悪女を殺して

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無料イッキ読み:3話まで
- 作家
- ジャンル
- 少女漫画
- 出版社
- Studio Moon 6
- レーベル
- D&C WEBTOON
- 配信話数
- 全102話完結(61pt)
- タグ
あらすじ
優しくて愛らしいヒロインのヘレナに嫉妬し、陰謀を企んで最後には処刑されてしまう侯爵家の一人娘エリス。 そんな彼女に転生してしまった「私」の目標はただ一つ、元いた世界に戻ること。 そのためなら死ぬことさえ恐れないと覚悟はしたが、「私」を取り巻く世界の法則は容易くはなかった。もともと彼女を嫌っていた小説の中の重要人物、 皇太子と大神官と勇士の3人が、以前とは違うエリスを意識し始める。「だからと言って私はこの世界を愛することはできない」のだ…
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みんなのレビュー
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5.0
序盤で評価せずに読み進めて欲しい作品
本当は最後まで読んでからレビューしようと思ってましたが、作品評価が下がってきたので思わず書きにきてしまいました。
この作品、因果律などの難しい部分はあるけど、とても面白いです。
序盤は何事にも塩対応でとにかく死にたがるエリスにうんざりするかもしれませんが、少し我慢して読み続けて下さい。
アナキンという騎士と出会い、エリスが変わり始めます。
アナキンも最初は無表情で言われたことをするだけでしたが、エリスの境遇を知るうちに変化が出てきます。
そしてエリスだけの特別な人になります。
30話を過ぎたあたりから毎日無料のチャージが待てない状態になりましたが、ぐっと我慢して毎日無料の最後まで読み、それ以降は課金して最終話まで読む予定です。
腹の立つ奴も多いのですが(特にアレク、マジで許せん💢)、いずれ彼らに何かしらの鉄槌が下りますように。
エリスとアナキンが幸せになること祈りつつ、毎日無料を読み進めてます。
この作品にハマる人が増えるといいな。by 匿名希望10-
56
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5.0
ほぇ~
読破して、感想変えます。
良かった〜。
複雑だし、辛いし、結構ダークで、推しが男主人公(護衛騎士)以外の人は、ちょっと辛い結果かも。まぁ、殿下はそこまでアレですけど。
男主人公以外のヤンデレはかなり、キモいです。読みながらビビりましたもん。
全く、今までと違う転生物でしたよ。そうなのかぁって。あ~、完璧にネタバレしてしまうと勿体ないので、是非、外伝最終話までお読み下さい。
最後まで読んでも、異世界(小説)の中から死んででも抜け出したい意味が分からなかったけど、それでも、まぁ、ストーリーが面白かったので問題なしですかね。
ラブは少なめだけど、結果、ハッピーエンドなので良いかな。
正直、怖すぎ?ダークすぎ?て、読み飛ばしたい部分もあったけど。
はぁ~
やっぱり、完結してるのを読み切るのは気持ち良いです。満足!!by ゴーニャ-
55
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5.0
これは…ハマる!!
最近読んだ中でも大当たり
最初はよくある転生物かぁと思って読んでいました。
皇太子の婚約者に転生した主人公エリス
婚約者はエリスではなく、他の女性を愛してエリスを冷遇。
フワフワ良い子ちゃんなモテモテヒロインのヘレナ
ここまではよくある、本当によくある転生物です。
しかし、
深い!!
転生を、それぞれのキャラクターをここまで深く掘り下げた作品はなかなかないです。
悪女とされる小説の本物のエリスは、皇太子の愛が欲しくて、皇后になる者として、甘えも無邪気さを捨てて努力してきました。
しかしどんなに努力をしても、皇太子も周りの人間もただ笑顔が素敵というだけのヘレナに心を奪われていきます。
ヘレナもただ夢みるご都合ヒロインかと思いきや……彼女は「愛されるヒロイン」として描かれたため、どうしてもエリスの敵となる流れにもっていかれてしまう(皇太子アレクトが1番悪いけど、それすら小説の流れでそうなっている)
主要の小説登場人物では誰も自分を尊重する人間はいないと悟ったエリスが起こす行動の行く末が気になります。
異世界ファンタジーでお馴染み、ドラゴンや魔女、主人公エリスに忠誠を誓う騎士等……濃い世界観で先の展開も読めないので楽しめます。
作画も丁寧に描かれ、乱れもなく読みやすいです。
丁寧に凝った作品、私はとても大ハマリしています。by ハルタナ-
12
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5.0
NEW「私」の願いを初志貫徹するのか?
外伝も含め、最後まで読んで良かった!
異色の転生もの。しっかり練られたストーリー展開で、外伝の最終話は、終わり方が上手いなと思った。
小説の中の悪女エリスに憑依した「私」は、この世界に馴染めず、元の世界に戻りたい。魔女達にその方法を聞くと、この世界で肉体が死なないといけない事が分かる。そのため、
悪女(私)を殺してというタイトルになるわけで!
途中、因果律とか話が難しいし、「私」を苦しめる皇太子、勇士、大神官、天然愛されキャラのヘレナに、いろいろ苛立ちを覚えるけど、「私」に忠誠を誓った騎士アナキンとのやり取りは唯一癒される。
アナキンを好きになった「私」。この世界で彼と生きていく というのじゃダメなの?と思うけど···
ファンタジーとはいえ、私とは?自分とは?について考えさせられる。重くて暗い回も多いけど、何故かハマってしまった作品。考察好きの人にオススメです。by ピンディ-
1
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5.0
NEWクズと理想とシスターフッド
様々な読み方ができるかと思いますが、私は、いろんなタイプのキモくてクソな男たちと、そんな男たちに対するアンチテーゼであり究極の理想を体現した男と、そして女性たちの清々しいシスターフッドについてのお話として読みました。
まず、キモくてクソな男たちに関する分析は、他の追随を許さない本作の大きな魅力といえる思います。
愛さずに愛を搾取するばかりの男、マザコンの男、メサコンの男、愛を押し付け愛されないと恨む男、相手の心を殺してでも縛りつけておく男、等等...
これらの要約が適切なのかどうかはさておき、ひとつだけ言いたいのは、彼らを「ヤンデレ」とは決して表現したくないということです(ヤンデレ自体、曖昧な概念ではありますが)。
本作の男たちは病んでいるかもしれないけど、「愛」を捧げているのでは絶対にないと思うからです...!
ダメ男たちの解像度の高さと、彼らの辿る末路の残酷さにゾクゾクし、とくに後半は課金の手が止まらず一気読みしてしまいました。
そして究極の理想の男とは、本作の男主人公である騎士アナキンです。彼とヒロインのラブストーリーはこのダークで救いようのないお話のなかで夢のように美しく儚く、燦然と光輝いています。端的にいうとヒロインが死.ねといえば死.ねる男です。自らの欲望よりも愛する人の意思を優先します。その度合いが単に献身的というレベルを超え、本当に自我をもつ一個の人間といえるのだろうかと疑問が生じるほどで、ヒロイン同様に私自身が男性として彼をこの上なく愛しく好ましいと思うと同時に、それ以上に戸惑いを覚えてしまうという、非常に悩ましく特異なキャラクターでした。恐らくアナキンのような男は現実には決して存在しえないからこそ、二人の物語はこんなにも美しく儚いのだと今では思います...
最後に、立場や性格の異なる女性たちの関係性はとても清々しく、魅力的なものでした。「悪女」であるヒロインと、いわゆる善人で元小説内の正ヒロインとの関係性をはじめ、魔女、侍女、皇后それぞれとヒロイン等、よくある敵味方や勧善懲悪では語りきれない人間の複雑さや陰影が描かれていて、とても良かったです。
2025年夏現在、個人的にめちゃコミで一番のお薦めです。設定が少々込み入っていてとっつきにくい所もありますが、そこでやめてしまうのはもったいないです。損はさせません、ぜひ読んでみてください!by 白餡-
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