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沼男が印象的なだけの作品
最初は、面白く感じていましたが、ヒロインが小さくて子供じみていて、描写自体もコミカルに描いてるつもりかもしれないけれど、おふざけぽくってイケメンヒーローと、タッチが違いすぎる。あとになるほど、ヒロインは雑に4コマ漫画みたいに描かれている。ちょっとクールなイケメン青年の絵柄だけを見るための漫画。
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6330位 ?
最初は、面白く感じていましたが、ヒロインが小さくて子供じみていて、描写自体もコミカルに描いてるつもりかもしれないけれど、おふざけぽくってイケメンヒーローと、タッチが違いすぎる。あとになるほど、ヒロインは雑に4コマ漫画みたいに描かれている。ちょっとクールなイケメン青年の絵柄だけを見るための漫画。
王子様や、スパダリのようなファンタジックなヒーローではないが、企業人で有能・勤勉・良識ある上司の人柄が丁寧に描かれて、好感持てた。父子家庭だったので、弟のめんどうも長男としてよくみるし、料理も上手。仕事も生活もきちんとできる人。それが、とっても良い感じ。気取ってもいない。誠実。
ヒロインは、癒し系なのは良いけれど、仕事もミスだらけ、家庭のこともあまりしている様子がないのが、残念。彼女の母親も料理はもっとダメということ。上司の父親も会社を経営してるということだけど、跡は誰が継ぐのだろう・・・。もう少し、両親とか、ヒロインを丁寧に描けば、もっと良かったのでは?
いつも本ばかり読んでいる女子高生 響が自分でも作家として成功する物語。
本ができるまでの雑誌社の人の様子・賞に応募した作品が、選ばれる過程・作家志望、または現役作家の人々の生活や悩み・挿絵を描く人とのやり取り、コミカライズされる様子など、小説やコミックが好きな人には、裏側の現実が描かれていて、楽しめます。
また、響本人は、エキセントリックな子供っぽい所が、最初は理解に苦しみますが、彼女の本質を見極めようとする信念や、ぶれない性格に、勇気すらもらえます。
ヒロインは、悪気なく明るくて、軽くノリの良い、そして落ち着きのない感じの女性。こういう人いますよね。いつも、人の雑音に振り回されて、自分がどこにあるのかわからない。思慮深い性格ではないので、人の気持ちもあまり深く考えてこなかった。そして冗談だと思ってしたことで、相手はとても傷ついていた。このケースもよくあると思う。
とにかく、そうした棘のようなものがずっとストーリーにつきまといます。
自分でも気をつけたいと思うし、逆にいつまでも棘を持っているのは良くないですね。
設定は、非常識な妹が、良くできた人格の姉の恋人を奪ったことがきっかけで起こる、会社社長の座も含めた逆転復讐ストーリーを、さらりと面白く軽妙に描いています。それというのも、ヒロインもヒロインの新恋人も、有能で頭が良いので、切り返しが早いのです。そして、お大人っぽいのも新鮮。
オンオフの切り替えが極端な執事と、エキセントリックなお嬢様のラブコメ。
でも執事の性格とか、することなすこと、面白くて、見入ってしまいます。
絵もとっても良くて、ハチャメチャ楽しめます。
テーマは、大人しい女性と心通じる相手とのロマンスですが、無口な彼女のツボにはまる妄想がおかしくて、爆笑してしまいます。だから、レビューでも言われているように、ほんとに、読む時と場所選ばないと、笑いがおさまらなかったら、変な人と思われます。
でもこのツボにはまる妄想描写最高です。
実家の莫大な借金を肩代わりしてもらう代償に、愛人のいる侯爵と名ばかり夫婦をすることになったヒロイン。
もともと不遇だったので、むしろ張り切って侯爵家の生活を始める。それで、主人不在の屋敷が徐々に活気が蘇り、使用人も喜び、侯爵も屋敷に戻るようになってゆく。
原作もありますが、コミックはうまくポイントをまとめて、ヒロインの自然な感じよさを描いていて、すごく良い仕上がりになっている。爽やかに元気をもらえます。
白石さよさんの恋愛小説は、控え目でそれ故に切ない女性の気持ちを描くものが多いのですが、これは、テンポよく歯切れのよい、ウィットに富んだ、男性主人公から見た、カッコイイ恋愛ストーリー。
一番好きな作品です。ヒロイン側から描いたものもあります。
頭の切れる皆川さんの、独白が絶妙で、一押しです。
この話自体は、今のところ地味で高学歴なキャリアガールが主人公で、ウジウジした恋愛物語ですが、実は、ここの人間関係を舞台に、沢山ストーリーがあるのです。
「不器用な唇」「俺の女神に手を出すな」など。白石さよさんの小説として、原作があります。それで、いずれにも出てくる王子様が、片桐主任なのです。
本編は、その片桐主任を中心に据えたお話ということで、原作は今読めないのですが、コミックとともに再公開されるようで、楽しみにしています。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
その男、沼につき。【マイクロ】