4.0
なかなかの秀作
ラストまで読みました。
前世で愛する人達を惨たらしい死に追いやった義兄に剣でとどめを刺し、対価としてヘルスダンテの呪いを受けて絶命したカネフェリア。
回帰した今世では、前世で夫だった愛するヘレスを守る為、自己犠牲の固まりの様な精神で第二皇子ヘレスに立ち向かう。
ヘルスの差し向けた乳母により、毒を飲まされ続けたりするなど、なかなかハードな子供時代を過ごすカネフェリア。
しかし、前世の記憶を利用して皇帝に取り入り皇位継承権を手に入れる。
今世では避けていたヘレスとは望まずとも関わり合うようになるが、実はヘレスにも前世の記憶があった。
二人のラブストーリーはどちらかというと控えめ。
ラストが近づくにつれ、熾烈な皇位継承権争いが話の中心となっていきます。
唐突に終わる作品も多いなか、よく練られていて秀作だと思います。
ハッピーエンドですが、ヘルスダンテの治世が終わり、新皇帝となった人物がかなり意外でした。
途中、理解が難しい所もありますが是非ラストまで読んでほしい作品です。
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呪われ皇女の復讐は公爵様のために