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連載当時は少女漫画の入り口
連載当時は少女漫画の入り口みたいな作品だったと思います。
作者の庄司陽子先生の出世作でもあります。
正統派少女漫画というか、擦れていない中高生・大学生の日常や生活、悩み・葛藤が描かれていて
時代を超えて楽しめる作品だと思います。
ドラマにもアニメにもなって、ドラマでは小泉今日子さんが主演だったはず。
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30530位 ?
連載当時は少女漫画の入り口みたいな作品だったと思います。
作者の庄司陽子先生の出世作でもあります。
正統派少女漫画というか、擦れていない中高生・大学生の日常や生活、悩み・葛藤が描かれていて
時代を超えて楽しめる作品だと思います。
ドラマにもアニメにもなって、ドラマでは小泉今日子さんが主演だったはず。
文学好き、哲学好きの人には本当におススメの名作です。
確かに作画が時代を感じさせるようなところはありますが、
随所に張り巡らされた伏線と、見事な心理描写。
読後感が本当にズシーンと、しかしさわやかに心に来ます。
風と木の歌の連載の傍らで、アニメージュに連載されていたのを読んでました。
主要登場人物がエスパー(超能力者)集団で、当時としては超未来的な設定だった話が、
現在ではちょっと見方を変えるとほとんど現実になっているような部分もあります。
竹宮先生の作画が割と勢いに乗りきっている時期に描かれた作品なので、
躍動感とか、構図とか、コマ割りとか斬新な試みが随所にみられて今見ても新鮮です。
イブの息子たち、エロイカより愛をこめてでシュールな逆に大分慣らされてきて、この作品を読みました。
青池保子先生の超シリアスな一作ですね。
連載当時、先生のイラスト集が発売されて、あまりにも絵柄がきれいでお小遣いをはたいて
大判のイラスト集を買って、大事に眺めていたことを思い出します。
中世的な男の美学みたいなものが端々ににじみ出ている作品だと思います。
まるで古いフランス映画を見ているような気分で読める名作です。
もう発表から30年以上も経っている作品ですが、色褪せないストーリーです。
ナタリーとフランシスという名前は、もうこの登場人物の印象で固定されてしまいますね。
何度読み返しても、また読みたくなる名作です。
オムニバス形式の短いストーリーが展開されますが、各話の納得感というか、
ストーリー展開のディテイル設定にクオリティー差が大きいと思います。
何度か読み返して、なんだか「オチがよく分からないね」って回もありますね。
娘は弟の溺死の真相が母による作為的な薬物の接種によるものだと半ば確信しています。
母の高校時代の親友(?)との日々が描写されている下りが有るのですが、
娘の様子と姿かたちがあまりにも似ている描写のため、その友達が高校時代の母と出会うくだりを
うっかり無心に読み飛ばすと、娘の現在進行中の高校生活の描写と勘違いしてしまって、
話の辻褄が合わなくなって、もう一度戻って読み直すことになります。
非常によくできたサイコスリラーだと思います。
ちょっとドタバタ喜劇風なところもありますし、作画もあんまり上手いとは言えないんですが、
人間味というか、テーマが実は重くて先を読みたくなる作品だと思います。
虚構の世界の話なんで、ストーリー展開には必要な設定なんだと思いますが、
ヒロインの両親と妹の人間性がありえなさ過ぎて、ちょっと現実味にかけますかね。
貴重な仕事の現場レビューを読者に受け入れやすく紹介してくれている作品だと思います。
中々そんな職業の人とは出会えないですけど、絶対に必要な職種ですよね。
たまに、ウジやゴキブリの大量発生の描写を置き換え表現で描いてくれているの、笑えます。
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生徒諸君!