oksunisさんの投稿一覧

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51 - 60件目/全180件
  1. 評価:5.000 5.0

    オムニバス形式の別々の話かと思いきや

    刊行順に読んでゆくと、オムニバス形式のそれぞれ別の王国や部族を舞台背景にした
    王家・首長の子である、双子・兄弟の愛憎を抒情的に、叙事的に描いた話の様に見えます。

    が、実は一連の関係性を持った一つの物語で、様々な伏線が張られていて、
    途中、ハッと気が付いて前に戻って読んでみて、ようやく納得、ということが
    随所に出てきます。

    とてもよく練られた物語だと思います。

    • 0
  2. 評価:3.000 3.0

    一番怖いのはやっぱ人

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    世の中の既婚者(男も女も)は浮気するくらいなら、いっそ結婚するなと言いたい。

    恋というのは、ちょっとどっか精神的にぶっ飛んじゃってる状態だから、
    後から考えると、なんでこんな奴と…と思うような相手と燃え上がっちゃってる場合もあるんでしょうけど。

    最終的に夏希(ナナ)がまっとうに生きようと自分の人生に向きなおれたのは凄く良かったと思います。

    物語ではそこまで描かれていませんが、自分の都合でしかものを考えられない奴こそが地獄を味わうべき。

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

    人の価値観は色々なんで

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    見た目が超男受け良くて、一見社交的で従順そうだけど、その実狡猾…
    で、人の男を横取りすることにひたすら優越を感じる女って、そんなに転がってますかね?

    更にそんな女を親友だと思って、許して支えて、裏切られても猶寛大な菩薩のような女って…

    最終的に、主人公はそんな「親友」よりも遥かに人間的高みに到達して幸せって話ですが、
    なんだかなー、著しく現実味には欠けます。

    • 1
  4. 評価:3.000 3.0

    自己チュー中年女子

    テーマは超自己中心的中年女子(敢えて女性ではなく女子)の
    ハチャメチャな人生と、社会の色んなシガラミを掛け合わせるとこんな話できました!
    みたいな感じだと思います。

    主人公の網浜さんが、超ポジティブというか絶対に揺るがない自己肯定感の塊だということはよくわかります。
    きっと、そういう人格の人は悩むとか落ち込むとか、反省するとか後悔するってことはほとんどなくて、
    生きやすいんだろうな、と思います。

    無料分が多いので無料分までは読みましたが課金するほどではないかなと。

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    一つの会社内の物語として読むなら読める

    社会人・会社を舞台にした人間ドラマって、結構極端な価値観の人たちが描かれがちですが、
    自分が普通に会社員で社会人経験を積む中で、そんな古臭いというか独りよがりな価値観の人って
    そこら中に転がってますかね?って疑問に思いますね。

    自分も含めて自分自身の周りの恋愛事情にしても、人間関係にしても、
    割と「他人の事情を言外に汲んでいる」大人な関係だけど、
    ちゃんとチームワークで成果もあげている、そんな感じです。

    漫画に出てくるような人間関係の職場で果たして企業として存続できる成果が上がるのかな?
    って、普通に疑問。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    設定がとても日本っぽい

    先祖代々受け継がれる左手供養のしきたりとか、なんかとってもネタが日本っぽい風土感満載です。
    書籍になっている原作本(?)の方も読みましたが、寸劇的に楽しむ感じの作品だと思います。

    漫画の方は作画担当の方の画力が秀でているので、そこそこ読み応えのある作品に仕上がっていると思います。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    最も読むべき楳図作品

    ホラー漫画作家、ギャグ漫画作家、片やミュージシャンもしていた楳図先生ですが、
    読後感が最も納得行くというか、何度でも読み返してみたくなる作品の一位は
    この漂流教室だと思います。

    絵柄的にちょっとグロい感じの描写も時々出てきますが、読了感はすがすがしいものがあります。
    他の方も書かれているように、楳図先生の一番の代表作だと思います。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    下宿屋を中心にした青春ストーリー

    連載当時としてはちょっと時代に逆行した感じの下宿屋を舞台として、
    ちょっと時代先取りな感じの離婚&自立したシングルマザーとその娘たち、
    少女漫画王道的な高校教師との恋、現実感あふれる経済事情による進学断念…

    と、非常に多角的な要素を取り入れながらも、ストーリーに不自然さが無く、
    時にコミカル、時にシリアスに話が展開されるのは作者の力量によるものだと思います。

    塩森先生は、このままヒューマニズムに満ちた少女コミック的な作風で行くのだと
    思っていたのですが、後の作品にこの希林館通り風の作品は無いんですよね。

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  9. 評価:4.000 4.0

    吉野朔美先生の初期の作品

    元々デッサン力の高い画風の先生だと思って、発表当時読んでいましたが、
    物凄く久しぶりに読んでみると、連載の最初の方と最後の方で、
    人物の描写力に格段に進歩が感じられて面白かったです。

    全体に流れる品の良い、詩的で哲学的な空気というか雰囲気が心地よいです。

    もっと長生きして、たくさん作品を発表して欲しかった!

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  10. 評価:5.000 5.0

    美しく切なく強い

    作者の吉野朔美先生の非常に繊細な画風と、ストーリーのセンシティブな題材が非常にマッチした作品です。
    何度も何度も読み返したくなる秀作だと思います。

    夭折というほど若くして亡くなっているわけではありませんが、
    吉野先生は寡作な方だったと思います。

    ただし、発表されたどの作品も非常に繊細で洗練されていてクオリティーの高い作品ばかりで、
    どれも哲学的な作品でした。

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