過去からの復讐
記憶喪失の主人公が、かつてしていた酷いいじめの被害者たちから次々と復讐される話…かと思いきや、一巻の時点では殴られるくらいで特に復讐されていません。
被害者であり共犯者でもある「親友」になじられながら過去の記憶を探そうとするのがメインな感じ。
主人公は自分の過去に怯えながらも、覚えがないことで責められても困ると開き直るなど言動の端々にかつてのクズ極まったふてぶてしい性格が現れていて、記憶のあるなしに関わらず人の根っこは変わらないことを感じさせます。
消えた記憶の謎も気になりますが、被害者たちの主人公への復讐がなされるのかが一番気がかり。
ないとは思うけどハッピーエンドはやめてほしい。
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4.0