後の方の一ノ瀬が恋愛方向に振れるのだけは、やや違和感がありましたが...汗

    • 1
  5. 評価:3.000 3.0

    考えさせられるがちょっとリアリティ不足

    過去に犯した罪を自分自身が、そして周囲がどのように受け入れていくかがテーマ。
    ただ、今回の主人公の改心のきっかけは記憶喪失と記憶喪失前に一ノ瀬さんに罪悪感を植え付けられたこと。
    普通ではあり得ない形で改心してるからなんとなく今がかわいそうにも思えるけど、ここまでの悪魔が本当に改心できるのかと疑いの目で見られるのは当然のこと。もっとちゃんとした形で罪を償うべきだったんじゃないかなと思う。
    そして、自分が被害者だったらやっぱりいつまでも許せないし二度と関わりたくないと思う。
    ラストの方の近隣住民にまで迫害されてしまうのは考えさせられたけど、現実的に考えたらある程度仕方のないことなんじゃないかな。ちゃんと罪を償っていない分、背負っていかなければならないこと。
    彼に深く関わった人たちがみんな彼の味方みたいになってたのはちょっと違和感。
    そもそもなんであの優しいお母さんからあんな悪魔が生まれたのか?そしてなぜ悪魔が記憶喪失で改心できたのか?その辺のリアリティがもう少し欲しかったです。

    by pachi88
    • 3
  6. 評価:4.000 4.0

    面白い

    被害者と加害者という関係の単純な憎み憎まれでは表せない複雑な愛憎が面白く表現されていると思う。その一例としてシュウのユースケに対する感情が挙げられる。
    自分を酷い目に遭わせたユースケを激しく憎む一方「お前はこうでなくちゃいけない」というある種の理想像のようなものを押し付けてきたり、記憶を失った状態のユースケの人格に対する好感情と元のユースケへの悪感情がないまぜになっていたりとある意味ではシュウも環達と同様にユースケの虜になってる1人と言える。

    元悪人であるユースケのことを惹かれてはいけないと思いつつだからこそみんな惹きつけられてしまう。色んな意味で読者の心理をも揺さぶる、細かい難点はあるかもだけど名作の部類だと思う。

    • 2
  7. 評価:4.000 4.0

    考えさせられました

    主人公の悪業は、中学生という設定ではやや無理があると思うが、「悪魔のような人間」という人物像を作るためには仕方ないかと思う。

    結局、人は自分の都合の良いように物事の「善悪」を決めていて、
    自分の都合の良いように「善人」「悪人」を区別している。
    根底にあるテーマには考えさせられるものがあり、設定に無理のある点を差し引いても、多くの人に読んでほしいと思いました。

    女性に対する暴力シーンは、女性である自身の目からは少し気分の悪いものがありましたが、残忍さがないとストーリーが成り立たないので、これも仕方ないのかなと思います。
    酷いイジメや性的被害を受けたことがある方は読まないほうがよいかもしれません。

    私自身も、軽いイジメや嫌がらせは受けたことがありますが、加害者に対する見方も変わってきたように思います(もちろん、悪いことを肯定するわけではありません)

    by 匿名希望
    • 2
  8. 評価:4.000 4.0

    善悪の価値観は人それぞれ

    記憶を無くした主人公。記憶を無くす前は鬼畜と言えるほどの悪行を重ねていた。
    復讐の為、主人公の前に現れる被害者たち。
    記憶のない、過去の所業は裁かれるべきなのか?被害者からの視点と、記憶を無くした後に主人公に救われた人々からの視点。立場によって善悪の価値観が入れ替わる。

    個人的には、主人公の過去の所業を見れば、救われるべきではないと思うけど…。ラストは、納得出来ないかな…。読み手に委ねられるラストです。

    by Joker
    • 2
  9. 評価:4.000 4.0

    悪魔だね

    主人公は半年間の失踪後、発見されるまでの全ての記憶を亡くした、心優しい16歳。可愛い彼女に、仲良しの友達。穏やかな日常は、バイト仲間によって突然、打ち砕かれる。周りから悪魔と呼ばれ、中学の頂点に君臨していたこと、その所業を、暴力と共に浴びせられ、殺◯の記憶まで呼び覚まされる。。。謎が謎を呼ぶ展開ですが、この“過去編”は5巻辺りで終わり、10年後、さらにその20年後と飛びます。個人的には過去編だけで良いかな。誰も幸せにならない、ダーク中のダークな物語。

    by cherry2
    • 2
  10. 評価:4.000 4.0

    なかなか、きついものがありますが

    なかなか、きついものがありますが。
    主人公のユースケが記憶喪失から始まり過去の悪魔の所業、本人だけではなく他の回りの人間もまたあくまであると言わざるを得ません。ですが、引き込まれるような展開と、過去の業。
    何をしてもにげられないのだなと感じざるを得ないそんなお話です。
    被害者と加害者が普通に暮らせないことが解り一緒に逃げて、生活したが、過去の業がまた二人を追い詰めていった。
    最終的にユースケはまた生きて逃げて、過去を清算しようとしたようですが。どうもそうは行かなかったようで。
    また、いろんなところへ転々とし、救うつもりが、救えなかった。
    最後にたどり着いた三人の兄妹たちには何が待ち受けているのか。
    非常に気になります。
    でも、幸せになれなくても、幸せになれないのかなと。いや、この業は幸せにはなれないだろうなぁ。
    せめて、ユースケにはメリーバットエンディングを望みます。

    • 1
ネタバレあり:全ての評価 11 - 20件目/全294件

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