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江戸末期生まれの商売人の娘が○○子なんて名前なわけない。
公家だけでなく武家華族や上級士族の間で娘に子を付けるのが流行り出したのが明治二桁頃だし平民はもっと後。
江戸末期に庶民が○○子なんてねえ。横浜なら下手したらそんな女子名さえ知らなかった可能性があるのに。
この作家の作品って、現代からイメージした昔を描いたに過ぎないから細部でおかしい点が沢山ある。
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江戸末期生まれの商売人の娘が○○子なんて名前なわけない。
公家だけでなく武家華族や上級士族の間で娘に子を付けるのが流行り出したのが明治二桁頃だし平民はもっと後。
江戸末期に庶民が○○子なんてねえ。横浜なら下手したらそんな女子名さえ知らなかった可能性があるのに。
この作家の作品って、現代からイメージした昔を描いたに過ぎないから細部でおかしい点が沢山ある。
陰陽師が妖怪退治だの怪異を操るだのはごく最近某作家の創作で広まったフィクションでしょ。
そもそも平安期に宮中に出入りする立場の人があんな汚いざんばらの前髪してるわけない。
「メイドくん」?!
おかしいでしょ。maidは若い女性が原義なんだから。
まさか、下働きとか小間使いの意味だと思ってるのかなあ。
全然可愛げなく魅力もない主人公。
冴えないヒロインになぜか惚れ込む有能イケメンの漫画は溢れ返ってるけど、それらの中でも格段につまらなかった。
拗らせた少女漫画にありがちな設定ですね。
大財閥、因縁のある名家、美人のお嬢様ですか。
見ているこちらが恥ずかしくなります。
めちゃコミ内に溢れ返る他作と大同小異の内容。
秀でた能力に恵まれず不遇な日々を送る令嬢が実は特異な能力の持ち主で、高位の男の寵愛を受け…。
なんの工夫もない。
本編では次第に神格化されていっているけど、霊能者を標榜しようが人間に変わりないんだから長年の不摂生を重ねていたらそりゃそうでしょうとしか。
他作品では作中で実際のモデルがいる特定の人物をことある毎に小バカにしてなんだか気分が良くなかったけれど、周囲に対して普段からそういう態度なんだろうなあと思わされる作品だった。
他責思考が強く、人が何かしてくれて当然という様子はあまり共感できなかった。
他作品では立派な武士だった先祖が呪われたせいでアタシタチが不幸になるの!と主張していたけれど、本作品を見る限り本人の性格のせいが大きいのでは。
ほらほらこんなの本当に起こったら怖いでしょ~?!と言いたげで全然面白くなかった。
絵も好きになれなかった。
全然面白くなかった。
表紙絵からしてめちゃコミに溢れかえっているであろう種類のもの。
目を細めた男、口半開きで不自然に頬を紅潮させた女。
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ヨコハマ物語 夢草紙―明治編―