5.0
原作にはアニメにはない魅力があります
世界観がいいです。時代は1912年から数年間の話。鬼という存在がリアリティを持てるギリギリの時代なのかな。それから現代と直接接点を持てるギリギリの時代でもあります。大正ロマンとか、大正デモクラシーという言葉があるように私には結構いい時代のイメージがあります。鬼の入った駕籠を背負った少年が歩いてる世界。死者が霊魂となり手を差し伸べる世界。死後の世界がある世界。無限列車が走る世界。吉原の奥深くに花魁の鬼が潜んでる世界。猪に育てられた少年がいる世界。人間だった時の記憶の欠片に鬼が涙する世界・・・。これらの世界観が大正という時代に彩られ一層、輝きを増しているように思います。
それから台詞が本当にいいです。一言一言、心を込め吟味され紡がれた言葉の芸術です。これは詩です。キャラクター達が世の中に向かって高らかに歌う歌です。
いくら書いてもこの作品の魅力を書き尽くすことはできません。
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鬼滅の刃