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溺愛というより、普通に良い関係になる話
主人公の男性は、割と寡黙だし、ヒロインもさっぱりしたクセのない女性。だからイチャイチャ溺愛ではありません。でもそこが、読後感が上品で、何となく読み続けたくなる感じです。
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20256位 ?
主人公の男性は、割と寡黙だし、ヒロインもさっぱりしたクセのない女性。だからイチャイチャ溺愛ではありません。でもそこが、読後感が上品で、何となく読み続けたくなる感じです。
原作では、より大きな展開があって、戦う社長が圧巻です。それで、秘書の汚名も挽回しますよ。ただ、他のレビューもあるように、そんなに溺愛というほどでもなく、普通かと。この社長といると、ずっと猛スピードで忙しそうだし、大変そうでもありますね。
とても素晴らしいと思います。あやかしの世界が出てきますが、陰陽の家柄とか、興味深いストーリーと世界観で面白い。
ストーリーも、空想の世界にかかわらず、説得力があるし、人間関係も面白い。そして、なんといっても、夜行様なるヒーローが、悩みを抱えながら、暖かく良い人物で、成功しています。
主人公の二人が、何となく頼りない作画ですね。もっとも、原作も大人の二人がなかなか意志の疎通ができずに、もたもたとしてもどかしいので、その雰囲気は出ているのかもしれませんが。でも理人さんが、もう少しカッコ良く描かれていたら良かったのに。
華奢なヒロインの出てくる、貴族物語で一見地味ですが、中身は、一族特有の病を発症した婚約者の貴族の青年が、婚約者とともに、状況を変えるべく行動します。兄である聖職者のルネも、ともに優秀で頭良く、上質なストーリーです。
具体的に出てくる問題を、解決してゆくことが描かれているし、最初口数少なく頼りなさそうだったヒロインも、行動し始めます。頭の良さを感じる物語が好きです。
ヒロインのさやこさんが、面白い。とても良い話でもあるのですが、ヒロインが面白くて、笑ってしまいます。水族館が舞台になっているのも新鮮だし、イケメン上司も特徴のある人物で独特のキャラに仕上がっているのも良いと思います。
かわいいヒロインは沢山いますが、ここまで面白い女の子は珍しいです。
地味で冴えないヒロインの兄は、超イケメンのファッションデザイナーだったり、お友達の有能弁護士が昵懇の編集者の元カレだったり、奇跡のようにつながっているのが、もう共感できない。紹介した弁護士と恋に落ちるくらいなら、まだしも。都合よく、出てくること。そんな偶然ばかりだから、物語は都合よく運ぶけど、中身が希薄です。
コミックから原作も読みました。心に残る良い作品だと思います。
ステキな御曹司兄弟二人対一人の女性がモチーフです。幼馴染なので、どこまでが恋なのか憧れなのか線引きができなかったというのが、よくわかります。3人の心境を描いた、切ないけれど、ステキな物語ですが、コミックの評価が意外に低いのは、ヒロインの女の子の絵が、マイナスかなと思います。髪型がややこしく、うっとうしい顔に見えて、ヒロインの魅力がありません。残念です。兄弟二人は、とても印象的で良いのですが。
コミックから原作を読みましたが、タイトルはコミックの方がぴったりです。北の大地のオオカミのアルファ=加賀家の当主であり、実業家の主人公と愛する女性の物語。名門の人たちの生活も面白いし、ヒロインの友梨が、リアリティーのある女性です。控え目で実直な性格で、奢ることなく一社員として会社で働く様子も楽しいです。絵もオオカミの目と、主人公の目をオーバーラップさせた風貌にしているのが良いです。
原作は続編もあって、さらに大きな動きがあるので、コミックも作ってほしいと思います。
日本らしき文化の国と英国らしき西洋風の国。そこへ異文化の女性を間諜のような役割をさせて送り込む話。戦国時代の日本の中とか、ヨーロッパの国家間なら、政略で普通にされてたことだけど、あまり人種や文化圏が違うと、そういえばそういうことはないですね。だから、不思議な感覚がしました。びっくりの世界観。その点は面白いと思いました。
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政略結婚のはずが、溺愛旦那様がご執心すぎて離婚を許してくれません