5.0
不朽の名作
不朽の名作ですよね。
その昔、連載の最後の方だけリアルタイムで読んでいた世代ですが、
ラストシーンの「真っ白な灰」になったジョーの1ページは当時、衝撃的でした。
主人公のジョー、主要な脇役である力石徹、白木葉子、丹下段平の他にもキャラが濃い魅力的な登場人物がたくさん登場します。
その人たち目線でのサイドストーリーとかあったら読んでみたいですね。
-
0
24801位 ?
不朽の名作ですよね。
その昔、連載の最後の方だけリアルタイムで読んでいた世代ですが、
ラストシーンの「真っ白な灰」になったジョーの1ページは当時、衝撃的でした。
主人公のジョー、主要な脇役である力石徹、白木葉子、丹下段平の他にもキャラが濃い魅力的な登場人物がたくさん登場します。
その人たち目線でのサイドストーリーとかあったら読んでみたいですね。
伯爵の周到さやめげなさ、少佐の屈強さに比べるととても人間的ではかなくさえ感じてしまうZ君ですが十分にプロで、任務遂行能力に優れているスパイなわけです。
ストーリーの中で残酷な内容も出てくるわけですが、時代ですかね、描写がとても上品です。
「エロイカより愛をこめて」のエーベルバッハ少佐を主人公にしたスピンオフストーリーです。
青池保子先生のコミカルな長期連載も本当に好きですが、シリアスオンリーのちょっと短い目の作品も面白いです。
基本的に人物デッサンがしっかりした画力の作家さんなんで、どんな話でも読ませちゃう感じですかね。
分類されたカテゴリーがBlジャンルで確かに内容はBLなんだけど、性描写的な表現はほとんど出てきません。
黒沢の心の声が安達のことが好き過ぎて笑えます。
全体的にほんわかした感じで、でもちょっと切なかったり、もどかしかったり、クスっと笑えたり…
サイドストーリー的に織り交ぜられたサブキャラ達の話も楽しいです。
本編が完結した後で書かれた作品なので、作家の方の画力が安定していて、
コマ割りや背景描写も綺麗で、ストーリー展開も上手いです。
本編を先に読んでおかないとサイドストーリーの細かい描写の伏線が分からないので
本編読了後、こちらに来るのをお勧めしますが、作品全体としてはこちらの方が質が高いと思いますよ。
池田理代子といえばやっぱり「ベルばら」ですよね!
連載当時に夢中で読みました。
この作品のおかげで当時の女子中学生~女子大生はフランス革命に結構みんな詳しくなったんじゃないでしょうか?
登場人物(特に男性)のいでたちというか服装や描写された人物像がイマドキでなくて年代を感じさせますね。
いつの世も割と男は自分勝手で独善的な傾向があるんですかね。
池田理代子先生の描く子供はちょっとパターン化された感じがあって、
いつでも脇役でしかないんですが、この作品もそんな感じで、
全体としてどうしても現実的な「家庭」の泥臭さみたいなのから遠ざかってしまってるように思います。
昔を思い出して読みました。
昔は、サーニンのちょっと短絡的で短気で感情のまま即行動するタイプだけど
究極的にまっすぐで素直なキャラが好きでした。
そんなキャラのせいか、時折描写される切ない事情と感情、表情…
なんとも心を締め付けられるそんなところも好きだった。
いがらし先生ワールドな感じの作品ですね。
昭和の少女漫画の王道な感じです。
最終的に主人公が幸せな結末を迎えたと、多分いえるんでしょうが、
話の伏線とそれの回収かげんがちょっと曖昧というか唐突というか…
つじつまがきっちり合ってないと納得がいかない人には向かないかも。
全編、吉田先生の画力にぐうの音も出ない感じで圧倒されます。
吉田作品としては珍しく、ちょっとオドロオドロしい描写も。
バナナフィッシュとか夜叉のスリル・サスペンス、ハラハラ感とは一味違った
ちょっと後味の苦いというか、え?それって結局・・・と、
読者に暗い余韻を残す作品です。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
あしたのジョー