4.0
設定が新しい
家族の中で虐げられて育った藍子に、ある日縁談が持ち上がる。しかしこの縁談、古い習わしに則った、死者の魂を鎮める為の冥婚、言わば死者との結婚であった。どうやら結婚相手である正太郎も疎まれた存在であったようで、陰口が囁かれる中、冥婚が行われる。「運命の相手との冥婚で死者が蘇る」という迷信があることを思い出す藍子だが、その矢先、本当に死者が生き返り…というお話。ヒロインが虐げられる話は五万とありますが、冥婚により死者が蘇り結婚生活が始まるとは、設定が新しいなと思いました。
-
0
棺の花嫁~冥婚により、二人は遠からず愛を知る