4.0
爽やかで心が休まるラブストーリー
面白いけど、読んでてしんどくなるストーリーや、あと心が重くなる名作ありますが、そんなとき、ストレスフリーで読めて
爽やかな気持ちになれる話です。
どういう人が、ステキな人か、運命の人にしたらいいのか、インプットしておくと、いいかもしれません。
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6330位 ?
面白いけど、読んでてしんどくなるストーリーや、あと心が重くなる名作ありますが、そんなとき、ストレスフリーで読めて
爽やかな気持ちになれる話です。
どういう人が、ステキな人か、運命の人にしたらいいのか、インプットしておくと、いいかもしれません。
無料分があったのと、評価が良かったので、全部読んでしまいました。
弁護士先生も、特徴があって面白く、ヒロインもしっかりしたところがあって、明るくスッキリ読めました。
こういう個人の人間関係や被害を扱う弁護士さんって、依頼主がずべて本当のことを言うわけでもないので、自ら調査して大変ですね。
夫婦ともに普通に良い人です。良い人過ぎて、夫は高校時代のあこがれの先輩が離婚で不遇なのを見て、恋してしまうのです。妻には、良い友人がいて、専門の調査を紹介されます。何か、もう少し早く夫に警告していたら、一線を止められたのではないか思ったりもします。素人の友人に尾行してもらうより、早く専門家に相談した方が良かったような・・・。
良いと思ったのは、調査専門家のアドバイスです。「相手がどうこうではなく、あなた自身が幸せになることを一番に考える・・」
それから、夫の方は、きれいに離婚できたのですが、不倫相手の方へは行かなかったような気がします。ただ、両方に正当な慰謝料は請求しても良かったと思います。けじめとして。
裕福な商家の娘アリシアは王立図書館に勤めています。そこには騎士団のメンバーも訪れます。まあ、上層階級の人々なのですが、アリシアは彼女の実家の財産目当ての貴族の息子に振り回されたりします。
そんなとき、アリシアは街角のあまりりす亭という、小さなレストランで、ひとり美味しいご飯を食べることにしています。そこには、ノアという常連の青年も。美味しい食事やお酒を通じて、物語は流れてゆく、癒し系の物語。
読んでると、心地良くなります。
ヒーローもヒロインも、日本の戦国時代と同じで、いつ隣国から攻められて命を狙われるかわからない不穏な世界に生きているので、猜疑心が強かったり、倫理観が違うのも、当然だと思う。ヒロインのダオンは、それにしても周りから全部嫌われて、よく生き抜けたと思う。不愛想すぎて損している気もする。
ヒーローは征服者気質で、こういう人もいただろうと思う。しかし、頭が良いので、表面的なものだけで、判断しないし、わかりにくいダオンに惹かれたことで、人として変わってゆくのだろう。
甘々な侯爵様や伯爵様の溺愛ストーリーが多かったので、スパイシーで個人的に楽しめる。
美男美女を見たいと思って、読んだわけではありませんが、カラー版の圧倒的な美しさに脱帽です。
ドレスの色合いとか、ヒロインの表情とか、大人の美しさにあふれています。名前からして、イタリーの貴族っぽい人々ですが、なるほど、貴族でこういう煌びやかな人々もいただろう・・・と改めて思いました。また、上流階級というか、支配層の人々の怖さもしっかり現実的。
女性の方にもおすすめ。面白く、スカッとします。
ヒーローがだんだん成長して外見も変わってゆきます。
少女漫画の王子様やスパダリより、カッコイイですね。モンスターを相手にしていますが、毀滅の刃のように、ヒーローたち(10代の若い)が、死んでゆくような悲惨さがないのも、個人的には楽しめます。
これも、人見知りをする真面目な王妃が、もう興味がないといって離婚され、寒い辺境地へ追放されてしまうことから始まる物語。色々な妖精のパワーを持った人間が国を繁栄させる力を持つので、国の再建と繁栄を願う王子は、よりパワーのある女性をお妃にする予定です。
でも、この物語の王子は、根はまじめに国のことを考える良い人で、追放されたヒロインを気にかけます。辺境で出会った元第一王子と心を通わせていきます。暖かい気持ちになれるファンタジーでもあります。
特に個性的でも、ヒーローっぽくもないのですが、優秀で普通の良識で、淡々と主人公を助ける朝比奈君が、良い感じです。
見守りタイプのヒーローですね。感情も穏やかです。どこが面白いかと言われれば、普通っぽいけれど、でも親近感を持ってこちらも淡々と読める心地よさ・・・?でしょうか。
どちらが先行してたのかはわかりませんが、身内では不遇な扱いを受けていて、辺境貴族に嫁がされる令嬢の話はどこかで、読んだことがるので、インパクトは正直薄いです。
でも、ヒロインが落ち着いていて、人格的に優れていて愛されるところは、読んでいて気持ちが良い物語です。
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運命の人に出会う話