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オペラのことなんてまったくわからないけど、漫画の内容はドロドロしていて面白く読み進められる。萌ちゃんも気持ちいいくらいの悪役でよし。最後がちょっとうまいこと全部持って行った感があるかな
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オペラのことなんてまったくわからないけど、漫画の内容はドロドロしていて面白く読み進められる。萌ちゃんも気持ちいいくらいの悪役でよし。最後がちょっとうまいこと全部持って行った感があるかな
「あなたは、私の憧れなの。」
「あなたと歌えることは、私の誇りよ。」
「もう、アガペーの心境。」
作中の3人の言葉。何度読んでもグッと響きます。そして蘭丸くんのママも、素敵な女性です。
最終話のあっけなさは、ちょっと驚きましたが、ページが足りなくなってしまったのでしょうか?
作品そのものは素晴らしく、引き込まれていって全話購入しましたが、ラストは、えっ、そうなの?…みたいな。
でも、それを含めてもやはり面白かった。
オペラに詳しくなくても問題なく楽しめました。
ナツコママ以外はどの登場人物も100%完璧ではなく、リアルな人間味があり引き込まれました。特にシオが美人で性格も良く才能もある完璧なお嬢様というだけではなく、お嬢様故の悪気なく正論で人を傷つけてしまうような所や世間知らずの様な所がある事、蘭ちゃんとの出会いでそれらを恥じて変わっていく様子が魅力的でした。最初のシオと最後のシオは全く違います。
萌もただの性格悪いひねくれ者にはなっていない所もすごいと思います。
ラストはどの登場人物を応援していたかで変わると思いますが、それぞれが成長していなければ絶対にあり得なかったラストだと思うので私は好きです。もし、シオがもう1人の方とくっついて萌と3人でこれからも楽しく歌っていきます。みたいな展開だと個人的にはキレイすぎてつまらなかったので良かったです。
いつ読んでも新たな発見がある、大好きな一条ゆかり御大の作品。
おそらく連載を追いかけて読んだ最後の作品かも。
恋愛だけじゃなく、ゆかり御大の作品は大河ドラマのような重厚さです。
歳を重ねて読み直すと、視点が変わった自分にも気づくし、私の中で史緒さんは強く、賢い女性のモデルです。
一条先生の作品は「有閑倶楽部」から読んでました。まだ序盤ですが、現実の厳しさ、人の愚かさ、弱さ、そして強さ。そんなものを突きつけられているような気がします。他の方のレビューで結末がわかってしまいましたが、理不尽で納得出来ないこと。でもそれも人間らしいのかなと。
昔読んでました!懐かしくなって無料分よみはじめてます。
確かラストがあんまり…展開を急ぎすぎた感があってイマイチでしたが、それまではとても面白く読めるマンガでした
一条さんはやっぱり凄いなー!
キャラクター一人ひとりの性格や感情をとても上手く表現していて、こちらも感情移入しやすい。
今後のストーリー展開がものすごく気になる。
大好きな漫画家さんの作品です!
絵柄、ストーリーとても大好きです。
紙の漫画でも読んだことがありますが、デジタルでまた読み直したいと思います!
一条ゆかり先生大好きですがお作品は久しぶりに拝見しました。普通はヒロインは一人悪役はそれぞれ。。の設定の中でこちらの作品はヒロインが二人なので、どちらのヒロインにもしあわせになってほしい気持ちで見ています。
面白くて惹き付けられて、課金課金で最後まで読みました!
ただ、どうしてもラストが雑で…
「あんたが父親を求めてたから、男を探してた」の台詞だけで「愛情があったのね、お母さん!!」って普通はならないし、命がけで出産するのに「育てるのは私がやるから、生むだけならできるでしょ」とか言われたら、は????ってなるし、頭に怪我してるのに自然分娩させられて亡くなるとか、医療ミスじゃないのって思うし。
結局、恵まれた環境に生まれたシオが全てを手に入れ、不遇なモエは苦しんで最後に全てを失う…という後味の悪さでした。
面白かったけど!!!