【ネタバレあり】神々の血塗られた手のレビューと感想

怖いけど面白い

臓器売買、心がない造られた人間、実験の成果としか人を見ない研究者たち、そして溶ける身体…全てが怖いです。

ラストは、結局主人公の身体に乗り移って？不老不死になったということなのか？
だとすると主人公の名前が永遠なのは、その伏線なのでしょうか…

若干永遠が博士に背くところまでの感情の移り変わりが唐突だったので−1ですが、面白い作品だと思います！

社会派のクールな話っぽい

「生徒諸君」を描いていた作者だなぁと目に留まって読んでみました。
主人公が男性のせいもあるのか、
甘ったるい話でなく社会派ストーリーみたいですね。興味深いです。

引きこまれる

コロナ前だったらこの物語をただのSFか何かだと思って読めたかもしれない。コロナ後の今は地球上のどこかの実際の話なのではないかと吸い込まれるように読み漁ってしまってる。

好奇心として、生きたまま全身麻酔をかけての解剖は興味ありますが、どうしてもされる側に感情移入しますね。
麻酔が途切れないようにして、自分がどうなったかもわからないまま、でいてほしい。

こわい話、そして悲しい。繭がかわいそうすぎました。それにあまりにもあっけなさすぎて、お別れがきちんとできないのがかわいそうだった。

絶対にありえない世界だと思いつつ、地球上のどこかで
どこかの国ではあるかもしれないと思ってしまうので、時たまリアルに思えて怖くなってきます。

年間で行方不明の方がたくさんいます。
考えたくないけれど、実際にあると思いながら読んでいます。
重い内容ですが、先が気になるので読もうと思います。

作者が好きで無料分で見つけて読み始めてます。社会派漫画で重い内容ですが推理もありこの世界観に引き込まれていきます