アナキンは良い。...すごく良いんだけど、いつもエリスの求めに応じる仕方が恐ろしくピンポイントすぎて、まるで彼女のためにカスタマイズされたアンドロイドのようにも感じる。前にキンティアが兄貴は魔女に操られるてる人形のようで生きた人間じゃないみたいで怖かったって言ってたけど、今は、あまりにも過酷な運命を強制されるエリスのために因果律が与えた慰めがヒトの形をとっているモノのように思えなくもない。でもそんな考えがよぎるいっぽう、アナキンのエリスを見つめる目の色は誰よりも温かくて、たとえこの世界が演劇の舞台にすぎないとしても彼だけは間違いなく本物の血の通った人間なんだと思わせられるというか... はぁ、とにかくもうどっぷりハマっておりますよ
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悪女を殺して
048話
第48話