5.0
カラーで読みたい圧倒的な美しさ
美男美女を見たいと思って、読んだわけではありませんが、カラー版の圧倒的な美しさに脱帽です。
ドレスの色合いとか、ヒロインの表情とか、大人の美しさにあふれています。名前からして、イタリーの貴族っぽい人々ですが、なるほど、貴族でこういう煌びやかな人々もいただろう・・・と改めて思いました。また、上流階級というか、支配層の人々の怖さもしっかり現実的。
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美男美女を見たいと思って、読んだわけではありませんが、カラー版の圧倒的な美しさに脱帽です。
ドレスの色合いとか、ヒロインの表情とか、大人の美しさにあふれています。名前からして、イタリーの貴族っぽい人々ですが、なるほど、貴族でこういう煌びやかな人々もいただろう・・・と改めて思いました。また、上流階級というか、支配層の人々の怖さもしっかり現実的。
女性の方にもおすすめ。面白く、スカッとします。
ヒーローがだんだん成長して外見も変わってゆきます。
少女漫画の王子様やスパダリより、カッコイイですね。モンスターを相手にしていますが、毀滅の刃のように、ヒーローたち(10代の若い)が、死んでゆくような悲惨さがないのも、個人的には楽しめます。
これも、人見知りをする真面目な王妃が、もう興味がないといって離婚され、寒い辺境地へ追放されてしまうことから始まる物語。色々な妖精のパワーを持った人間が国を繁栄させる力を持つので、国の再建と繁栄を願う王子は、よりパワーのある女性をお妃にする予定です。
でも、この物語の王子は、根はまじめに国のことを考える良い人で、追放されたヒロインを気にかけます。辺境で出会った元第一王子と心を通わせていきます。暖かい気持ちになれるファンタジーでもあります。
特に個性的でも、ヒーローっぽくもないのですが、優秀で普通の良識で、淡々と主人公を助ける朝比奈君が、良い感じです。
見守りタイプのヒーローですね。感情も穏やかです。どこが面白いかと言われれば、普通っぽいけれど、でも親近感を持ってこちらも淡々と読める心地よさ・・・?でしょうか。
どちらが先行してたのかはわかりませんが、身内では不遇な扱いを受けていて、辺境貴族に嫁がされる令嬢の話はどこかで、読んだことがるので、インパクトは正直薄いです。
でも、ヒロインが落ち着いていて、人格的に優れていて愛されるところは、読んでいて気持ちが良い物語です。
最初は、面白く感じていましたが、ヒロインが小さくて子供じみていて、描写自体もコミカルに描いてるつもりかもしれないけれど、おふざけぽくってイケメンヒーローと、タッチが違いすぎる。あとになるほど、ヒロインは雑に4コマ漫画みたいに描かれている。ちょっとクールなイケメン青年の絵柄だけを見るための漫画。
王子様や、スパダリのようなファンタジックなヒーローではないが、企業人で有能・勤勉・良識ある上司の人柄が丁寧に描かれて、好感持てた。父子家庭だったので、弟のめんどうも長男としてよくみるし、料理も上手。仕事も生活もきちんとできる人。それが、とっても良い感じ。気取ってもいない。誠実。
ヒロインは、癒し系なのは良いけれど、仕事もミスだらけ、家庭のこともあまりしている様子がないのが、残念。彼女の母親も料理はもっとダメということ。上司の父親も会社を経営してるということだけど、跡は誰が継ぐのだろう・・・。もう少し、両親とか、ヒロインを丁寧に描けば、もっと良かったのでは?
いつも本ばかり読んでいる女子高生 響が自分でも作家として成功する物語。
本ができるまでの雑誌社の人の様子・賞に応募した作品が、選ばれる過程・作家志望、または現役作家の人々の生活や悩み・挿絵を描く人とのやり取り、コミカライズされる様子など、小説やコミックが好きな人には、裏側の現実が描かれていて、楽しめます。
また、響本人は、エキセントリックな子供っぽい所が、最初は理解に苦しみますが、彼女の本質を見極めようとする信念や、ぶれない性格に、勇気すらもらえます。
ヒロインは、悪気なく明るくて、軽くノリの良い、そして落ち着きのない感じの女性。こういう人いますよね。いつも、人の雑音に振り回されて、自分がどこにあるのかわからない。思慮深い性格ではないので、人の気持ちもあまり深く考えてこなかった。そして冗談だと思ってしたことで、相手はとても傷ついていた。このケースもよくあると思う。
とにかく、そうした棘のようなものがずっとストーリーにつきまといます。
自分でも気をつけたいと思うし、逆にいつまでも棘を持っているのは良くないですね。
設定は、非常識な妹が、良くできた人格の姉の恋人を奪ったことがきっかけで起こる、会社社長の座も含めた逆転復讐ストーリーを、さらりと面白く軽妙に描いています。それというのも、ヒロインもヒロインの新恋人も、有能で頭が良いので、切り返しが早いのです。そして、お大人っぽいのも新鮮。
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