みんなのレビューと感想「マトリズム」（ネタバレ非表示）（39ページ目）

何気ない日常の中でマヤクとの接点を持ってしまった人たちと、そんなマヤク、常習犯を取り締まる人たちのお話。

知らない世界

薬の世界がどんなに怖いか考えさせられます。普通の人がどのように薬と関わったか、心情が丁寧に描かれていて読みやすいです

薬物は恐ろしいです

最初のお話の主人公は旦那さんが家出して子供抱えて本当に辛かったのだと思います。ただ、相談した相手が悪く気の毒でした。

通称マトリに関する話だが主人公の一人はそんな強引に操作していいのーって感じでもうひとりは冷静。でこぼこコンビだけど取り締まるときはイキぴったり。

こわい

本当にこわいのは、ふつーの人がふつーにしていて、むしばまれていることですね。どこにでも、ありそうで余計こわい。

先生が自首してくれて良かった

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薬物に手を出してしまった人達別に話が分かれていて、サクサク読みやすいです。
途中、高校教師が生徒が持っている薬を興味本位で使ってしまい、薬物中毒になってしまった話があるんですが、生徒と話すことによって先生が「おかしいのは自分だ」と気付き、自首したのは本当良かったと思いました。

考えさせられる作品です。

話は興味があるが…

話は社会性もあり興味深いテーマで気になるのですが、どうも絵が受け付けませんでした。どの登場人物も同じ顔に見えてしまう…。髪型や眼鏡でどの人かは区別できますが、顔自体は違いが分かりませんでした。

サエキさんがイイ味出してる

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子供を殺してくださいという〜から飛んできました。あちらほど闇が大きくなく、ライトに読める感じ。セレブや芸能関係者の間では本当にビタミン剤とかいって出回っているのだろうなと推察できる。
旦那を虐げながら自分も重症中毒者のセレブ妻、高校の先生、最後の方に出てきた10才の女の子が印象的でした。
ラスボス的なアオヤギはすごいあっさり捕まってしまった。
好奇心は悪いことではないはずだが、薬へのそれだけは、本当に身を滅ぼすのだなと覚えておきたい。

リアル

薬物はテレビなどの世界だけで自分には全く関係の無い話。
でもリアルで、薬物を使用した本人や家族の心情など、とてもよく描かれています。

怖い

この作家さんの作品は大体読んでます。たんたんと話が進んでゆくのですが、社会問題という題材を扱っていてご都合展開はありません。