【ネタバレあり】からゆき哀歌～異国に●られた日本の女たち～のレビューと感想（2ページ目）

短編と思えない内容の濃さで、何度も読み返してしまいます。こんな時代がほんとうにあったなんて、、信じられないです(涙)

からゆきさんの物語読みました。最後はこの仕事を離れましたが、ほんの一握りだった事でしょう。悲しいお話です。

歴史小説だね

女が身を売ることを軸にして、さまざまな国と時代の実際にあったことから物語を作っている。からゆきさんは聞いたことのある言葉でも具体的にどの頃合いのお話なのか知ることができた。

史実にありそうなお話ですよね。
お金のために女は身売りするしかないなんて、辛い時代ですね。
しかも異国に身売りなんて

安武先生の別の作品から飛んできました。
女郎やからゆきさんなどの黒歴史、女性の強さ、人間模様、とても丁寧に描かれていてどの作品も面白いです。
最初のお話、か弱くしたたかな友人ゆりとは対照的に、自分の足で立ち努力をするミキの強さに心打たれました。

可哀想

昔は10代の女の子がこのように辛い思いをしてたと思うと悲しくなります。
女の子をもっと大切に扱ってほしいです。

異国に

まだ売られる人がいたのだなぁ女だから稼げると言われてどれだけ辛かったかと思ってしまうみしらぬ異国の地で

南洋の撫子

読みました。幼くして海外に売られ帰国することもできず亡くなった方が、たくさんおられたのだろうな。と思うと今の平和が　どれだけ幸せなことなのか思い知らされます。

こんなこと本当に行われていたのかと思うほど苦しく悲しい物語。
そこに希望を見出して生きていく強い女性の物語。

昔は多くあった事なんだろうけどとても悲しい。
そして親友と思って助けてあげてたのに裏切るなんてひどすぎる(男も！)