たまこサンドさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全105件
  1. 評価:4.000 4.0

    NEW
    雨が降りまくって地固まる夫婦愛が素敵

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    フルカラー版、最後まで読ませて頂きましたー。
    モノクロ版に比べて綺麗で読みやすいですね。
    寛志さんの色男ぶりも際立って良かった。
    反面、千春の方はカラー版になると垢抜けていく感じがなく眉毛が強調され過ぎてるのが残念。

    背中に大きな痣を持ち、そのせいで縁談があっても上手くいかない千春。初対面は最悪の出会いだった寛志と政略結婚で夫婦となる。
    最初は警戒していた千春だが、背中の痣を見ても怯まず、むしろこれを見れるのは夫の特権とばかりに愛情を示してくれる寛志に惹かれていく。
    相手を想うあまりに嘘をついたり離れ離れになったりする内に、心から愛し合う本当の夫婦となっていく素敵なストーリーです。
    寛志と千春の周りの人達のキャラも良く、最終話が近くなる辺りで気になっていた過去や、年の差恋愛についても描かれてます。
    ハッピーエンドには間違いないのですが、ラストが少し物足りないのが残念。
    まだ、話の途中よね?という感じです。
    それでも、大人の魅力を感じるヒーローの中では寛志さんがダントツなので最後まで読んで欲しいです。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    色々あってもハッピーエンド

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    最終話まで読ませてもらいました。
    ヒロイン莉央の家の事情と、夫となる正智の自分勝手な野望によっての政略結婚。
    正智側の親の会社を継ぐ為の兄弟間でのゲームで、顔も知らないヒロインと結婚し、10年間放ったらかして結婚している事すら忘れている始末。
    ある日、莉央が離婚を求めて会社に突然やって来る、題名通りの展開で話が始まります。
    10代から20代にかけての貴重な10年を、結婚したまま放置するクズ男として序盤の印象は最低ですね。
    世間知らずの莉央を、自分の自宅に泊めている間に莉央の素直さや可愛いさに惹かれていき溺愛モードになりますが、10年放置という事実はなかなか重いです。
    莉央の方もいつしか惹かれて両思いになるのですが、莉央は周りの人に恵まれていますね。
    元婚約者の画家の設楽先生、幼馴染みの羽澄など大切にしてくれる人が周りにいたのが読んでて救いになりました。
    正智さんより、むしろこちらの人達と結ばれても良いとさへ思ってしまった。
    改めて結婚式をする事になった最後は、とにかく幸せ一杯のハッピーエンドで主要脇役達も皆集合でなんだかんだとほっこりとしました。
    ただ、こんなに莉央の事を溺愛する事になるのなら顔も知らない10年が本当にもったいない。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    とにかく絵が美しい

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    ヒロインは、美しい水の国のヴィルキャスト家の娘ララ。
    この国の清浄な水はララの義妹のメアリの水魔法によって保たれており(実際はララの聖魔法によるもの)、国からのお金や民からのお布施で贅沢な暮らしをしていた。
    魔法の使えないララは一人粗末な小屋に住まわされ、家族から虐げられていた。
    水の汚染に苦しむトゥルムフート国の「行き遅れ元王太子」からの縁談に、嫌がるメアリの代わりにララが嫁ぐ事に。
    この元王太子のロイ様、38歳という事ですが大人の魅力が溢れる美形です。
    執事やメイド達も優しく良い人ばかり。
    ララが水魔法が使えない事がわかっても咎めるどころか、実家からの酷い扱いを知り何とかララに幸せになってもらいたいと大事にしてくれる。
    実はこの頃からこの国の汚染された水が浄化されてきてララが聖魔法の能力がある事が分かる。
    一方、ララがいなくなった国では水の汚染から感染症が蔓延していた。
    とにかく絵が美しい。ララが少しづつ健康になって綺麗になっていく様子とロイ様の不器用な愛が微笑ましい。
    そして、最初は嫌な印象だった今の王太子であるロイの異母弟も華やかな美形で強力な味方となって頼もしい。
    前婚式でのパーティーでララの家族がやって来て、とんでもない騒ぎを起こしますが、相応の処罰が下されます。
    色々あっても、ロイ様の溺愛は変わらないし結婚に至りますが、正にシンデレラストーリーです。
    まだ先が続く様ですが、美形揃いの絵を見てるだけでも楽しいです。

    • 2
  4. 評価:4.000 4.0

    ぜひ最後まで読んで

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    めちゃコミさん、ありがとうございます!
    最後まで無料で読ませて頂きました。

    題名の通り、ヒロインあさ美が投資家である父親の計らいで、あさ美の努めるアパレル会社のCEO孝文とお見合いをして政略結婚させられる話です。

    断る気満々のあさ美に対して、孝文は社長という立ち場を利用して結婚に同意させる。
    見た目は文句なしだが、毒舌で仕事に厳しい孝文が意外に結婚に前向きなのは、あさ美の父親に世話になった過去があるからと言う。
    ただ、読み進めていくとあさ美の入社時の面接の時から気になっていた様です。
    俺様キャラの孝文のやり方が何となく好きになれない感じもあり、説明不足の為あさ美に誤解されてすれ違う事もありますが、とにかく頼りになる。誤解されても結局は全てあさ美の為に行動してる。
    途中、孝文の元カノやあさ美を狙う昔馴染みの男が引っ掻き回したり、孝文のやり方やあさ美の行動にモヤる事もありますが、ラストがとにかく素敵です。
    駆け足で終わる事なく、試練を乗り越えた二人が本当の夫婦、家族となる所まで描かれていて読んでるこちらも幸せな気持ちになりました。
    ぜひ、リタイアする事なく最後まで読んでほしいです。

    • 1
  5. 評価:3.000 3.0

    色々と謎

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    ストーリーはまさに現代版シンデレラ。
    両親を事故で亡くしたヒロインは、叔父家族に引き取られ家政婦同様の扱いを受けている。
    しかも自立する為にバイトで貯めたお金まで詐取されるのは、家政婦以下の扱いとも言える。
    祖父の遺した家に住んでいるが、この家はヒロインの両親とも過ごした思い出の詰まった家で叔父家族が移り住んできた形である。
    ヒロインに内緒で家の売却を進めていて、その件で訪れた黒凪財閥の御曹司で不動産会社の社長が、ヒロインの事情を知り結婚を申し込む。
    話が急展開で、叔父がヒロインの父親を嫌っていた事が家政婦扱いをする理由としても、何故そこまで嫌っていたのか分からない。
    御曹司の方は、身内であっても階級制度のある財閥のシステムをぶち壊したい。その為には、家庭や跡継ぎがいる方が信用されるからなど身勝手な理由を明かす。
    一度は断るヒロインだが、何があっても守るという言葉で結婚を決意する。
    この御曹司、結婚の理由こそ身勝手だがヒロインに対する態度は誠実さが見えて何となく愛情もあるように感じる。
    ヒロインと過去に会ったことがあるなど、ベタな展開なのかなとも思う。
    お互いウィンウィンの関係で決めた結婚だが、御曹司の態度から溺愛モードに入っていくのは予想できるかな。
    展開が急すぎて色々と謎がまだ多いですが、人物の作画は魅力的で好きです。
    今後の展開に期待します。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    辛い片想いだけど引き込まれる

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    隣に住む年下のノアに想いを寄せる主人公のレイチェル。そしてノアが想いを寄せているのは実の姉のアリシア。
    このアリシアが重い病を患っていて長くは生きられない。
    レイチェルの父親の好意で、良い医者がいて環境も良い場所への転地療養を勧められるが、その家はレイチェルと縁談相手の為の家でもあった。
    レイチェルとアリシアは強い友情で結ばれており、レイチェルが結婚してもずっと側にいるのが良いだろうとの計らいであったが…。
    ノア以外に相手は考えられないレイチェルは、自分は男嫌いで縁談は考えられない為、自分と偽りの結婚をすれば姉のアリシアの側にいられるとノアに持ちかける。
    自分のノアに対する想いを封印して、実の姉を愛しているノアの恋の傍観者となる決意をする。
    ノアの姉に対する想いが真実なだけに、レイチェルのノアに対する気持ちき読んでて切ない。
    嫉妬の感情が渦巻く事があっても、アリシアとの友情も大切なものになっている。そして、アリシアはレイチェルの事が大好きで幸せを切に願っている。
    ノアのレイチェルに対する気持ちが変化していき、両片思いですれ違うが、二人の事を大切に思っているアリシアが何か気づいてる感じもする。
    傍観者はレイチェルなのかアリシアなのか、作画は好みが分かれるかもしれませんが引き込まれます。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    ストーリーが秀逸

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    転生ものとしてよく練られたストーリーです。
    冒頭から悲惨すぎて重い。
    悪逆領主の娘として大勢の民のまえで処刑されたヒロイン。
    そして、悪逆領主を断罪に追い込んだ首謀者がヒロインが愛していたヘルトだった。
    実際、ヒロインは父親のしていた事を何も知らず、ヘルトが牢中のヒロインに修道院に入れば命だけは助かると提案。
    だが相思相愛だと思っていたヘルトに裏切られた悲しみもあり、処刑される事を望むヒロイン。
    処刑の場面ですが、わざと我儘で横柄なお嬢様として演技しながら断首されるヒロイン、その処刑を執行するヘルトの感情のない表情、辛すぎて泣けてくる。
    15年後に孤児のシャーリーとして前世の記憶を持ったまま転生したヒロインが、メイドとして働く事になった。その屋敷の領主が28歳となったカイド(ヘルト)で、自分を処刑した愛していた人だった。
    カイドに対してはシャーリーを利用して裏切ったイメージがあり、好ましく思えなかったのですが、シャーリーが転生したお嬢様だと理解してからカイドの本心が明らかになっていく。
    カイドは心からお嬢様の事を愛していて、処刑から15年間たった今でも結婚せずに贖罪の日々を送って密かにお墓も作っていた。
    お互いに愛しているのに、処刑した者と処刑された者という事実は重く、気持ちが通じ合うまでの過程が切なくて泣ける。
    前半はかなり話が重くて読むのが辛くなると思います。が、二人の気持ちが通じ合ってからは、カイドのシャーリーに対する重すぎるほどの愛情で心温まる二人の様子が尊いです。
    シャーリー以外にも転生した者がおり、その後の展開にに深く関わってきたり、よくある転生ものの話とは一線を画してるので、ぜひ読み進めて欲しい。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    シュール過ぎて楽しい!

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    ギフトを貰わなければ読むことのなかった作品ですが、メチャクチャ面白い。
    話の冒頭にある通り、世紀末を乗り越えたイエスとブッダが下界でバカンスを楽しむストーリー。
    もっとバカンスらしい素敵な海外もあるだろうに何故か日本のアパートで同居生活。
    ほんの少しヤンチャなイエスとそれに振り回されても受け入れる優しいブッダのコンビが最高。
    俗世で煩悩と欲望の狭間で迷いながら、神としての一線はしっかりと守っている二人の珍道中ですかね。
    極道にヤクザの2代目と勘違いされてお友達になったり、商店街の催しで漫才コンビを組んだりとシュール過ぎて好き。
    迷ってる方、読んで損はないと思います!

    • 3
  9. 評価:4.000 4.0

    納得のハッピーエンドです!

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    最後まで読ませてもらいました。
    メガネ女子で地味なヒロインのマリー、義母妹に婚約者をとられた挙げ句、猫に姿を変えられてしまう。
    この妹のエミリア、実は魔女でエミリアと仲良くしようとするマリーに対して一方的な妬みを抱いていた為だが、最期にはちゃんと断罪されます。
    元婚約者の男も、エミリアが捕えられた途端にマリーにすり寄るただのクズ男でした。
    ブサ猫に変えられて、いく当てのないマリーを拾ってシフォンと名づけ溺愛してくれたのが、妹に婚約者を取られた後にマリーに求婚していた元師ラインハルト。
    世間ではとんでもない噂で誤解されていた元師。
    誠実で、使用人思いの良い男でした。実は元師、以前から紅茶館で、美味しそうに1人でお茶を飲むマリーを好ましく見ていて、舞踏会でも会っている。この辺りのエピソードもなかなか良い。
    最後にはシフォンがマリーと分かって無事に人間に戻り、マリーの父とも和解して納得のハッピーエンド。
    猫になったことで視力が良くなりメガネが必要なくなったマリーも可愛いが、シフォンのブサ可愛さも良い。
    気持ちよく読み終わりました。

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  10. 評価:4.000 4.0

    おひとり様に共感

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    他サイトで途中まで読んでたのですが、こちらでも配信されて嬉しいです。
    あまり見ないストーリーなので、新鮮で興味深く読ませてもらってます。
    主人公のニコルが、おひとり様の気楽さに目覚める気持ちにメチャクチャ共感してしまう。
    婚約者のケイオス、幼馴染みの王女で生徒会長でもあるキャロラインばかり優先し、ずっとニコルを蔑ろにしてきた罪は重い(本人はそんなつもりはなかった)。
    ニコルが自分を誘わなくなったり、白い結婚を希望する様な事を言い出して初めて事の重大さに気づくケイオス。
    王女キャロライン様も、自分が原因と知ってケイオスや生徒会の仲間達と何とかニコルの誤解を解こうとドタバタ展開だが、上手くいかない。
    キャロライン様は、さばさばした男勝りの性格ですが、ケイオス同様にポンコツ気味で空回りしてしまう。
    おひとり様の楽しさを知ってしまったニコルの気持ちを取り戻そうと奮闘するケイオスは自業自得ですが、ザマァという気持ちとガンバレと言う気持ちの半々で読んでます。

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