5.0
溺愛系のヒロインと比較して思ったこと
1~5話くらいの間で、夫の武頼さんが、休日に一緒に出掛けようと、頭をなでて何度も誘うのに、ヒロインはいつも断り、1人で行動しますよね。は?と、思いました。それで夫の悩みがあると、友人にだべっていたり。何かピントがずれている。
疲れが取れるような、軽いリフレッシュ休日タイムを組んで楽しみ、日日常の場所に出掛け、二人で腕を組んだり、イチャイチャすればいいのに。疲れてる夜だけに、夫婦の関係をフォーカスしている。
また、会社で武頼さんがいつも売ってるお弁当しか食べていないと、他の社員から言われる場面もはっきり描かれていて、妻は料理が本当は得意ではないからと、つまらなそうに答えています。これも、ヒロイン自ら、5時間のパートしかしていない、母親の介護費用も出してもらっていると、引け目に思う位なら、上手でなくても、3日に一度でもお弁当作って気持ちをくすぐってあげたらいい。
こんなとき、溺愛系のヒロインは、お弁当を作ったり、休日も「うれしい!一緒ににいたい・・」の反応だなと、コミックながら思いました。
どちらが良いとか悪いとかではないけれど、武頼さんは、体格や仕事内容はいかにも男性的ですが、後にストレスを感じることからもわかるように、他人のことを気遣う人で、繊細で、かわいい甘えてくるタイプの女性の癒しが欲しかったのかも。
ヒロインは逆に男性的で有能な人ですよね。感情に遊びや甘えがない。それはそれで、真山さんのように、逆に人に気を遣うよりも、自分をはっきり通す人には、その位でないと、手応えがないのでしょう。
最後はレスは未解決のままで、そういう納得の結末もありとは思いますが、30代だし、円満に離婚して友人関係になっても良いのだから、それぞれ別の心身ともに、ときめく相手を探しても良かったような気もします。
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それでも愛を誓いますか?