教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち

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あらすじ
教育ジャーナリスト・石橋大地が代表を務める「エデュケーション企画」。ここでは教育関係のメディア企画などを行っており、教育の名のもとに行われる違法な虐待行為「教育虐待」にまつわる問題も扱っている。過熱する中学受験ブームの影響により、石橋のもとには様々な相談が寄せられ――。親から子への「愛の鞭」がもたらした悲劇とは……!? 現代社会の闇をあぶり出す衝撃作。
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みんなのレビュー
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5.0
NEW一線を越えた親達
誰だって自分の子供には幸せになって欲しい。そして幸せになる為にはお金が必要だし、お金を稼ぐには一流大学に入った方が有利だ。しかしながら判断力が狂ってしまい、子供の幸せより自分の世間体を取ってしまうと我が子は自分を幸せにする道具として見るようになる。そんな親達の物語だと思った。
by ネコ饅頭-
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5.0
狂ってる。
学習塾のシーンから始まる、この物語。
モーレツ社員ではない。まだ子供達が
むりやり「エイエイオー」を言わされている。
その目に、生気は無い。「勉強至上主義」の洗脳を受けた物体でしかない。
その手首にはリストカットのある者も居た。
これが狂気でなくて、なんだろう。
人は皆、楽しく遊ぶ為に生きている。教育虐待、地獄のはじまりだ。
鈴木マサカズ先生の社会問題シリーズは、好きです。by ロンソン-
6
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5.0
真摯な報道で正してほしい
おかしな教育をしている人がいることをマスコミが真摯な記事で報道したら、もっとよくなるだろうと思わされたお話でした。
学習塾で働いていたらほんとにいろんな保護者に出会うけど、中でも〈自分は勉強しなくて社会人になって困ったから、子供はとにかく成功してほしい〉という人ってわりと多くて、しかも困ることが多かったです。
「この子にとことん勉強させたいからよろしく!」→宿題をしないから連絡したら→「じゃあ塾でやらせてください」→家でサボっているなら宿題の意味ないですと話したら→「えー…じゃあ面倒見が良い塾にかえます!」→退塾→他塾でも退塾繰り返し→「他の塾もどこも酷い対応だったからまた見てもらえます?」
…この間、子供は勉強せず勉強意欲も失っています。一番の原因は、保護者がまず子供のためと言いながら、実は自分が叶えられなかった未来を子供に押し付けて、自分は子供を支えず好きなこと(仕事とかジム行くとか)だけやっているから。
こういう親は多過ぎてマンガにもならないけど、一番厄介です。by ねんどみ-
3
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4.0
うーん
私は学習塾経営者です。
人はそれぞれ持って生まれた能力が違います。子供一人一人に合った教育をしないと、子供の人格形成に悪い影響を与えてしまうと思います。
この作品に出てくるのは進学塾ですよね。間違えていらっしゃる方もいるようですが、学習塾と進学塾は違います。
進学塾では受験のための学習をしていますので、学年相当よりかなり難しい学習をしているみたいです。
子供の頃は、机上の勉強よりもっといろいろな経験を積んで欲しいです。
もちろん、野放しはだめです。最低限の学習はして欲しいですが。程度って難しいですよね。by やしょうま-
4
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3.0
苦しい
読んでいてとても気分が悪くなります。子を持つ親の立場から見ていると何とかここに出て来る子供を救えないものかともどかしく感じます。
この人達はどこを目指しているんでしょう。
これはどこまでフィクションなの?どこまで話を盛っているの?と非常に苦しいです。時々ニュースで出て来る教育虐待の実態がこんな感じなのでしょうか?
親もカウンセリングを受ける必要があります。どちらも苦しい状態が読む側してはとても辛いです。by カイトいいね-
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