5.0
優しさに包まれて
雪の精霊に転生した白い子キツネの物語が、とてもほのぼのとして、読む者の心を潤してくれるような作品。 母キツネにお留守番を言いつかり一人で頑張ってみるものの、寂しさに耐えられず山を下り、砦に住み着く。 見るからに可愛いが、尻尾はキツネ、顔はネコ、体はモフモフの白い小動物に砦のみんなが癒される。ミルと名付けられ、可愛がられ、まるでアイドルのようだ! ミルの性格が面白い。 臆病で慎重だが、せっかちでドジなところが笑いを誘う。 主の留守に机の上のインク瓶を倒し、慌てて取り繕うとして部屋中を汚し,自身も真っ黒になって、へこんでベットの下に隠れるが、主は優しく諭して決してミルを怒らない。悪い人が一人も登場しない、安心して読める作品で安らぎと温もりを与えてくれる。
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北の砦にて(コミック)