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元お嬢さま
元箱入りのお嬢さまが色々経験しながら歌手として成長していく。恋愛面では、そっちとくっつくの⁈ってちょっとビックリした。
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元箱入りのお嬢さまが色々経験しながら歌手として成長していく。恋愛面では、そっちとくっつくの⁈ってちょっとビックリした。
お金持ち、美人、みんなの憧れ的存在の主人公。ただその後の数々の苦労にも必死に凛と歌にしがみつき成功していく。心意気もかっこよく、プライドというタイトルが相応しい。
このキャラ設定がサイコーですね。
美貌、才能を兼ね備え、お嬢様でなくなってもあくまで高潔な史緒さま。
対比される萌もただの嫌なキャラだけでは終わらせていないが、
まあ人の持つ他人への妬みをストレートに出して読者の怖いもの見たさをうまく刺激します。
他に出てくるキャラも美形の方々ばかり。
華やかな舞台設定とあいまって、このハラハラ展開はまさに王道少女漫画!
確かにもうこの手の少女漫画は最近みられないだけに何年たっても怒涛の面白さで続きが読みたくなりま~す!
さすが大作家さん、圧巻の作品です。あれだけ色々あってのラストがまたこの方らしい!
心に残る名台詞も多々あれど、ママがランちゃんの餞に贈った「人を落とすんじゃなくて、自分が上がるのよ」はフィクションの枠を超えた名言。
オペラなどのクラッシックやポップスなど、登場人物の音楽に関わる人達の音楽に対するプライドが素晴らしい。共感できる。銀座のママさんもステキです。ダイナミックな物語、筋の通った一条先生の話はやはり面白いですね。
題名を見てどんな内容なのかと思いました。幸せな生活を送っていたのが、どうなっていくのか?先が楽しみです。
最初から最後まで史緖は素敵でした。色々な困難が待ち受けているけど乗り越えて成長していく姿が良いです。神野さんの裏切りだけがちょっと無理でしたが、一気に入りこんで読める漫画です。
萌と史緒はオペラ歌手を目指す音大生。萌はあまり優秀でない音大、史緒はお嬢様で回りの人達にも恵まれた学生。
その二人がオペラコンクールで激突する。
優勝すればイタリア留学が与えられる。
何事もチャンスがあれば手段を選ばない萌とお嬢様故のプライドが邪魔をする史緒。
面白い!けど、萌は性格悪い‥友達だったら嫌なタイプ。史緒は、最初から比べてどんどん成長してきているのがわかる。
一条ゆかり先生の書く絵と誇り高き美しき女性、これぞ少女漫画!な優美なお金持ちや美しい男性が好きです。ただ他の物語にもあったけどエンディングが辛い事が多々あって…一筋縄では行かない、そこが一条漫画の魅力でもあるかな。