4.0
転生ものとしては新しい設定
12話まで読んだ感想です。
主人公がゲームの世界に転生したら悪役令嬢だった。
というのはよく有るストーリーですが、この話しの転生者は脇役である弟王子のウィルフレッドで、兄のアラン王子に今の世界はゲームの中の世界であると常日頃話していた。
これからリズとお見合い予定の第一王子のアランは、弟王子からリズはゲーム中の悪役令嬢であると聞かされる。
隣の部屋でアラン王子を待つリズは、自分が悪役令嬢であるという話を偶然に聞いてしまい、ショックを受けるが思い当たる事だらけ。
アラン王子はそんな動揺するリリを可愛く思い、心惹かれて婚約を進めることにする。
悪役令嬢にならない為に、悪い所を直して完璧令嬢になればいいと言う王子の言葉にリズは脱!悪役令嬢を目指す。
攻略対象者や今後現れるであろうゲームの世界でのヒロインの情報は、転生者である弟王子にしか分からない。
そして弟王子の推しカップルは、リズとアラン王子ではなく、本来のヒロインとアラン王子。
主人公のリズが転生者ではないという、新しい設定がなかなか面白い。
リズは心根の悪い令嬢というより、無意識のワガママ令嬢ですね。
アラン王子の助言で反省して努力する様子が可愛い。
今後、本来のヒロインや別の攻略対象者なとが出てくるのでしょうが、この先の展開が気になります。
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悪役令嬢になりたくないので、王子様と一緒に完璧令嬢を目指します!