たまこサンドさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全134件
  1. 評価:5.000 5.0

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    初々しくてニヤついてしまう

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    メチャクチャ奥ゆかしくて可愛い夫婦です。
    読んでて近所に住む親戚のような目線になってしまう。
    今の時代では考えられませんが、顔も見たことのない相手との結婚は女として不安ですよね。
    しかも夫となる瀧昌さんは海軍で、いつ航海に出るのか、帰ってくるのかも国の機密事項。
    妻のなつ美さんにも教えられないのは辛いですね。
    なつ美さんが健気で奥ゆかしく可愛い。
    航海中の瀧昌さんに送った手紙がいじらしくて涙を誘う。
    そして瀧昌さんの不器用さが面白すぎて笑わせてもらった。心の中ではなつ美さんにメロメロなのに実際に口から出てくる言葉が武骨すぎる!
    そんな瀧昌さんが、機密事項のため航海に出る事を言えない代わりに勇気を出して渾身のハグをする所が可愛い過ぎる。
    そんな二人が少しづつ理解し合って距離を縮め、夫婦になっていく様子が本当に初々しくて微笑ましい。

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  2. 評価:5.000 5.0

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    オタク魂が突き抜けて面白い

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    小説の世界に憑依したヒロインが、推しの死を知った所で、推しの亡くなる前の時間軸にタイムリープしてオタク魂を炸裂させながら推しを支えていくストーリー。
    韓国の転生や死に戻りのストーリーは、複雑な物が多く理解するのに難儀するのですが、これは分かりやすくて面白かった。
    ヒロインのオタク心が涙ぐましく、推しのカエルスに愛される事より、幸せになってもらう為に行動する様子は応援したくなる。
    聖女に失恋して傷つき、国の為に汚れ役をやらざるを得なくて死を選ぶほど苦しんだカエルスが、自分の為だけに尽くしてくれるヒロインに惹かれていく過程が素敵。
    とにかく推しのカエルスが憂いを含んだ超美形なのでそれを見るだけでも眼福です。

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  3. 評価:3.000 3.0

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    浮気は誰も幸せにならない見本

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    香澄にとって夫の洋介は、通学の電車で見かけてから憧れの存在。
    大人しく控えめな香澄は、洋介やその親友夫婦からも格下扱い。
    その親友夫婦の夫である雅也が仕事で夢を叶えるために、単身で東京へ行ったのがきっかけで雅也の妻の絵美と不倫関係になる。
    その不倫に気づいて香澄に教えたのが自分の子供。
    そこから証拠集めが始まり、不倫を暴露して離婚に至る話しですが、子供を傷つけておきながら今更のように改心する雅也が哀れ。
    子供に拒絶されては復縁はないですね。
    クズな夫ではありますが、後悔と反省して養育費を支払い続けたのは良かった。
    それでも不倫によって家族を失い、子供に会っても貰えないのは自業自得。
    その後、絵美視点のエピソードなどが続き、複雑な家庭環境だったのは可哀想ではありますが、だからといって人の夫を寝とって良いわけではないですね。
    結局、絵美もその代償を払うことになりますが、不倫は結局自分を貶める事になると言う事です。

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  4. 評価:5.000 5.0

    設定が新鮮で面白い!

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    無料分の11話までの感想です。
    魔獣の肉を自ら解体して食す事が趣味の伯爵令嬢メルフィエラは「悪食令嬢」と呼ばれ、婚約者を見つけなければ修道院行きと言われ、遊宴会でお相手探しを仕方なくする事に。
    そこに現れた魔獣に襲われて、助けてもらったのが「狂血公爵」と呼ばれ皆から恐れられているガルブレイス公爵。
    世間から避けられている二人が、何故か意気投合し魔獣狩りと魔獣の肉について盛り上がる。

    この時に公爵が、「魔獣の肉を食べさせてくれないか」と言うのが、何故か日本式プロポーズの「俺に味噌汁を作ってくれないか」と同じ意味に聞こえてしまった。
    そして、別れ際に今度会う時は捕らえた魔獣をお土産に持って行くと名残惜しそうに言う公爵。
    花でも宝石でもなく魔獣なのですね。

    実際に話はトントン拍子に進み、メルフィエラに求婚の手紙を送り、返事を聞くためにやってきた公爵ですが…。

    約束通りに生け捕りにした貴重な魔獣をお土産に持って、馬車ではなくドラゴンに乗って伯爵家まで来ます。
    そして魔獣を見て、大喜びするメルフィエラ。その様子にドキドキする公爵。
    この二人、良いカップルですね。
    メルフィエラが魔獣を自ら解体して食すのは理由がある様ですが、それはこれから明らかになっていくのでしょう。

    設定がなかなか新鮮で、ここまで凄く面白く読ませてもらいました。
    この先の展開が気になります。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    ラストに感動しました!

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    昭和の香りがしてノスタルジックな雰囲気がたまらなく優しい。
    たまにほろっとして、ラストは胸が温かくなり感動しました。
    高校生のふみは、父親が作った借金の為住む場所を失い、親子別々に暮らすことになってしまった。
    借金返済の為、父親は漁師の仕事、ふみは住み込みの家政婦をする事に。
    雇い主でもある住み込み先の大家は、小説家の暁先生で、偏屈で言葉足らずではあるがかなりのイケメン。
    不器用な二人の日常生活と二人を取り巻く人達とのエピソードが面白いだけでなく、友情、嫉妬、涙、喜びを交えながら読んでて素直に感情移入してしまう。
    絵が凄く魅力的で、特に暁先生の表情やふみに見せる仕草に男の色気を感じてしまう。
    題名のロンリープラネットは、ふみにとって心の拠り所でもあり必要な空間であるのですが(いわゆる秘密基地みたいなものですね)、見つけて連れ出してくれる暁先生が素敵すぎる。
    モテるくせに人を好きになる感情というものが分からない暁先生が、少しづつふみに心をさらけ出していく過程が尊い。
    ラストはまるでBGMが流れてくる映画のワンシーンを見ている様です。
    課金して損はないと思った数少ない漫画でした。

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  6. 評価:4.000 4.0

    社内事情のリアルさが面白い

    「なんでも相談」を受け持つ人事の久我さんを中心として、社内の問題や不条理に切り込んでいく過程が興味深く面白い。
    問題を解決に導くまでが、いきなりスカッとどんでん返しではなく、丁寧に描かれていてリアルさが感じられる。
    悪役キャラであったのが、他の課に移動することにより本来の力を発揮するようになったり、ただ懲戒処分させるより会社の利益になるように暗躍する久我さんの様な人が会社に一人は欲しいですね。
    適材適所というのは本当に大事です。
    仕事のできない横柄な上司、社内不倫などなど現実の世界でも結構いますよね。
    孤立無援に陥ったりしつつも、少しづつ味方を増やして正義を追求する久我さんを応援したくなります。

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  7. 評価:4.000 4.0

    球場という非日常の場所の日常

    ギフトを貰わなければ読む事はなかった作品ですが、予想外に楽しく読ませてもらいました。
    ビールの売り子のルリコさんを中心として、関わる周りの人達とのエピソードがほのぼのと面白く毎回クスッと笑わせてくれる。
    また、運営する裏方の人達や選手達の話しも野球を知らなくても面白い。
    色んな人が主人公的な立場で出てくるが、それぞれキャラがしっかりと確立されている。
    野球に興味のない人でも楽しめる作品なので、敬遠しないでぜひ読んでほしい(私も野球はほとんど見ません)。

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  8. 評価:4.000 4.0

    病むほど愛が重い…

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    公爵家の跡取りであるにも関わらず、自分の息子を継かせたい義母から殺されそうになったエティエン。
    血のつながった弟を亡き者にされてしまった後、一人で過酷な逃亡生活を送り、金髪だった髪の色を染めて伯爵令嬢のシオアナの所で仕えるようになる。
    身分を隠して生きるエティエンと、ギャンブルに手を染める兄から理不尽な暴言や暴力を受けるシオアナは愛し合うようになる。
    兄の策略で決められた婚約者のノアから逃げる計画を立てるが…。
    とにかく鬱々として暗いです!
    そして登場人物の皆が病んでる!
    だけど、ホラーと言っても違和感のないこの暗さが何故かクセになって面白い。
    自分を慕う女性の精神も肉体も破滅させる兄、経験のない乙女に異常な執着を見せるノア、シオアナに怖いほど重すぎる愛情を抱くエティエン。
    明るいお転婆娘というキャラであるシオアナさえも時々精神が壊れそうになっている。
    話が進む中、これでもかというほど、辛い展開が続く。
    ネタバレとして、シオアナとエティエンは最後には結ばれるらしいのですが、そこに至るまでのこの鬱々とした暗い話を読み進めるか迷いつつ、ドップリと沼りたい気もします。

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  9. 評価:3.000 3.0

    クズ夫と逆転復讐妻

    何となく読み始めたのですが、これ短編集なのですね。
    どのお話しも旦那は最低夫で、嫁が復讐していきます。短編なのでサクサクと話が進んでスカッとする。
    どの話しも、あ〜、いるいるこんな男!とリアルの世界の誰かさんが思い浮かんだりしますね。
    妻の復讐は大歓迎ですが、それやったら不利では?と思うような非現実な所もあるかな。まぁ、漫画ですからね!

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  10. 評価:4.000 4.0

    かろりさんは素敵だけど賛否分かれるかな?

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    面白くて無料分の24話まで一気読みしました。
    ヒロインはかなりふくよかな体型の花鳥風月ことかろりさん。
    定食屋でバイトをする大学生の青井くんとの恋物語という事でしょうか。
    太っているという外見だけで、悲しくて辛い思いをしてきたかろりさんですが、実は様々なスキルが高く、なかなかのハイスペックで子供達に英語を教えて生計を立てている。
    両親の亡き後に洋館に一人で住み、深窓のご令嬢の如く、気配りやマナー、所作の美しい女性です。
    初めて青井くんのバイトする定食屋を訪れた時も、最初こそふくよかな見た目のインパクトが大きかったが、食べる所作の美しさと慎ましやかな話し方が好印象で、いつの間にか皆と仲良くなっていく。
    かろりさんの思いやりと心根の優しさは、外見で辛い思いをしてきたからこその深みがあって感情移入してしまいます。
    青井くんに好意を抱いているおなじ大学の女の子との絡みもあって、スンナリ恋が進展とはいかないのでしょうが、かろりさんの気持ちを応援したくなる。
    ですが、現実ではなかなか厳しいでしょうね。
    青井くんは大学に入学したばかりなので18歳。かろりさんは社会人として働いた経験があるが挫折して、自宅で英語の先生をしている事から20代後半から30代前半ぐらいなのかな?
    10代の若い男の子が、中身が素晴らしくてもかなり年上の太った女性を好きになれるか?と、この辺は賛否が分かれるかもしれませんね。

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