ぽたきちろさんの投稿一覧

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31 - 40件目/全125件
  1. 評価:4.000 4.0

    60時間休みなし

    医療者です。コロナ禍ではコロナ病棟にいました。未知のウイルスに対症療法しかできず、次々と患者さんが運ばれてきては呼吸困難になり、亡くなっていく。。同僚も次々に感染しては病棟から消えていき、気づけば休みなしで60時間以上働いていました。水も飲めず、トイレにも行けず、家にも帰れない。仮眠も食事も取れず、無力感で精神的に追い詰められ、、、患者さんの死は老いも若きも何度も経験しており、言葉は悪いですが、慣れていました。が、方策がわからないなかで手を尽くしても目の前で亡くなっていく患者さんたちに涙が止まりませんでした。
    50時間連続勤務はザラでした。3ヶ月もすると、標準体重から体重は10kg減り、白髪とクマは増え、私自身が患者さんより患者になっていました。
    そもそも私は1回目のコロナワクチンで心肺停止を経験し、心筋炎になっていました。2回目以降のワクチンはドクターストップで打てず、そんな中でのコロナ病棟勤務だったので、いつ感染し亡くなってもおかしくない状況でした。
    家族への遺書を常に持ち歩き、死も覚悟して勤務していました。
    それでも、不思議と医療者を辞める選択肢はなく、目の前の患者さんを大切に思う方々に無事に帰してあげたい、その一心でした。
    コロナ禍はコロナのコールセンターなど含め、もっと楽で安全な仕事もあることは理解していました。コールセンターやワクチン接種業務などはコロナ特需で稼ぎが良く、そこに携わる医療職が一時的にブルジョワになっていたのも把握していました。
    が、私は目の前で苦しむ患者さんたちを放っておけませんでした。
    あれから5年経ち、今はその経験を活かせる医療機関にいます。あの時の苦しみを繰り返したとしても、何か手立てを持てるようにと日夜動いています。
    医療職は大変ですが、個人的には非常にやりがいのある職種だなと感じています。

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  2. 評価:4.000 4.0

    ただの公務員給料の無駄遣いかと思ったら

    よく見かける田舎の公務員の怠惰かなと思ったら、さすがかたおか作品、少子化などのリアルな社会問題も日常に盛り込んでおられますね。

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

    不思議な設定

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    実は女性だけど、家の事情で男装中。兄弟のように仲良く育った男性に頼まれて、女性のふりをする設定。
    本当の姿になるだけなのだけど、女性であることがバレてはならない。
    不思議な設定です。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    妹、やばい

    姉に勝ちたい歪んだ妬みで姉を植物状態に追い込む妹。平和に生きてきた方や自己中心性の高い方は「信じられない」と言うかもしれない。が、私自身は、幼い頃から実両親と一緒になって私を虐待してきた実姉に反社会勢力に売られたことがあるので、さもありなんと感じる。
    当時の婚家が権力で助けてくれなければ、冗談でもなんでもなく、その時に命がなかったであろう。実姉が作った借金のカタに私が姉に売られた形だった。反社会勢力が何度も家に押しかけて来て、死にたくなるくらいつらい思いをした。私が逃げたことで矢は姉に返り、姉だった人はボロボロにされたと後から聞いた。「すべて妹のせいだ。あいつ(私)が死んだらすべて終わってたのに」と言っていたそうだ。
    まあ、幼い頃から暴力は日常茶飯事。ポットの熱湯を私に頭からかけたり、包丁で首や脇腹を切ったり、寝ている時にベルトで首を締め上げて気絶させたり、私の手足を縛ってマンションの非常階段から突き落としたり、コンクリートに頭を何度も打ち付けたり、私の金を盗ったり、髪や顔をライターで炙り続けたり。。いつも笑いながらやっていた。今は芸能人になっている方だが、姉の友人も楽しげに私をいたぶった。
    まろやかに書いているが、事実を挙げるとキリがない。実両親からも虐待を受けていたので辛かった。虐待サバイバーにしかわからない凄惨さの中で12才から1人で生き抜いて来た。
    血縁であってもこの作品のようなことはあると思う。なにせ、通報されているだけでも虐待は毎年10万件はあるのだから。
    「虐待された人間は虐待を繰り返す」と実しやかに言われるが、そうならない人間もいる。サバイバーの中にはそれを免罪符にする甘えた人間が少なくないが、フラッシュバックと戦いながらも歪みたくなくて懸命に生きる人間もまた少なくないことを添えておきたい。

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    胸糞悪い男

    妻に育児も家事も経済もすべて押し付けて、自分はのうのうと不倫して。。都合が悪くなると暴言暴力で妻を威嚇して。。。元夫と重なる部分が多すぎて、読みながら胸糞悪い気持ちになります。
    障害児がいるということは、児童手当以外に毎月障がい者年金もありますね。主人公は仕事もしてますし、離婚しても経済的にはそこそこ耐えられますね。
    それにしても、うちもそうでしたが、食べるものがなくてお腹を空かせる我が子を見て、夫が何も思わないのが不思議でなりません。
    こんな男は元夫を含めてたくさん見ていますが、社会的地位が高い男に多い気がします。

    • 0
  6. 評価:2.000 2.0

    笑顔が気味悪い

    とっしーの村征服理由が全く見えないなか、張り付いた気味の悪い笑顔の村人たちが主人公らを追いかけてくる。
    話は進まず、気味の悪い笑顔だけが印象的。

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

    こんな同僚がいたら生きやすいのに

    物事の本質をきちんと見ようとしてくれる芹沢のような同僚がいたら、職場から騙しも陰謀もなくなるのになぁ。ちょっとファンタジー感強いけど、面白いです。

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  8. 評価:4.000 4.0

    育児も笑いに変える作者、すごい

    ごっちゃんのユニークな人間性と振り回される作者の毎日を描いた作品。大変な育児を笑いに変えられる作者はすごいですね。

    年齢からすると、うちの子たちはごっちゃんよりやや下かな。

    続きが楽しみです。

    • 1
  9. 評価:1.000 1.0

    無責任な夫とダメ夫を助長させる主人公

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    幼馴染フィルターがかかってしまってか、夫の人となりが見えなかった主人公。夫の借金も人としての不出来や無責任も本人に負わせずに主人公が全て肩代わり。これでは夫は育たないし、こんな無責任な人間を庇い続ける理由も理解できません。
    逐一事件のように夫の失踪を描いていらっしゃいますが、ただの共依存だなぁと冷めた目で見てしまいます。

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