5.0
じんわりくる可笑しみ
和山先生作品の、淡々とシュールで独特な間が面白いです。
モテるって大変なんですね。
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114629位 ?
和山先生作品の、淡々とシュールで独特な間が面白いです。
モテるって大変なんですね。
赤ちゃんは可愛いだけじゃないぞというしんどい面も色々見せてくれました。
ヤングケアラーの主人公の周りの人達も魅力的で面白く読みました。
自分にとっては、ゲイの人たちの存在をちゃんと認識するきっかけになった作品です。
思い返すと結構ルッキズムもあるなーと感じます。時代ですね。
吉田秋生先生が描く、どこか険のある目付きが好きなので、そんな目付きの女性がずーっと眺められるのはたまりませんでした。
愚者の楽園、大地の貴族、美貌の果実
苦労や泥臭い事が大変多い一次産業の美しさをすくい上げる様な題名がどれも大好きです。
主人公の成人男性・杉元が、少女であるアシリパさんをずっと「さん」付けで呼び続けて敬意を表しているところが好き。
参考資料に、クラサワ スナさんの『私の一代記』が挙げられているところに誠実さを感じる。
残念な点は、最後に白石が金で東南アジアの島を買うオチが、大日本帝国の植民地主義を連想させてしまいモヤモヤしたところです。
飄々としてして、色んなことを気楽に捉えられる気分になります。
あんなに幻想的で可愛いタペストリを描く先生がこの作品を…?と思うような暗黒面・毒要素との落差も楽しいです
劇場版から入りました。
「こんな曲があるんだ」という新鮮な驚きに満ちた体験でした。
足が速い人の視点をこんな風に表現出来るんだ、と印象深く思った場面が忘れられません。
余白、色、絵作りがとても魅力的でした。
舌鋒鋭いやり取りや、しょうもなくも可愛げのある場面、ゴリゴリに硬派な場面など目まぐるしく楽しいです。
この作品の影響でドイツ語を学ぶ学生が増えたという話も納得です。
絵も可愛いし、台詞や独白のテンポも素敵で、こんな文を紡げる大島先生の才能や感性に圧倒されるような心地になります。
ちなみに『四月怪談』を学生時代に読んで「こんな昔から女性は男同士のあれやこれやに妄想逞しくしていたのか…!」と衝撃を受けました。、
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夢中さ、きみに。