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人を愛するということ
19歳大学生の青井くんの内面がどんどん成長していく様をみることができる素敵なお話です。
人を愛するということはどういうことなのか
人は何だかんだ言って自分が一番大切でかわいい生き物だと思う。そして何だかんだ言って誰とも関わらなくても何となしに生きていける時代になってると思う。
そんな中でも、人と出会い、思い合い、支え合い、触れ合いながら人生を過ごすことはこんなにも心満たさせるものだと改めて思わされました。
見た目なんてただの入口で、本当に大切なのは内面だよなと再認識。限られた人生の時間を誰と過ごしたいかと考えたとき、内面が綺麗で、素直で、相手を心から慮る人と居たいし、自分もそうでありたいと思わされる。
最終話からの1話を見るとね、青井くんの根本は変わらないものの、めちゃくちゃ成長したなって思うんですよ。元々いい子なのはわかる。人を外見で判断することは1個もなく、その人の言動をしっかり見てる。
そこに、相手を思いやる行動をする、と言う思考を身に付けた青井くんは最強だ。
そしてそれをさせたのは、他でもないかろりさん
私もかろりさん大好きだな。こんな方が身近に居てくれたらとても幸せだなって思う。青井くんは人を見る目があるよ…!間違ってしまった・相手を傷付けたと思ってもそこからちゃんと行動して自分にも素直な青井くんは素敵だ。
そして周りの登場人物のみなさんも魅力溢れる人たちばかりですよー!
と、言うわけで完結は寂しいけれどとても心暖まる、人生を考えさせられるお話でした。
まだ終わってホヤホヤですが、できればちょっと先のふたりのお話も読みたいです。連載ありがとうございました!
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かろりのつやごと