4.0
独特の情緒と空気
大島弓子といえば「綿の国星」ですが、他の作品も、どの作品も
独特の情緒感というか独特の空気が流れていますね。
哲学的といえば哲学的、幻想的といえば幻想的、非現実的だけどある意味現実的。
この作品もそんな大島弓子の描く情緒と空気が流れています。
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24801位 ?
大島弓子といえば「綿の国星」ですが、他の作品も、どの作品も
独特の情緒感というか独特の空気が流れていますね。
哲学的といえば哲学的、幻想的といえば幻想的、非現実的だけどある意味現実的。
この作品もそんな大島弓子の描く情緒と空気が流れています。
登場人物の織り成す物語と、ホロっと悲しい気持ちを優しく包み込んでくれる夜廻り猫や、
サブキャラクターの猫たちがほんとにほっこりさせてくれます。
粗削りな感じのタッチで描きなぐったような絵柄もとても好みで、
同じ話を何度も繰り返し読んでしまいますね。
少女漫画を初めて読んだのがこの作品でした。
確か当時は週刊少女フレンドに連載されていたように思います。
当時は割とありがちな外国(アメリカか?)のティーンエイジャーの日常を描いた作品です。
生徒諸君!より少し前の作品ですが、当時から画力のある漫画家さんだと思っていました。
ティーンエイジャーの心の葛藤も描かれますが、カラッとしたタッチのすがすがしい作品です。
言わずと知れた大長編探偵ものですね。
何年たってもコナン君たちがずっと小学生で、いくつもいくつもあり得ない事件が起きて、
何度でもコナン君が解決を導くという安定した展開なんだけど、読んじゃいますよね。
各話はそんな感じですが、背景に少しずつ流れるストーリーをいつまでも追ってしまいますね。
悪いのはみんな他の人系の漫画っていくつかあって、
半分の怖いもの見たさ適な傍観者の目で、いくつか読みましたが、
その中でも最高に自分勝手で自己中心的思考の主人公ですね。
そういう傾向の人は確かに私の周りにもいるはいますが、
ここまで自分勝手な理論を組み立ててなんの違和感も自分自身で持たない人が
本当にいたら怖いです。
そんな人がまともに世に出て就職できるようなら、ちょっと世も末。
ギャグセンス満載で、エピソード各話、最終的にはほっこりさせられます。
ありえないような話ばっかりですけど、絵がうまいし、テンポの良いストーリー展開が読者を引き込む作りになってると思います。
ドラマになるだけのことはあると思いますよ。
時にコミカル、時にシリアスに女騎士の生い立ちから皇帝との馴れ初め、
そして、帝国の隆盛への道のりが描かれます。
心理描写の機微がふんだんに織り込まれますが、重くなくカラッとしていて、
とても楽しんで読み進められます。
中世歴史ものっぽい設定ですが、架空の王国の架空の話だけに
読者の望むであろう結末に難なく終着させられて、読後感はとても気分がいいですね。
定番の学園ものっぽい感じのストーリーですが、
なんだか本当にありそうなリアルさがあります。
ああ、高校生って確かにこんな感じの他愛もなく狭い世界観の中で生きてる感じだよな…
って、はるか昔の10代の青春って感じですよね~。
始まり方は、仕事ができてきれいなんだけど控え目な女子社員が婚約者(とかパートナー)をあざとい女に盗られるというお決まりのパターン。
で、それよりよほどスペックの高いエリート(だったり、社長や副社長だったり)と巡り会って関係が発展してゆくという流れです。
実直で真摯に生きている人間に結果的に幸せが訪れるストーリーは、途中ヤキモキしたりハラハラしたりしても腑に落ちますよね。
読み進めると、いったい誰を肯定して誰を否定したいのか
作品の意図するところが分からなくなってきます。
謎解きのような一面もあり面白くはあるのですが、
ちょっと読者が話の筋の中で迷子になっちゃう感がある作品です。
最終的に、お父さん・お母さんとかより、娘ちゃんが納得する結末だと良いなと思います。
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バナナブレッドのプディング