5.0
自信を持って生きることの大切さ
過去のトラウマからどうしても内向的になり、自己肯定感が低く、自信が持てないマクシはいつもオドオドするしかない登場でしたが、リフタンとの再会から少しづつ彼女自身が変化していく様子が素敵な作品です。
マクシとリフタンの不器用ながらもいじらしいまでの相手を気遣う姿勢は心に沁みました。思いやる心が相手に通じれば分かり合えた時の歓びは100倍になると思います。
無骨だけど心根の優しいりフタンに支えられて、精神的に逞しく成長していくマクシを心から応援したい気持ちです。
虐待、トラウマ、差別と偏見、階級制度等、現代にも通じる問題が提示され、学ぶことが多くある素晴らしい作品です。
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オークの樹の下