たまこサンドさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全86件
  1. 評価:4.000 4.0

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    旦那様の成長が尊い

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    伯爵令嬢のクロエには婚約者がいたが、仮面舞踏会の時に妹とキスをしている所を目撃してしまい婚約破棄となってしまった。
    意地の悪い義母が、早急に家から追い出したいが為に見つけてきた新たな結婚相手が「ビュルシンクの悪魔」と呼ばれて恐れられていた。
    実際、体も大きく強面で無口、子供などは見るだけで泣いてしまいそうな風貌をしていたが、ただ単に極度の人見知りなだけであった。
    実は婚約者の裏切りを知り、泣いていた仮面舞踏会でのクロエにハンカチを渡した相手でもあり、最初からクロエの事を好ましく思っていたらしい。
    クロエの目を見る事も出来ず、会話は筆談がやっとだが、心根はとても優しく、忍者のように素早く動いて使用人に見つからないように、感謝の手紙やプレゼントを届ける小人行動が巨体な身体に似合わず可愛らし過ぎる。
    旦那様の本質を知ったクロエの努力によって少しづつ人見知りを克服していく過程が微笑ましくて我が子の成長を見ている感覚になる。
    コミュ障の原因は、父親の虐待の為だがクロエが支えとなり、普通に他人と話ができるようになるだけで読んでるこちらも感慨深くなってしまう。
    旦那さまの体の大きさが不自然な描き方をしてる所もあるが(軽く2メートル超えして見える)、恋愛初心者の二人のやり取りが面白いです!

    • 0
  2. 評価:2.000 2.0

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    ラストが消化不良

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    主人公の精神科医の女医が、患者である6歳年下のカフェ店オーナーの司に恋をされて、感情に流されながら受け入れてしまう物語。
    医者と患者の立場である事から.ネットで批判されて炎上してしまい、2人で逃げて新しい生活を始める。
    同棲すると共に、治療を中断して悪化しているのに無策だったり、司の幼馴染の女の子も頑張らないと!など鬱病の人に言ってはいけない発言をしたりして追い詰めたり、色々とツッコミ所も多い。
    それでもサクサクと展開していくので読んでいたのですが、ラストが不自然なほどに駆け足でいきなり終わってしまった。
    何かページ数的な制約でもあったのかと思うが、消化不良でした。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

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    面白い!

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    無料分の28話まで読ませてもらいました。

    主人公の駒子と、仕事ができるが鬼のように厳しい上司の森崎さんとのオフィスラブ物語。
    とにかく主人公の駒子がポジティブで明るい。
    難攻不落とされる上司の森崎さんに、グイグイと押していくあたりが鋼のハートそのもの。

    そんな駒子に惹かれていく森崎さん。女嫌いで冷たく、恋愛に無関心かと思いきや、ただただ一人で勝手に拗らせて愛情を表せない人だった。

    とにかく心の内が分かりづらく、素直に愛情を示す駒子に対して、そういう風になるのは嫌だと責めて流石の駒子の心を折れさせてしまうが、それは気持ちを抑え切れなくなる森崎さん本人の事を言っていた。
    それでも、寄り添おうとする駒子のキャラは応援したくなります。

    そして駒子の仲のいい同僚、先輩とのやりとりがとにかく面白過ぎる。
    吹き出すこと必須なので、会社や公共の乗り物の中で読む時は注意して下さい!
    私はバスの中でやらかしてしまいました😅

    森崎さんの上司のキャラもオッサンですが可愛い。
    心を開いていく森崎さんの成長を見届けたい。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    カラー版読みやすい!

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    モノクロの方で前に読ませてもらいました。
    カラー版だと、読みやすいですね。
    生まれつき顔に痣がある為に、実家で虐げられてきた清子。
    姉に代わってお見合いをした相手は、家柄も良くお金持ちで容姿端麗だが目が見えなかった。相手の朔弥は、自分の意思ではないお見合いなので断ってくれと、お金を渡されて帰るように促された。
    お金を返そうとする清子との問答中に、怪我をさせてしまった朔弥。車も使わず雪の降る中を歩いて帰ろうとする清子を罪悪感から連れ戻した。
    寒い雪の中を歩いた為か、熱を出して倒れてしまったので、養生させているうちに、実家での酷い扱いを知る。そして、清子の聡明さも知り、何よりも目の見えない自分に対して恐れず配慮して接してくれる清子に惹かれていき、清子を醜いと侮蔑する朔弥の母親の前で、婚約を宣言する。
    朔弥と清子が仲睦まじく愛を育んでいくのが尊いです。
    朔弥に愛されていく中で、清子も成長していきます。持ち前の聡明さで、朔弥はもちろんだが他人に対しても人助けしたりしながら周りの人にも認められて行く様になる。
    差別的な態度や行動をする人は、相変わらずいるが強くなっていく様子をぜひ読んで欲しいです。

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    面白いのですが…

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    無料分を読ませてもらいました。
    母が亡くなり、後妻として来た義母と義姉に虐げられる主人公アイネス。
    言葉で罵るだけでなく、熱湯をかけてアイネスの体に酷い火傷を平気で負わせる義姉。
    このパターン、よくありますが群を抜いてとんでもない義姉ですね。
    政略結婚で嫁いだ先の夫は、胸の火傷を醜いと罵り、浮気三昧する内にアイネスの義姉とも関係を持つ。
    夫と義姉の浮気を目撃してしまったアイネスは離婚を言い渡される。
    母方の祖母に家に身を寄せるが、祖母が亡くなると家を義母と義姉に奪われてしまい、行く所もなく歩いているうちに倒れてしまい、侯爵であるレオンに救われる。
    自分が死んだ後のアイネスの身を案じた祖母が、レオンに手紙で力添えを頼んでいた為らしい。
    レオンはアイネスを守る約束をし、自分は寄ってくる女達や煩い周りの者を黙らせる為に契約結婚を提案してきて夫婦となる。
    この二人、アイネスは覚えてないが子供の頃に会ってる様ですね。
    レオンとしては、祖父の代の恩義を果たす為と興味があったくらいで、昔好きだったとかではないようです。
    それが火傷の事も含めて、アイネスを知るうちに、いつしか溺愛モードに…と、良くある話しですが分かりやすくて結構面白い。
    ただ、作画が残念。背景は綺麗なのにレオンが全然イケメンに見えない。
    アイネスも可愛い時と、??の時の落差があって感情移入しづらいのが残念です。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    ママだけでなくパパにも読ませたい

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    ギフトを貰わなければ興味を持たなかった作品ですが、ハマりました。
    子育て中のママだけでなく、パパこそ読んで貰いたい。
    子育てに関しては、育児書やら色んな情報が溢れてますが、個人差もあるし性格も皆違う。
    違って当たり前なことを、親としてなかなか認める事が出来ず何が正解か分からなくなってしまう。
    ワンオペになりがちなママの事をパパも気にかけて欲しい。
    そして、子供は病状を正確に伝える事ができなかったりして拗らせてしまたったり、メンタルが体の不調を起こす事もあるという事を、親は分かっている様で気付けない時もある。
    この作品で、そういえば…という気づきの指標になれば良いかもしれない。
    ところでブッキー先生のパンダメイク(オバケメイクかな?)、小学校の頃に見たデスボイスのバンドのビジュアルがきっかけとは驚き🫢
    コンサートにまで連れて行ってくれた、ブッキー両親、友達のいない子供の為といえ尊敬です。

    • 2
  7. 評価:4.000 4.0

    すべては王子の浅慮さから

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    第一王子エドワードの婚約者マリアベルは、厳しい王妃教育をやり遂げ完璧な淑女に成長する。
    しかし王子から突然、真実の愛を見つけたからと婚約を破棄される。
    そんなマリアベルは他国の次期国王のレナートから、あちらが真実の愛ならば、自分達は運命の愛だと求婚され、その人柄に惹かれて承諾。
    レナート様、容姿端麗なだけでなく頭も切れて頼り甲斐がある。
    堅物ではなく若干軽い感じだが、芯の通った所と誠実さが素敵です。
    一方のエドワード王子、文武両道でそこそこ優秀なはずなのに、甘やかされて育てられた為か元からの性質なのか(多分、両方かな)、浅慮すぎて目先の事しか見えてない。
    マリアベルがまだ自分を愛してて、レナートとの婚約はマリアベルの父親の差し金で仕方なく承諾したなどの嘘を聞かされて、調べもせずに信じてしまうあたりアホとしか言えない。
    マリアベルを側室にする為、浅はかな行動に出るが、国を支配したい邪な思惑のある人物から利用されているのが何故分からない?
    婚約破棄されたお陰で、マリアベルはレナート様と出会えたので、結果オーライだが、もう少し思慮深かったら、仕組まれた真実の愛なんかに騙されず安泰だったのに。
    エドワード王子が残念すぎる。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    読み進めるほど面白い!

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    ドラマにもなったとかで、題名は何となく知っていたのですが興味がなく内容を全然知りませんでした。
    ストーリーの先入観や知識なく読み始めたのですが、面白くて無料分まで一気に読んでしまった。
    旦那の浮気で離婚する事になった主人公の早梅。家を出たが頼る人もお金もなく、公園で生活していた所に、以前電車の中でイジメを注意した10歳歳下の金持ち高校生の壱成に拾われる。
    壱成の自宅で300万円の掛け軸を汚してしまい、弁償する為に壱成からリアル人生ゲームでお金を稼ぐ事を提案される。
    この辺りはやり過ぎ感もあり、色々と拗らせた生意気な高校生としか思えないが、早梅への恋心を自覚する為のエピソードとして必要だったのでしょうね。
    個人的にこの後に続く話しの方が好きです。
    壱成の家が経営する旅館で働く事になった早梅。
    高校生の頃に恋心を抱いた相手が、実は壱成の兄で旅館の次期社長だったり、元旦那の浮気相手が壱成の兄に執着していて、早梅に危害を加えてきたりと複雑になっていく。
    話しの面白さに加えて、大好きな早梅に対して男として見てもらいたくて、余裕のない壱成が可愛過ぎて応援したくなる。
    壱成の挙動不審ぶりの描きかたが上手すぎて最高です。
    久々にハマる恋愛物でした。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    進平の盲目的な愛が切ない

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    体が弱く心臓病の為、長くは生きられないと医者に言われている紗都子。
    美しい容姿の為、後妻と異母妹から妬まれているが父親だけは唯一の味方だった。
    ある日、町で男達に攫われて殺し屋の後藤進平と出会い、助けてくれるなら結婚すると持ちかけて2人で逃げる。
    この進平、サイコパスかと思うほど容赦なく人を殺し、闇がありそうな表情で怖いが、幼少時の壮絶な生い立ちが影響しているのかと思う。
    攫われた場所は遊女達の住む法の手の届かない島。
    死を覚悟して生きている紗都子は、進平の計画にしたがって遊女となり、島を脱出する計画を立てる。普通ではない進平の愛は、命すら捧げるほどに盲目的だが他の誰よりも大事にしてくれる。いつの間にか紗都子の心にも変化をもたらし進平に好意を持つ様になるのも必然でしょうね。
    紗都子の為に、ホタルを捕まえてきて部屋に放す進平の優しさ、ホタルの生きている時間は短いと話す様子から、ホタル=短い命=紗都子と重ね合わせてるようで切ない。
    島を出るまでに、父親の正体の発覚や幼馴染で護衛の康太郎との間で壮絶な展開があり、二人は引き離されてしまう。その後はまだ読んでないので分かりませんが、ホタルのみえる所に小さな家を建てて二人で暮らそうと言った進平の言葉が実現されてる事を願います。
    気になるのは、一番最初の場面で年老いた男性が手紙を読みながら涙を流してる様子。
    周りに光を放ってるのはホタルですよね?
    この男性は進平なのでしょうか。
    紗都子がもしも亡くなっていたとしても、二人で仲睦まじく暮らす時間があったことを願いたい。
    結末がが気になり過ぎて仕方ありません。

    • 4
  10. 評価:4.000 4.0

    設定盛りすぎで謎が多いが面白い!

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    王様とメイドの間に産まれて離宮で忘れられたように暮らすセシル。
    政略結婚で、冷酷無慈悲なエスティアン皇帝陛下の元へ嫁ぐことになる。
    今までの皇后候補で生き延びた者はおらず、死にたくないなら悪女になれとエスティアンから言われ、実行するセシルの突き抜けた演技の潔さがハラハラしながらも面白い。
    実はエスティアンはセシルに一目惚れしていて、悪女になれというのもセシルを守る為でもあった。
    皇后の座を狙う他国の姫など出てきて、序盤はセシルのハチャメチャぶりとエスティアンの溺愛ぶりがクセになる。
    ただ、途中からこの世界は小説の中の話しである事が分かり、その作者が転生して聖女として登場したり、魔法使いに妖精、ドラゴン、魔法に呪いなど考えつく設定のオンパレードで理解が追いつかない。
    悪女の話しはどこへ?
    エスティアンにかけられた呪いを解き、救う為に全員で立ち向かうという壮大なストーリーになるとは思わなかった。
    さらに、セシルの母親と出生の秘密が絡んできて頭パンクしそう。
    突っ込みどころも多いが、セシルが魅力的すぎて読み進めました。

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