5.0
タイトルはそういう意味でしたか
エリザベートは計算高い美女。玉の輿に乗れるなら偏屈な男性だろうと…と、熱心な取り巻きの男性達をあっさり捨てて、青髭公と結婚します。しかしこのお城を出て行ったのは先妻たちばかりではなく、召使い達もで、この家を取り仕切っているのは女中のアルマのみ。豪華だけども退屈なお城の暮らしで、どんな男性でも思い通りにできると自信のあったエリザベートでしたが、青髭公は自分に溺れてくれないばかりか、自分の趣味に没頭してしまい、「それなら宝物を見ますか?」とアルマから鍵束を渡されたエリザベートは…。
アルマは「奥様は旦那様を愛してらっしゃるのですね」とエリザベートが嫁いできて間もない頃笑顔で言ってましたが。いや、財産目当てよ(⌒-⌒; )とツッコミどころ。
ラスト、タイトルの意味が分かった時になるほど!とニヤリ( ̄▽ ̄)これは想像つきませんでした。長さもちょうどよくてサクサク読めました。
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