3.0
12話までの感想
初めは、主人公の不幸と転生時の付与スキルの説明。
主人公は、悪い神に弄ばれて命を落とし、良い神により、さまざまなスキル付与の高待遇にて異世界に転生。
転生後の話は、主人公が、暴漢に襲われたところを助けられ、前世や神との会話の記憶が戻るところから始まる。それまで無能状態で親に捨てられた不幸さがさらっと語られる。
ここまでは、スキル情報を始め、文字による情報がかなり多い。
記憶が戻ったのでスキルが使えるようになり、良い縁にも恵まれ幸せな日常が描かれていく。
だが、不穏な動きも見え、これから波乱がありそうな予感。
かなり不幸な部分は過去の話としてほとんどセリフ説明で、主人公自身が気にしていないので不幸感が抑えられ、今は幸せという感じが前面に出されている。
設定はおもしろいし、よく考えて作られていると思うし、読みやすい。
が、物足りなさを感じる。
主人公が元は高校生なのに、転生後、年相応の子どもキャラで、いろいろ気にしない性格が、良くも悪くもな感じ。
いろいろ付与されたスキルがあまり活かされてなく、優秀さは伝わるがインパクトが薄い。
設定のわりにストーリーが淡々とした日常。
これからいろいろ起こりそうではあるが、物語の土台作り部分が長く、面白みに欠けるために、ちょっと飽きてきてしまうのでもったいない。もう少し早い展開か、イベントごとがほしい感じ。
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2
初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!