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痛快グルメ
結婚相手に逃げられて、その傷を癒やす(忘却する)ために、云々というのはまあ漫画に有りがちですが、こちらはその傷を、突然思い立ったグルメ(の無茶食い?)で癒すというちょっと変わった展開です。さちこのキャラクターも魅力的で、楽しめます。
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42226位 ?
結婚相手に逃げられて、その傷を癒やす(忘却する)ために、云々というのはまあ漫画に有りがちですが、こちらはその傷を、突然思い立ったグルメ(の無茶食い?)で癒すというちょっと変わった展開です。さちこのキャラクターも魅力的で、楽しめます。
研修医で発達障害の娘がいます。そして、しょっぱな、急いでる時に限って何か別のことが気になり前髪を切った志保さん。それ、昨日の私です(笑)。娘の凸凹が性格では無く障害だと気づいたのは医学生の時でした。その通院でママの方が私より強い発達障害だと娘に指摘されました。この作品の志保さんは娘であり私です。これらのドジや突然の行動は、誰にでもある事だと思ってきました。そうでは無かったんだと50代後半で気がつきました。それは私が環境に恵まれたからに他なりません。
凸凹が適切な場、環境に出会えて自分らしく生きられるまでの苦難と、出会えた幸せを描くこの作品、時折身につまされて辛くなりますが、素晴らしい作品です。
警察官だけど公務員になりたかっただけ、たまたま。
っていう、主人公。考えてみたらそういう人もいるよね、と、日頃特別視しかしない警察官を人間らしさで見ることが出来る。とても面白い。読んでから作者が元警察官と知りました。なるほど。だからリアルなんですね。
気を遣いすぎて過呼吸になるとか、DV気質彼氏から逃れる決心するとか、それらの根源が母親の幼少期からのマインドコントロールにあるとか、徐々にわかっていく凪ちゃんの困難がツボるおはなし。そんな重いはなしだけど、ほんわかした展開で描けるのはすごいと思う。
ドラマも見てないし、音楽の話だよね、くらいしか知らなかったけど、さすがの面白さ。キャラクターそれぞれの魅力が秀逸です。のだめがもちろんピカイチ。そして音楽大学という知らない世界を垣間見ることができるし、玄人さんには物足りないらしいけれどピアノや演奏の設定も素人にはじゅうぶんワクワクできます。さすが有名なマンガだけある!
まず絵がきれいです。嫌味のないイケメン四人がきちんと描き分けられている。キャラクターもわかりやすい。個性派の四人がそれぞれらしく楽しそうに働き、そして仲が良い。この穏やかな世界観に、時折お店の成り立ちとやや複雑な兄弟が登場。でも全編には影響しない。良い感じに気分転換したいときにおすすめです。
作者さんは中学受験の特異な世界を当事者として経験したとしか思えない詳細なレポートで描いておられます。
教員のキャラクターもユニークだし、引き込まれて読んでしまいます。おすすめ。
出だしは何だかギャグめいているし、おばさんの死に方は確かにショックだろうけど、それでその行動?って感じがして不自然に思った。でも読み続けると、いかに生きるか、というかなり深いテーマにキチンと繋がっていき、実はよく考えられたストーリーだった。
絵が硬いけどそれがまた、このマンガのこわいもの見たさをそそる魅力だと思います。ミチちゃんとの会話、わかってるけどこのまま続けさせて、と思うのは、必要な心の修復過程なんでしょうね。
人の成長をシビアな環境を題材にして丁寧に描いていてとても引き込まれます。かなり綿密な取材あっての作品でしょう。家族が医学生だったので、こんな事をしていたのか!と、感動の思いです。ベールに包まれたように殆ど知られていない医学生の解剖実習のくだりは、最後の日のご献体への感謝が圧巻。
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忘却のサチコ