たまこサンドさんの投稿一覧

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21 - 30件目/全193件
  1. 評価:2.000 2.0

    夫が悪いのは分かるけど拗らせ過ぎ

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    政略結婚の為、幼い頃に隣国の公爵家に嫁いだリリアージェ。
    年の差婚ゆえに自分を律して幼い妻を見守ってきた、つ・も・り・のエルクシードですが、成長するにつれて、どう接したら良いか分からずに放置していただけ。

    そんな夫を慕い続けていたリリアージェですが、夫が友人に「女として見れない。押し付けられて迷惑だ。」と話しているのを偶然に聞いてしまい、ショックを受け離婚を決意(夫としては友人を牽制したツモリ)。

    離婚したくないエルクシードですが、1年間の離婚猶予期間を設ける事になる。
    うーん、夫であるエルクシードが悪いのはもちろんですが、リリアージェも頑なすぎてイライラしました。
    よくある設定ですが、全体的に雑な感じが否めない。かなり年上なのに夫も拗らせ過ぎ。
    中学生レベルの恋愛かな。
    なので、二人の想いが通じ合うまでも長い。

    絵も可愛らしい感じですが、顔が幼すぎて歳の差があるように見えない。
    好きな人は好きな作品たと思いますが、自分的には色々と残念な部分があります。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    全ての根源を知るほどに面白くなる

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    一応ホラーの分類なのでしょうが、読み進めるほどミステリーの要素が大きくてすごく興味深い。

    カノコの兄は病魔に侵され、恋人の男性である聖さんと最期まで一緒にいる事を望み、入院せずに二人で暮らしていた。
    兄が亡くなった後、聖さんに恋心を抱いていたカノコは、変わり果てた怪物の様な姿になった兄だったものが聖に纏わりつくのが視える様になる。
    それは、愛する恋人である聖を妹に取られるのを牽制してくる様になるが…。
    実際、視えるのはカノコだけでなく聖の元カレ、亡くなった兄の元カノや、いわゆる視える人である元カノの知り合いなども同様だった。
    今でも兄を想う聖さん、亡くなって恐ろしい姿になっても聖を守ろうとするカノコの兄、そして聖に恋をするカノコ。
    さらに今でも聖を愛する聖の元カレ。

    純愛かと思えば、登場人物の殆どが闇を抱えて根本的に全てが間違っている事が徐々に明らかになる。
    多分、一番壊れていて自分に好意を寄せる相手をも破壊するのが魔性の魅力を持つ聖。
    聖の歪んだ性癖、カノコの嘘、読み進めるほど一転二転として面白い。

    聖に取り憑く兄だったものが、まともなものに思えてくる不思議さ。
    色々と闇が深過ぎて、誰か一人でも幸せになるんだろうかとさえ思えてくる。
    結末がすこく気になります。

    • 2
  3. 評価:5.000 5.0

    まずは読んでみて欲しい!

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    オススメに上がって来るものの、表紙絵の男性が好みでなく、垢抜けないタイトルなので読むのを敬遠してたのですが…、予想外のおもしろさにハマりました。
    私と同じような理由で、読むのをスルーしてる人もいると思います。
    騙されたと思って呼んで欲しい!
    いつも悲惨な最期で人生を若くして終えることになるリテーラ。神の手によって3回目の人生を生きる事に。
    前世では文通のみの付き合いで会う事は叶わなかったが、滲み出る人柄から敬愛と友情をフェルに感じていたリテーラは、今世では押しかけて強引に契約結婚を了承させた。
    リテーラの夫となるフェルですが、誰もが恐れるほどの野獣…のはずなんですが。
    見かけとは裏腹に誠実な人柄で、リテーラに惹かれるようになってからはむしろ乙女。
    対して人生3回目のリテーラの方が姐さん的立場で、二人のやり取りが微笑ましくも爆笑。
    前世で皇帝だったが暗殺されたリテーラは、フェルと共に皇室とは距離をおこうとするが、運命はなかなかそうさせてくれない。
    バカップルとも言えそうなラブラブの二人だが、リテーラの為に尽くすフェルの愛が深過ぎて泣ける。
    ヒーローであるフェルは決して王子様的キャラではなく、キラキラ美形ではありません。見た目髭ヅラに傷だらけの野獣です。
    ですが、本当に可愛い。ぜひ読んでみて下さい!

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    ヒロインが不憫すぎてつらい…

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    絵がとても綺麗で好みなのですが、ただただヒロインのティナーリアが可哀想すぎて読むのが辛い。
    自国の敗戦により敵国へ人質兼、皇太子の妻として送られたティナーリア。
    ティナーリアは王女ではあるものの、母親が踊り子の妾腹の子であったが為に、自国では使用人以下の扱いを受けていた。
    皇太子妃という立場で送られて来たにも関わらず、自国リデアの冷酷非道な行いの為に敵国での周りの目は冷たい。
    とにかく味方が一人もいない。
    唯一の救いは自国からただ一人付いてきてくれた侍女のマリアでこの子がいて本当に良かった。

    皇太子キースファルトは子供の頃、人質としてリデア国に送られていた事があり、辛い日々の中でも世話をしてくれた女の子に癒されていた。
    その女の子こそティナーリアなのですが、皇太子は全く覚えておらず。
    一方のティナーリアは、ずっと皇太子の事を慕っていて再び会えた事に幸せを感じていた。

    皇太子キースファルトですが、覚えてないのは仕方ないとしても、リデアを憎む側近の先入観と思い込みのいい加減な情報を信じてティナーリアに対して冷酷な扱いと態度をとる。
    王城のメイドは皇太子妃ティナーリアの生活費をネコババ。
    住まいは王城の外れにある塔に追いやられる。
    ドレスは古着、食事もまともな物は出てこない、王妃からは使用人としてお茶会の給仕を命じられる。
    そして、読み進めるほどにさらに辛い試練があるとか不憫すぎる。
    最終的には皇太子キースファルと幸せになる展開でしょうが、この皇太子がダメダメ過ぎて好きになれない。
    かなり長い間、心を抉られるのを覚悟して読む必要がありそうです。

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    なかなか進展しない

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    見習い修道女のエステラが、久しぶりに面会にきた父親の頼みにより、猜疑王ことヴィクリス陛下の元へ半年間の契約王妃として嫁ぐことになった。
    理由は「カミラの呪い」の為で、ある時期の半年間に王妃がいないと災いが起こるのを防ぐ為ですが、猜疑王の名のとおり極端に疑い深く、今まで嫁いできた令嬢達はことごとく追い出されていた。
    修道女見習いという身分のエステラは、今までの令嬢達とは違ったようで、少しづつ心を開いて信頼関係を築いていくのですが…。
    立場上、毒を盛られそうになったり暗殺されそうになったりして猜疑心の固まりになってしまったという事ですが、呆れるほどビビりな感じですかね。
    エステラが図らずも陛下との約束を破る羽目になってしまい、一度は修道院に返される所だったのが、ある事件から命懸けで国民と陛下を守ったことにより、陛下からプロポーズされ再び王妃となる事に。
    ヴィクリス陛下がエステラに好意を抱いているのは、誰が見ても分かるのでここでハッピーエンドで良くない?と思ったのですが、これが何故かまた半年間の契約王妃になるとは…。
    しかもエステラを意識しすぎてている様で、契約が終わるまでエステラに会わないとか、拗らせるにも程がある。
    40話まで読んで、同じことの繰り返しは少々興醒めしてしまいますね。
    先は気になりますが、もう少し進展が欲しいです。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    なかなか味わい深い恋愛

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    無理分50話まで読ませてもらった感想です。
    思いのほか面白い!
    32歳の日本酒大好きなOL松子の恋愛も気になるが、毎回の様に紹介される日本酒がメチャクチャ興味をひく。
    どちらかと言うとワイン派ですが、読み進めるうちにお酒売り場を見ると、ついつい日本酒に目が行くようになってしまいますね。
    松子はある意味、運命的な出会いをした年上の伊達さんとお付き合いするようになります。
    伊達さんとは互いに日本酒大好きで趣味も合い、モテ過ぎて色々と不安要素もありながらもお互いに理解を深めていく。
    そして、伊達さんに出会う前に何を考えているのか分かりづらい年下の同僚の今泉くんが、割とグイグイ松子に接近していた。
    松子も今泉くんを意識し始めていた所で、若くて可愛い年下の同僚の告白で今泉くんに彼女ができてしまう。
    傷心の中で出会って付き合うことになったのが伊達さんですが、松子のキャラが面白くて好きですね。
    表紙絵とこれまでの流れから、松子と今泉くんがメインとなりそうですが、周りの人達のキャラがハッキリしてて良い人が多い。
    松子と今泉くんの掛け合いも面白くて、先が気になります。

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  7. 評価:3.000 3.0

    拗らせ過ぎな二人

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    無料分16話までの感想ですが…。
    ここまで来て何故、エセンの父親がムオ家を根絶やしにし、残された幼いクリフをドレ○にして虐待までしたのかまだ分からない。
    エセンによって逃がされたクリフが、地位も力もつけた大人になって帰ってきて、復讐の為にエセンの家を滅ぼし、エセンは生かして妻にする。
    この時点で、クリフは自分を逃がしてくれたエセンに心を寄せているのは想像がつきますよね。
    お互い敵同士の家という事もあり、エセンもクリフも互いに憎まれていると思い込み、拗らせ振りが半端ない…。
    出産直後に毒を自ら口にして命を絶ったエセンは、自分の死後にクリフがエセンを愛していた事と精神的に壊れてしまった事を知る。
    死に戻ったエセンは、クリフの側にいる事を決心し寄り添おうとしても、クリフは相変わらずエセンに憎まれて怖がられていると思い込んでいる。
    凄く焦ったいです。
    そして肝心な事が分からないまま、進展が遅い。
    エセンの出産後、クリフがエセンが亡くなる原因となった毒のある鉢植えを片付けていたり…クリフも回帰してる?
    拗らせたすれ違いが、ここまで続くと読むのが少々しんどくなる。

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  8. 評価:3.000 3.0

    予想外の展開に驚き

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    両親が亡くなり、親切だと思った隣人夫妻に騙されて孤児院に送られた幼いヒロインのクロエの人生は、かなり悲惨なもので読んでて辛くなるものでした。

    しかも夫となった男からは金を稼ぐ道具として扱われ、最終的に妻競売に出されてしまう。
    競売でクロエを買った男性こそが、長年クロエを探し求めていたアッシュです。その理由や接点がなかなか明かされませんがクロエを大切に愛して守り、クロエの復讐に協力していく。

    話しの流れから、幼い頃にクロエの両親が一時的に保護していた少女アレンが、女装したアッシュだと予想していたのですが、後半に真実が明かされてビックリ!

    いや、これは流石に予想外でこんな設定は初めてです。これをネタバレしてしまうと作品の評価が真っ二つに分かれそうなので是非、63話〜64話は読んで欲しい。
    クロエだけでなくアッシュもかなり壮絶な人生だったようです。

    アッシュに愛されて強くなっていくクロエ、初恋を大事にするあまり幼いクロエとの思い出の部屋まで再現していたアッシュ。とても素敵な夫婦になっていくので、ぜひアッシュの秘密が分かるまでは読んで欲しい。

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  9. 評価:2.000 2.0

    読み進めるほど奇想天外になる…

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    なんか久しぶりにトンデモない作品を読んだ気がします。
    離婚した元夫の和真がヒロインの星那にゾッコンになっていく…はずのタイトルですが、先に進むほどナゼ⁈と読者が置いてけぼりになるほどの地球規模の壮大なビックリストーリーとなっていてついていけませんでした。

    記憶をなくしたヒロイン星那の記憶が戻り、再婚間近の元夫に養育されている幼い息子を取り戻そうとする→これがメインの話しかと思えば

    ・星那は凄腕のハッカーだった
    ・元夫の今の婚約者の策略により、危ない目にあ
     うが戦闘能力抜群の凄い運動神経の持ち主だっ
     た(バイオレンスものだったの⁈)
    ・前振りなく、突然に夫が星那にゾッコンになる
    ・とある人物と星那の身体が入れ替わるという超 常現象が起きる
    ・近い将来に世界滅亡の危機が訪れる(急にSF⁇)

    93話まで読んでの大体のストーリーの流れですが、ここまで来ると逆に面白くなって読んでますが、元夫と子供の存在感はあまり感じられません。
    元鞘に戻る元夫婦のラブストーリーだと思って読むと違和感がありまくりなのでご注意を。

    • 13
  10. 評価:5.000 5.0

    読み進めるほどに面白くなる!

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    最初に読み始めた時は、難解、暗い、ヒロインに魅力を感じない、との理由で一旦リタイア。
    今回95話まで大量無料という事で、再び読み始めましたが、この作品序盤でリタイアしてはダメです。
    読み進めるほど、面白くてそういう事だったのかーと理解出来るようになる。
    あんなに暗くて魅力を感じなかったヒロインのイネスがカッセルとの結婚生活で、表情に感情が表れるようになり素敵な女性となっていく様子は、読んでて愛しくなる。
    そしてカッセルですが、結婚前の遊び人のキャラとは打って変わって、イネスがいなければ夜も明けなないのではないかと思うほど一途に溺愛する様は、初恋に溺れる少年のようで可愛い。
    ストーリーの要は、毎回悲惨な結婚生活だった人生の記憶を持って回帰したイネスが、今世では最悪な結末を避ける為に行動していくというもの。

    話が進むにつれて、イネスを愛した男たちもどうやら前世の記憶を持って回帰してるらしく、今世でもイネスを愛しているらしいという事が後半になるにつれて分かってくる。

    回帰前のそれぞれの人生では、カッセル以外の男達と結婚していた為に、好意を持ちながらも距離を置いて見守るしかなかったカッセルの気持ちが切ない。
    今世でようやくイネスと結婚したカッセルのイネスに対する異常なほどの溺愛も納得してしまう。

    イネスとカッセルの夫婦には幸せになって欲しいと願わずにはいられないが、今後イネスに関わった男達がどう行動してくるのか、1話冒頭のシーンにどう繋がってくるのか、結末が気になります。

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