5.0
5%の確率で肉離れを危惧する慎重さに、笑
設定はよくあるもの。無能と思われてパーティをクビになったけど、実はすごい補助系魔法の使い手だった、っていう設定。
でも、卑屈なまでに謙虚な主人公と、主人公は実はかなりの勉強家で補助系魔法もそんな単純なものじゃなかったというところが、他と一味違っておもしろい。ものすごくいろいろなことを考えて、術を繰り出している。
5%の確率で肉離れが起きることを真剣に危惧し、ナキリベラとの契約の話の時には提示された金額が大きすぎて放心状態になったりと、笑いどころもたくさん。
ここから、実力を認められ、さらなる高みに登っていくのが楽しみでしかない。
陳腐な展開でも、少しの変化でこうもおもしろくなるのだなーと思った。
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雑用付与術師が自分の最強に気付くまで(コミック)