5.0
原作があまりにも偉大だった
まず、主人公である姫子が名前にそぐわないおてんば娘というところから、りぼんらしからぬ雰囲気でしたが、内容は実に王道の少女漫画です。
笑いあり涙ありキュンキュンあり、どんな世代の女子でも楽しめるのではないかと思います。
特に私のお気に入りポイントは、大地と姫子の関係が少しずつ恋愛に向いていく過程ですね。
変身が解けなくなってしまった時の絶望感とか、見ていて辛かった反面、大地なら何とかしてくれるんじゃないかという信頼感は半端なかったです。
あと、水沢先生の作品って、たいてい最終回近くにキスシーンがあるんですよね。
ポコ太と別れた後、学校の階段で大地に泣きつく姫子と、その姫子を抱きしめる大地のシーンは今でも私史上最高の胸キュンシーンです。
- 0