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墓守聖女という題名が…
4人の聖女が国の重要な役割を担い、王族よりも権力を持ちそうな現状を打開すべく、陛下リドルが墓守聖女のミキアスと偽装結婚をする。
ヒロインとなるのが、このミキアスだが墓守聖女は他の3人の聖女達と比べて、地位も低く気味悪がられていた。
墓守聖女と言うからには、墓地の管理人でもしているのかと思いきや、亡くなった聖女の体内にある能力の源となる石の穢れを取り、浄化させる役目を担っていた。
墓守というよりは、浄化や再生の聖女の方がしっくりくるように思う。
そして、癒しの聖女の腹黒さがとんでもない。
リドルは聖女制度を壊したくて、ミキアスに協力を求めて偽装結婚したのだが、たくましくて頼りになるのは何故かミキアスの方。
ミキアスのリドルなどに対する口調は気になるが、明るく自分で打開していく逞しさは好感が持てる。
むしろ陛下であるリドルの方が頼りなくポンコツな面も。
ツッコミどころも多いのですが、話しは面白いです。無料チャージ分は全て読ませて頂いたのですが、途中で陛下の存在感が感じられず、複数人の男性でミキアスを取りあう流れになっており、話しの趣旨を忘れそうになった。
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墓守聖女が結婚を決めたわけ