5.0
原作は、「コーヒーに角砂糖の男」!
ヒロインがポンコツなので気に入らない、という読者も多いようですが、読み進んだり、原作を読むと、周りの男性の方に問題ありすぎ! まず上司の部長は、自他ともに厳しいとかではなく、自分にゆるい自己中のパワハラ・セクハラ。ヒロインは資料作成とか上手なのに、それは部長が作ったことにされている。簿記3級は、原作では、1年目に取得している。
次に、吉川さんの同僚の若い男!この人が一番イケメンという設定ですが、とにかくヒロインに、失礼な発言ばかりします。顧問先の社員にそんな口の利き方は、ダメなレベル。
吉川さん。この人は、礼儀正しい。ヒロインはじめ、社員に指導するのも、顧問として社長より引き受けていてOKですただ、問題は、吉川さんが過去に婚約した女性に裏切られていて、女性不信のトラウマがあること。それで、ヒロインに「好き」と言う代わりに、試すような、変な表現しかしません。
つぃでに笹原君も、原作では、ストレートで嘘がないけど、ヒロインの気持ちにおかまいなく、グイグイ来ます。
こういう男性に囲まれて、ヒロインが落ち着かないのもよくわかる気が。
つまり、こういうネガティブ要素をはらんだ男女の物語として読むと、割と短く完結するし、独特で、面白かった。
吉川さんも、彼女のために行動は起こすし、最後はトラウマに負けずに言葉で伝えます。
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わたしの苦手な彼