月夜の桜さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全109件
  1. 評価:5.000 5.0

    65話までの感想

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    パパの心の声である娘への溺愛ぶりがイイ感じにおもしろい。
    主人公は1回目の人生でパパに愛されてなかったと確信していたので、回帰後のパパの心の声に最初は戸惑い疑っていて不安だが、だんだんと信じていく心境の変化もうまく描かれている。
    主人公の勝ち気でイジメやトラブルにも毅然とした態度で立ち向かっていくさまは気持ちがいい。
    親友と思っているユーノが敵なのか味方なのか?それが絶妙に描かれている。
    65話で一区切りっぽい。なにもかもが丸く収まるきれいなまとめ方。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    11話までの感想

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    ドタバタ感がおもしろい。
    相手の男性が異形種や動物という設定は多いが、主人公のヒロインが動物というのは少ないのでは?
    主人公はお姫さまらしい高いプライドと気品、150年近く生きてきた年の功的な貫禄を持ち、肉食系女子でもあり、でもかわいらしくもある。そして、普通の人間ではなく、姿はニワトリ!だからこそおもしろい。
    一方の皇帝、本人は大マジメにやってるのに空回りするさまと主人公の反応が漫才の掛け合いのようで絶妙。
    最初は主人公の声が皇帝にだけ理解できる(他の人にはニワトリの鳴き声にしか聞こえない)ことが、運命の相手であると匂わせると同時に、周囲とのドタバタ劇にもなり。
    人間でも神でもかわいい動物でもない、ニワトリのお姫さまという設定がかなりのポイントであり、そのおもしろさを存分に楽しめる。

    • 0
  3. 評価:1.000 1.0

    20話までの感想

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    テーマがよくわからない。
    宗教っぽさが強く、美しさにはこだわってるようだ。
    スローテンポで読みやすくはあるが、謎が多くて理解しづらい。
    剣やバルタや騎士団の秘密の明かされ方が、片鱗のみ少しづつ明かされるので、?が浮かんだまま読み進めて忘れた頃にようやくわかるような感じ。
    加えておかしな点も多々あり。
    まず、重要な秘密のある剣を、娘に戦火の中の騎士団に届けさせる父親って?
    剣なのか鞘なのか、どっちや?
    足首骨折して添え木したからって歩けるのか?
    コロすつもりなら、なぜ騎士団は主人公を帰した?
    聖遺物がなくなって父親を疑ってるなら、コロす前にごうもんしてでも行方を聞き出そうとするのが普通では?
    一般人の女性が、しかも幼い妹連れで、騎士の馬をそう簡単に乗りこなせるのか?馬が主人以外を乗せておとなしく走るのか?
    主人公はバルタと過去に何度も対話して交流があったのに、何年も経ってるからって気づかないものか?
    騎士団が内部分裂したっぽいが、イマイチよくわからない。
    声を出しちゃまずい状況だからといって、熱出して「体が痛い」と言う妹の口を無言で押さえるか?「しゃべっちゃうだめ」とか言うだけでよくないか?
    医師でもない騎士が、原因もわからないのに、いきなり幼い子の血を抜く治療って?!そんな簡単にできるのか?うまくいくのか?(この辺は盲目的に宗教的治療を信じる世界観かもしれないが、貧血、感染など危険すぎ。これで妹の容態が落ち着くとか違和感しかない。)
    船内の主人公の行動は、かなりイカれてると思う。両親がコロされて自分と妹も危険でかなり混乱して情緒不安定なのはわかるが、それ以上に根本的におかしい気がする。

    • 0
  4. 評価:2.000 2.0

    12話までの感想

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    養父の家で虐げられていた主人公が、身代わりの結婚をして、嫁ぎ先の夫や使用人から大事に扱われる。
    主人公は、過酷な環境下にいたにも関わらず、すれていない素直で優しく謙虚な性格。
    旦那様になった彼は、ぱっと見はクールでぶっきらぼうだが、優しいイケメン社長。
    実は幼い頃の温かい思い出があり。
    もともと嫁ぐはずだった養父の娘が嫉妬して一波乱ありそう。
    と、使い倒された設定とストーリー。
    それ以上でもそれ以下でもなく、ありきたりすぎてつまらない。

    • 1
  5. 評価:3.000 3.0

    50話までの感想

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    設定や話の構成はおもしろいと思うが、なにもかもが荒い。
    主人公はあまり考えずに行動する大ざっぱな性格で、トラブルに発展したりもするが好印象。
    小説の悪女に転生した理由が、フラフラしてたらたまたま魂がなく無傷の体があったから入ったとか、後に元の世界の本来の自分の体に戻って、また小説の世界に戻ってくるとか、キャラに合っているし王道じゃない感じでよい。
    対して、レナードのまじめでハッキリした性格はよいけれど、魅力的とはとても思えない。
    元のアシル男爵が他殺だとなぜか決めつけてるし、最初から主人公を卵泥棒だとか子どもを捨てようとしてるとか、根拠が薄い思い込みの決めつけばかり。その上、主人公が中身は別人という話をあっさり信じる。どこが優秀な捜査官なんだ?
    全体的に、作者は次の展開がわかっているから、それを主人公やレナードの予測としてしゃべらせて後に正解だったとか、そういう、根拠の説明がないとか決めつけとかで次の展開がその通りになる感じや後付け的な話も多く、「なぜ?」「は?」と読者としては置いてきぼり感をくらうことも多い。
    元の卵の持ち主って皇室(管理)では?とか。
    主人公が魔法でロープを動かしてレナードを捕らえようとして、2人ともロープに捕らえられて転ぶが、転んだ後の描写はロープで縛られてるのはレナードだけで、次のコマではレナードもロープから解放されているって、どういうことよ?とか。
    レナードが、徐々に主人公を元のアシルとは別人として実感し好意を持ったが、後に元のアシルを嫌悪しているらしいことが描かれ、え?!となったり。
    何百年ぶりのドラゴン出現であり、伝説的にしか知らないはずのドラゴンなのに、レナードはドラゴンとの刻印が不完全だとか、他の共鳴が断ち切れてないことがなぜわかるのか?他の共鳴が断ち切れていない理由は考えないの?とか。
    船内で、レナードが危機らしいが読者的には全然わからず、レニエが主人公に話した話の後の主人公のセリフでやっとわかるが、なぜ主人公はその話でレナードのことだとわかるのか?と混乱。
    騒動が落ち着いた時点で、なぜ主人公はすぐにレニエと話さないの?とか。機械人間が高度な魔法なら魔法部長官が怪しいとレナードの方がすぐ気づくだろ?とか。
    画はかわいいと思うし、読みやすいとも思うけど、とにかく荒いが故の「??」は飛びまくる。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    78話までの感想

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    序盤は、ママと子どもたちとの心理戦、ノーマン、レイ、エマの互いを想いあうからこその駆け引きがおもしろい。
    予想外の展開、ほどよいスピード感のテンポとアクション、それぞれの心情の臨場感のある描写、伏線の張り方と回収、すべてがつながる整合性などなど、多少の都合の良さはあるがどれも素晴らしく、物語に引き込まれる。
    エマたちは11歳とは思えない面もあるが、頭脳明晰というキャラ設定とエマの無邪気さやノーマンやレイが完璧ではないところ、3人のはるか上をいくママの聡明さとミステリアスな雰囲気という大人感が対照的で、加えてストーリーのおもしろさなどから、年齢は気にならなくなる。
    知性と合理性で動くノーマンとレイに対し、感性と愛で動くエマ。3人が中心の物語だが、そのなかでもエマが主役なのだなと感じる。
    ノーマンの出荷シーンは、生きていそうだが何が起こったのか、ママが何をしたのか、後々どこでどう登場するのかと期待させる絶妙な描き方。
    ママの真意は脱走当日まで謎に満ちているが、ただ子どもたちを犠牲にしているわけではなく、出荷は避けられないもの=寿命のように捉えているようで、その日までは幸せにと本当に愛情を注いで育てていると思うとなんだかせつない。
    純粋で真っ直ぐなエマの、周りへの素直な愛情表現との対比とも感じる。
    脱走後は、手がかりを残し外の世界へと導いてきたミネルヴァの謎がメインだと思う。
    危険な狩場に越させるという矛盾。なぜ?狩場を作った非道な鬼たちと何か関係があるのか?
    本とペンは両方なければ先に進めないが、エマたちは、ペンはシスターという部外者から偶然手に入れた。本来なら手に入らなかったはずだ。なぜそんな助け方なんだろう?
    ミネルヴァは善意で導いているのか?真意は?

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

    5話までの感想

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    ありがちな設定。だが、おかしな点もアリ。
    主人公は李家の血をひいてない。
    ということは、母親が夫に「夫をたらしこんだ女のこども」というようなことを言っているくせに、父親と愛人の子ではなくて、養女ってことだと思う。でも、イジメられているのを見て見ぬふりするような立場の弱い夫が養女にできるのか?恐妻の反対にあうだろうに。他の権力が働いてたとか、どういう事情で養女になったのかは後に明かされるのだろうか?

    将軍は李家への復讐のために嫁にしたというが、
    そもそも復讐のために嫁にする?
    復讐のためなら、まず嫁にした女も李家の一族であり、かなり憎んでいて復讐の対象なのでは?妻扱いせずに、食事や服も与えないようなひどい待遇をするのでは?
    部下や使用人とか誰にも復讐を悟られないようにしておきたいってことか?人格者であったとしても憎しみはかなりのものだと思うが冷静すぎないか?
    復讐の標的にするってことは、李家が妹の事件の犯人だという決め手かあったはずで、李家のことも調べたはず。なのに、主人公が李家の実子ではないことを知らないの?そう思うと、姉の後宮入りは知ってるのかもあやしい。
    そんなんで、復讐のための人質って、嫁をたてに李家に何か要求するつもりってこと?
    「娘として大事にされてきたんだろう」って、苦労してない甘ちゃんなペラペラ思考の上、調査不足なのに、ちゃんとした計画があるとも思えない。
    たいしたことできなさそうなポンコツに思える。

    • 5
  8. 評価:4.000 4.0

    34話までの感想

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    主人公は何度も回帰している皇女。いろいろとやってみても、どうしても義弟の皇子に処刑されて回帰することは避けられない。だったら痛みなく安らかに死にたい、と、そのための準備を進めていくという設定が斬新だと思う。
    ただし、もう回帰したくないという気持ちはないのか?それはしかたないと諦めてるのか?と疑問。
    皇子は母を自殺に追い込まれたことで主人公を憎んでいたはずなのに、共に過ごすうちに憎めなくなるというか好きになってる。皇子はまだまだ子どもだが、主人公の優しさはストレートな表現ではないのにちゃんと感じとっていて、それなのに今回も処刑するのかどうか、するのならそれほどの何が起こるのか、処刑されそうにはなるが回避という形になりそうな気もするし、皇子派の陰謀とかありそうだし、次期魔塔主の真意や動きとか、楽しみでもある。
    たまにイマイチよくわからないシーンがある。
    神殿の疲労回復のお茶がなんかありそうなのにとくに何もない謎。
    主人公が治療士の合法化に力を入れる理由が謎。
    そもそも皇女の権力的な立ち位置がよくわからない。
    神官は麻酔薬の研究の途中なのに、治療士事業に転換させちゃうの?
    主人公の周りの男たちの気持ちがイマイチ謎。
    ナユがオトナっぽい賢い子なのか、コドモらしい純粋な子どもなのか、キャラが少し不安定に感じる。
    あえてわかりにくくしている伏線なのか??
    いろいろ謎が多いというかはっきりしない感じのまま、話は次へ次へと展開していくので、なんか流れで読んでしまうけど、ちょっとモヤモヤする。

    • 0
  9. 評価:3.000 3.0

    30話までの感想

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    はたからみたら冷酷そうな陛下の心の声が激甘。ありがちではあるけど、最初はそれがおもしろい。でもちょっと飽きる。
    陛下の心の声と主人公のやりとりが中心で、ふたりのほのぼのした感じがメイン。
    陛下が主人公を迎えに行ってからのふたりの旅がなんだか端折られてて、インパクトのあるアクシデントではなくても、旅の大変さやふたりで乗り越える苦労、心の距離が縮まる様子などをもう少し丁寧に描かれてるといいと思う。

    • 0
  10. 評価:2.000 2.0

    7話までの感想

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    人物の顔が好みではない。
    顔からはみ出るほどデカい横長の目がちょっと気持ち悪い。
    主人公が悪女と思ってるサラのことをツリ目と説明してるけど、弱冠タレ目だし。
    主人公が大公の顔を知らないってありえない。
    読んでいた小説の世界なら、メインに近いと思われる人気キャラの大公の絵くらいあったんじゃないのか?憑依前の元の人格の記憶でわかるなら、元の人格が結婚した時に確実に会って顔を見てるはずでは?生まれてから憑依するまでの記憶の中では大公に会ってないからってことか??
    7話までのストーリーとしては、可もなく不可もなくな感じ。整合性は取れているので読みやすいが、予想外の展開などもなく、伏線としては大公が主人公を必要とする理由くらい。ころされることはなさそうだし、この後は大公に溺愛されてくいくんだろうと想像できる。

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