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相対的貧困とは
相対的貧困といわれてもピンと来ない人は多いと思うけれど、その現実をリアルに教えてくれる教育的?なマンガです。特に福祉や生活保護などの制度や公的機関の援助の限界などがやたら詳しい。コロナ禍での政策の問題にも切り込んでいます。
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40524位 ?
相対的貧困といわれてもピンと来ない人は多いと思うけれど、その現実をリアルに教えてくれる教育的?なマンガです。特に福祉や生活保護などの制度や公的機関の援助の限界などがやたら詳しい。コロナ禍での政策の問題にも切り込んでいます。
もちろん失踪したママもやばいんだけれど、そもそもママ友の関係性が気持ち悪い。でもこれは現実を写しているところもあるよなあ、、とも思えて、ずっとモヤモヤさせられます。それが狙いのマンガなんですよね。
本宮ひろし先生の作品としては珍しい短編オムニバス。痛快です。いじられっ子の成長後の復讐や、出所した前科者の偏見の中での人生やり直しなど。今の感覚からは女性とのからみが固定観念に感じられるのが残念。
昭和、それも、戦後すぐの古い昭和の京都がよく描かれていてドラマのように楽しめます。傾きかけた料亭、進駐軍のお客さん、京大生。姉さん女房の洋食屋での仕事も、らしくて良いです。
作者さんの「透明なゆりかご」は、あらゆる世代の男女に読んで欲しい素晴らしい名作だと思います。この作品は、発達障害の漫画だとはうたって欲しくない、誤解を招く作品です。私も私の娘も同じ障害の傾向が強く、理解できる部分も多少はありますが、(作中でこれは自分の癖によるもので障害とは関係ないと断りつつも)、あまりに個性的な作者さんの(性)癖が多く描かれていて、不愉快になってしまいます。
未だ日本ではきちんとした知識を得ることが難し今精神の病について、かなり正確で最新の知見を用いて描かれています。身近に様子がおかしいかもと思う人がいた時に、この漫画を読んでいたら、これは病気だと気がついてあげられると思います。
魅力的な主人公かろりさんの恋を中心に、あたたかな物語が展開していきます。お金持ちで教養がある優しいかろりさん、でも太っていることに引け目を感じていて素直に幸せを求められません。絵本みたいな楽しさとほろ苦さが印象的です。
人事部の一ヒラ社員がここまでする?出来る?と疑問を持ちつつも、久我さんの本気に引き込まれます。派遣社員チームの解散命令への突撃は特に胸アツです。上司たちの不倫は胸くそ悪いけどね。主人公の久我さんの私生活は描かれないのも独特だと思う。
爺ちゃんの隠し子を、その優しさから引き取って育てる決心をする大吉。彼がまずとってもチャーミングです。リンちゃんとの不思議な親子みたいな関係が丁寧に描かれていて、端々にみえる大吉の風貌に似合わぬ優しさがホッとさせてくれます。どんな作者さんが描かれたのかな、と思える素敵なお話。でも口コミによると成人したリンちゃんと大吉が恋愛感情を持つらしく、それは読みたくなくて途中でやめましたが。
私はバレエって全く知らないのですが、この漫画はところどころに用語や歴史解説があって知識が得られます。もちろんそれだけじゃなくてまだ子供と言っていい年頃の女の子たちのバレエに賭ける熱い想いも描かれていて引き込まれます。
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ブレッチェン~相対的貧困の中で~