4.0
狂愛も純愛も紙一重
ラストまで読ませてもらいました。
侯爵家で働くユリアは言葉が話せず酷い扱いを受けていた。
そんなユリアの支えは唯一親切にしてくれる次男のカミーユ。
次第にユリアへの執着が狂気的に増してくるカミーユ。この頃はただただキモい。
家を出たユリアを助けたのがグレン。
今の皇帝陛下と前の皇帝陛下、そしてユリアの母との複雑な愛憎関係。
ユリアにかって愛した人の姿を求める、今の皇帝陛下の執着。
グレンと相思相愛のユリアですが、カミーユに攫われてしまう。
色々とエピソードを挟んでますが、カミーユの壮絶な真実が明かされるあたりから泣く。
ユリアに執着するカミーユの愛は確かに狂愛ですが、最後にユリアの幸せを願い命を賭して守った愛は正に純愛でしょうね。
カミーユが、可哀想でホント泣けました。
個人的に主役の二人よりカミーユに持っていかれてしまいましたが、その後の幸せな二人が描かれているラストも素敵でした。
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狂愛と純愛