5.0
傲慢さの本質と意図するもの
物語は極端な設定の基に月島流星の傲慢さはやや誇張されていますが、その傲慢さを支える身体能力、知的能力、経済力と人間力が存在すれば、その傲慢さはキラキラ輝いて見えるのではないかと私は思うので、この主人公が嫌いではありません。
ただそういう人が存在しても表面的に羨望されるだけの誤解を生みやすく、本当の姿を理解するのは難しく、正しく理解する許容範囲をもって対応するのは至難の業だと思います。しかし矛盾と理不尽さを感じながらも惹かれてしまう女性の切なさがとてもよく表現されていると思います。
タイトルが意味するものが何なのかをずっと考えているところです。
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怪しい会長のヒミツ