たまこサンドさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全191件
  1. 評価:4.000 4.0

    NEW
    コレは面白そう

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    ヒロインの侯爵令嬢ヘルガが「甲虫類を探しに行きませんか」と、王太子殿下を誘惑する所から始まり、初っ端から吹き出しました。

    ことの発端は、王太子殿下の婚約者候補に、ヘルガの家と政敵である家のモニカが選ばれた事から。
    ヘルガは父親から王太子殿下の略奪を命じられる。

    婚約者のモニカ嬢、なかなかの腹黒でヘルガに対して嫌がらせや悪口を吹聴してヘルガを婚約者候補から蹴落としたらしいです。

    賢くて誰もが認める美貌のヘルガですが、恋愛偏差値はゼロ。
    誘惑の仕方を学ぶ為に、王立図書館で恋愛小説などを読んでいる時に、図書館仲間のマルから男性は虫が好きと助言されて、冒頭の「甲虫類探し」のお誘いに至ります。

    実はマル=王太子殿下であり、他の男性を誘惑すると思ってわざとトンデモナイ情報を与えたという事です。
    もう王太子殿下、マルとして接している時からヘルガの事が大好きですね。誘惑する相手が自分と知ったときの喜びが可愛い。

    ヘルガもモニカに、冷静で丁寧な略奪宣言をするなどズレてますが、天然で良いキャラをしてる。
    展開は予想がつきますが、読み進めるのが楽しみですね。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    NEW
    登場人物達の人生が深い

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    無料分50話まで読みました。
    女性専用風俗、「東京宵待シンデレラ」を利用する女性たち、そしてセラピストたちの心理がなかなか深くて心刺さる。
    オムニバスではありませんが、副題ごとにストーリーの中心となる利用客とセラピストが変わっていきます。
    最初の作家のハルミさん、トキメキすら忘れてしまっていたのにセラピストのアキトにハマってしまい、拒絶と罵倒されながらも縋り付く様子は痛々しくて見てられない。
    シンデレラになる時間をお金で買うという事の現実を割り切ることは、人によって難しいですね。
    そのアキトも次話で、プライベートが明かされて短絡的ではあるけど根は悪い子ではないことが明らかになる。
    そして、ハルミさんは自分を好いてくれていた人がいる事に気づき幸せを掴んで安心しました。

    その後はおそらくこの作品の要となるセラピストのセナに焦点を当ててストーリーが進んでいく。施設で育った生い立ちと初恋の女性リンとの再会と別れでは泣けてくるので(リンには婚約者が既にいた)読む場所にご注意を。

    セナに憧れるトー横の少女がセナとリンに助けられて成長していく様子もなかなか良い。
    50話までですが、セラピストという職業ですがセナの心が綺麗で優しすぎるのが何故か切なくなる。
    これから明らかになると思うのですが、セナか何故セラピストになったのか気になります。

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

    こんな夫はイラナイ

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    妊活に対しての妻と夫の温度差というのは、現実でもアルアルですね。

    夫婦仲は悪くないが、一年前から夫の賢吾とはレスの詩織は36歳。
    子供を作るなら今、と妊活を始め一年振りに排卵日を狙って…という行為に尻込みする夫の気持ちも分からないではないけど、言葉が足らなさ過ぎて思いっきり妻を傷つけてしまう。
    そもそも夫の賢吾が、年下とは言えど34歳にしては言い訳ばかりで子供過ぎる。

    妊活のすれ違いでギクシャクしてる夫婦の間に、更に問題をぶっ込んできたのが、突然連絡してきた賢吾の元カノの沙耶。

    ・詩織は子作りを拒否され、更に元カノに唆されて「まだ子供は欲しくない」と言う賢吾と心の距離ができてしまい悩む。

    ・夫の賢吾は、詩織に内緒で元カノが求めるままに会いに行き、元カノの子供の面倒まで見るようになる。
    (コレが一番腹立たしい!妻との子供はイラナイと言ったクセにね…)。
    但し身体の関係はなく利用されてるだけ。

    ・元カノの沙耶は賢吾に好意を持っているのではなく、単に子供のパパが欲しいだけ。
    しかも、元カノの母親まで協力している、

    こんな三者の思惑が入り乱れ、賢吾のバカさ加減に早く捨てられろと思ってしまいますね。

    詩織に好意を持つ後輩くんも出てきますが、よくあるイケメンで仕事ができるタイプでもなく、ナンダカナー。

    賢吾と詩織が元サヤはイヤなのですが、どうなることやら。
    詩織にはもっとイケメンでハイスペックな男性を登場させて、アホ夫はポイして欲しいです。

    • 3
  4. 評価:5.000 5.0

    皆川さんの心の声が面白すぎる

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    ヒロイン奈都がメインの「冷たい上司と嘘の恋」を先に読んでこちらに来ました。

    人事コンサルタントをしている「氷の男」こと皆側佑人は、失恋してヤケ酒してる奈都にバーで絡まれて意図せずにホテルで過ごしてしまった。
    泣き寝入りしてしまった奈都とは一線を越えることはなかったが、問題は奈都が情報漏洩の調査を依頼された企業の社員であった事。
    最初のうちは情報収集の為に奈都を利用する事を考える皆川さん。
    奈都の失恋相手の上司の彼女が、何故かマウントを取ってくる為、その対策として期間限定の恋人を提案する。

    奈都メインの話の方よりも、より情報漏洩の深い部分がストーリーに盛り込まれてなかなか面白い。
    そして、時には奈都が可哀想になるぐらいに冷たくて分かりにくかった皆川さんの本音の心の声が最高過ぎる。

    何だかんだと言っても、皆川さんは最初のバーでの出会いから奈都に惹かれてますよね。
    態度では冷たくても、心の声は奈都に対して保護者のような庇護欲さえ感じる。
    皆川さん、最高ですね!
    奈都がメインの方の作品を読んでからこちらを読む事をオススメします。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    やがて溺愛へ…が好きな人にはオススメ

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    無料分12話までの感想です。
    日比谷病院に勤務する医局秘書の宮永彩は、事故で両親を亡くしてから大学受験を目指す弟と二人暮らし。弟の学費や講習代などの支払いの為、節約生活に励んでいる。

    そんな彩に急接近してくるよつになったのが、日比谷兄弟。
    兄の日比谷要は内科医で、優しい王子様系の彩の憧れの人。
    一方、弟の日比谷颯士は脳外科医で、無愛想な口の悪い俺様系で彩が苦手…と言うより嫌いな人。

    要の方は、いつも迷惑をかける弟の颯士の事を口実に差し入れをしたり食事に誘う。その流れで彩に告白。

    かたや颯士は、彩が落として失くしてしまった弟の講習代5万円を「返さなくてもいい」と渡そうとする。
    遠慮する彩に5万円の対価として彩の手作りのご飯を食べさせてもらう事を提案して何故か彩の自宅に。
    彩の弟とも仲良くなり、三人で彩の手料理を食べる様子が微笑まし過ぎる。

    表紙絵やタイトルから颯士の方と結ばれるのは想像できますが、この手の話しが好きな人にはメチャクチャ刺さると思います。

    仲が悪いと噂されている日比谷兄弟の事などもこれから分かるのかな。
    ツッコミどころもありますが、他の人には無愛想な颯士のギャップが良いです!

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    世の中の全ての男に読んでもらいたい!

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    タイトルの言葉、家事全般を担う女性なら一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
    極め付けに「美味しいよ。でも〜」のセリフ、もう扉絵だけでムカつく人も多いのでは?(笑)

    イケメンハイスペックの勝男と勝男にふさわしくあろうと家事を含めて努力を怠らない鮎美。
    同棲中の二人ですが、付き合って6回目の記念日に家で勝男の好きな筑前煮を作って待つ鮎美に勝男から急な外食の誘い。
    店で指輪を差し出し、プロポーズする勝男ですが断られてしまい別れを告げられる。

    この頃の勝男はモラハラかと思うぐらい一言多く、悪気のないダメ出しばかり。
    鮎美は良くやってたと思いますよ。私なら毎日大喧嘩になっている自信がありますね。

    鮎美が変わったのは(と言うか、自分自身を取り戻したという事ですね)、美容師の渚との会話から。
    勝男を優先するするあまり、いつの間にか自分がどんな食べ物が好きなのかさえ忘れてしまっていたのに気づいてしまったのですね。

    この頃の勝男はクソ男ですが、自分で料理をする内に反省して変わっていきます。
    最低男の印象だったのになぜか応援したくなってくる。
    世の中の男性諸君、自分のために作ったくれた料理にまず感謝しよう。
    文句があるなら自分で作ってみて欲しい。
    特に筑前煮の手間暇のかかる面倒臭さは経験しないと分かりませんよ。

    鮎美の方も別れてから勝男の好みに合わせてた髪色や服装も変えて、色々と経験していきますが、この二人元サヤに戻るのかどうか気になります。
    勝男は未練タラタラですがね。

    好きなタイプの絵ではないですが、何故かハマります。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    独特な感性に引き込まれる

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    懐かしいです。
    年がバレてしまいますが、随分と昔に読んだ記憶があります。
    内容などすっかり忘れているハズだったのに、読んでいくうちにセリフまで思い出して自分でもビックリです。
    絵からも分かるように昭和なタッチが満載ですが、これは今読んでも引き込まれる。

    はるか昔に海の泡から産まれた双生児のデイモスとヴィーナスの禁断の恋が全てのはじまり。
    大神さまの怒りに触れ、ヴィーナスは闇の国に連れて行かれ醜く朽ち果てるのを待つだけとなり、デイモスは恐怖の悪魔の姿に変えられてしまった。

    ヴィーナスの魂まで朽ち果てる前に、生まれ変わりである美奈子をデイモスの花嫁とし、その肉体にヴィーナスの魂を入れるはずが、いつしか美奈子自身に惹かれるデイモスの葛藤。
    毎話、テーマの違うオカルト的な事件に巻き込まれる美奈子。

    古臭いと思わずぜひ読んでほしいです!
    舞台を見るようなドラマチックさにハマります。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    年下彼氏の作品の中でもイチオシ!

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    他サイトで先に読んだのですが、大好きなお話なのでこちらで読み直してます。
    年の差がある年下彼氏の作品は色々ありますが、このカップルがダントツで可愛くて癒される。

    ヒロインである三十路の朝比奈たま子の今の楽しみは、お気に入りの警備のバイトの22歳の竹田くんを構うこと。
    それもイヤらしい感じではなく、弟をからかうような感じで塩対応でスルーされるのをむしろ楽しんでますね。
    そんな竹田くんから告白され、ハグとキスをされて早い段階でタイトル回収。

    年齢的にも結婚を考えざるを得ないたま子は、婚活をするという理由で断るが、諦めきれない竹田くんから結婚相手が見つかるまでの期間限定恋愛を提案されて承諾。

    若いからか、軽いな〜と思っていた竹田くんですが、後にたま子から婚活はやめて竹田くんと向きあうと言われた時の喜びがキュンキュンです。

    もう竹田くんがたま子の事を大好きですね。最初のうちこそ思う様にいかないと捨てゼリフを吐いて帰ってしまったりもしましたが、たま子の素直で大人な対応で仲直り。
    ホント、喧嘩らしいのはそれだけで竹田くんが大人の男として成長していきます。

    この二人の良い所は何といっても素直さで、他の作品なら長引きそうなすれ違いがおこるエピソードの時でも、ちゃんと言葉に出して相手に不安を抱かせない様に努めることですね。
    読んでてうらやましくもなるし、何よりも癒される。

    そして、周りの人達もイヤな人がほとんどいない珍しいパターン。
    この二人の周囲の人達の恋愛もなかなか微笑ましい。
    読んでて幸せになる作品なので、イチオシでお勧めします!

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    個性あふれる妖たち

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    無料分114話まで読みました。
    アニメ化している事も知らず、人物画もそれほど好みではなくて何となく読み始めたのですが、予想以上に面白い。

    人間達の住む現世(うつしよ)から、あやかし達の住む隔世(かくりよ)へ強制的に連れてこられた女子大生の葵のかくりよでの奮闘記と言っていいのかな?

    葵がかくりよに連れてこられた理由は、亡き祖父がかくりよのお宿「天神屋」で作った借金の為。
    どうやら祖父はお金を返す代わりに、孫娘を「天神屋」の大旦那さまである鬼神の嫁にすると約束していたらしい。

    大旦那さまと結婚したくない葵は、食事処「夕がお」で得意の料理を振る舞い、借金を返す事にする。

    何だかんだと葵の事を気に入って気遣ってくれる大旦那さまに「天神屋」で働く個性あふれる妖たち。
    そして、「天神屋」と「夕がお」を訪れるお客たちも交えて奮闘しながらこの世界に溶け込んでいく。

    あやかし達のキャラがどれも被ってなくて良いですね。真底イヤなやつも出てこない。
    一番好きなものを教えてくれない大旦那さまの真意も気になります。
    読むのを迷っている方、イヤな気持ちにならず楽しく読めるので是非読んでみて下さい。

    • 1
  10. 評価:3.000 3.0

    ヒロインがお人好しすぎてモヤる

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    レビューでヒロインにイライラするとか否定的な感想がありましたが、第一話を読んで納得。
    あー、これは読むのを離脱する人がいるわ。

    ヒロインの園田遥香は大手の菓子メーカーの企画部主任。
    上司に媚び媚びの同僚、野森美知に都合よく仕事を押し付けられるわ、ほぼ決まっていた自分の企画案をボツにされて美知の適当な企画が通り、結果売り上げが芳しくなく責任をおしつけられる。

    自宅に帰れば同棲中の恋人の浮気現場に遭遇し追い出される。

    ここまで理不尽な扱いを受けても、自分にも非があったとかお人好しを通り越して自虐すぎません?

    両親がいないので、弟と妹の大学の学費の仕送りをしていて、節約の為に会社の倉庫で寝泊まりするのも共感しづらい。
    本人のアルバイトと奨学金に加えて多少の仕送りという選択もあるだろうに、その時間を勉強にあてて欲しいからとか自己犠牲にもほどがある(しかも医学部とかメチャクチャ学費がかかる)。

    倉庫で寝ている所を仕事では厳しいイケメン上司に見つかり、家事をする代わりに上司の家に住む事になるのですが…。

    当て馬として遥香に懐いている後輩、いつの間にか遥香を意識する上司、そこに毒々しいスパイスとして腹黒女の美知。

    展開〜結果も大体予想がつきますね。
    遥香にモヤモヤしながらも9話辺りから、上司が実はお酒がダメで飲むと遥香にベッタリ甘える展開で面白くなりそうではありますが、課金は少し考えてしまいますね。

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