チャぺさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全77件
  1. 評価:3.000 3.0

    ヒロインのキャラが強すぎて…

    以前ドラマ化が人気を呼んでいたが、36話無料を機に初めて原作のマンガを読んだ。のだめを演じた女優の顔がチラついたがそれも初めだけで、ピアノ以外の生活のハチャメチャぶりが周囲の人たちを巻き込む凄まじさに引いてしまった。のだめのような人を育んだ家庭に興味が湧いたが、この先に出てくるのかもしれない。登場人物だけでなく内容もかなり誇張した描写が続くドタバタ劇が嫌いでなければ、クラッシック音楽の世界に触れながら楽しめそうだ。個人的には、同分野の他作品--「青のオーケストラ」など--が好みだ。これは一部アニメ化されていてTVでみたが、同時に音楽を聴けるのがよい。本作でウィーンフィルは男性しか採らないとあるが、‘97 年からハープ奏者を皮切りに女性団員を採用していると知った。

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  2. 評価:4.000 4.0

    日常生活の尊さ

    マンガには、作画はきれいだが中身が薄かったり支離滅裂なものがある一方、一見すると作画は魅せられるほどではないが内容が濃くついつい読みたくなるものがある。本作は後者の方ではないか。でも、登場人物の個性がしっかり描かれているし、黒目の点の使い分けで気持ちが伝わるのはすばらしい。何気ない日常生活の中での喜怒哀楽を再確認させてくれるマンガだと思う。

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  3. 評価:2.000 2.0

    小学生設定に難

    同漫画家のクラッシックバレーに沼る男子の成長物語に感じた爆発力と躍動感が本話のヒーローにも少し見えるが、無料37話まで読んだ感想として、話の展開が不自然に見えて興味が薄れた。地方の小6の間でカップルが何組もいるとは現実離れしてないか?そこに東京でモデルをしていたヒロインが転入、ヒーローと衝撃的な出会いをしてはまっていく。学業がどっかにすっ飛んじゃってヒロインの日常はモデルの仕事とヒーローに完全占拠。主人公たちの振る舞いは高校生レベルではないだろうか。作画は独特だが時に目があまりに大きすぎてデフォルメが半端ない。

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  4. 評価:4.000 4.0

    いつの時代にもある奥の深い問題

    手塚治虫賞を受賞した作品として紹介されたのを見て興味を持ち、無料14話まで読んだ。「ルッキズム」という言葉は最近知ったが、昔も今も第一印象は見た目で決まる傾向は変わらない。顔の作りが整っていて見た目が良いに越したことはないし、この国ではそれに加えて「若いに越したことがない」が付く。結果、女性は若くてきれいなのがもてはやされ続ける。マンガの世界で一目瞭然。芸能界では男性も演技力や歌唱力より先づはイケメンが注目される。でも、美男・美女が話したり意見を言うのを聞いてイメージとの違いにガッカリすることも少なくない。「君かわいいね、ただそれだけ」と昔歌っていたグループがいたような。見た目でどんなにモテても気の合う人に出会えるとは限らない。きれいでもきれいでなくても皆それぞれ悩みを持って生きている。本作は色々な視点から美醜について深掘りしてくれそうな期待があるが、ポイントが高すぎやしないか。

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  5. 評価:4.000 4.0

    タイトル通りだけど応援したくなる彼女

    題名とヒロインの可愛らしさに惹かれて無料分読み始めたら面白い。物語の内容も流れも無理がなく読みやすい。まつ毛が濃くて美人だけど仕事漬けのうえ掃除と片づけ下手で帰りたくない汚部屋。ワーク・ライフ・バランスが崩れまくりの中奮闘するヒロインがうまく描かれていて、クスッと笑えて応援したくなる。同僚の男性と最初は水と油のように反発し合うけど最後はきっと溶け合うんでしょう。

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  6. 評価:3.000 3.0

    題名通りダンスに沼るヒーロー

    初めて目にした時は興味の薄いクラッシックバレーの世界だったのでやめたが、無料配信を機に32話まで読んだ。人物の目が男女とも大きすぎて違和感があるが、踊る人物の溢れんばかりのエネルギーと熱気そして躍動感が直に伝わり惹きつけられた。バレーの世界、その中での男性の役割などを知れて面白い。若者が夢中になれるものを見つけて突き進む姿はよくある「成長物語」だが、男子には珍しい分野だけに興味が湧く。今後家族との交わりなど主人公を取り巻く人間関係も見られたらいいと思う。

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  7. 評価:2.000 2.0

    現実から遠いな

    50代で離婚して実家に戻ったヒロインと兄の友人で独身を貫いてきたイケオジとの初恋のやり直し物語。稀なテーマに興味を持ち無料話を読んだ。先づ、作画がどうにも受けつけない。イケオジや兄は個性的に描かれているが、ヒロインの両目が離れすぎていて少女のようだし時々バランスに欠ける。この3人がバラバラで同じ物語の登場人物に見えないのはなぜなんだろう。設定も話の展開も気の抜けた炭酸水のようで話に入っていけなかった。

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  8. 評価:4.000 4.0

    リアルな物語

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    作画はさほどうまいとは言えないが、人物の区別はちゃんと描かれていて見やすい。震災も多いこの国では親を亡くした孤児が祖父母に育てられるケースは珍しくない。本作品は、疎遠になっていた娘が事故で他界し残された孫を祖父が引き取り一緒に暮らす話。子どもの描写はほぼ誰が描いても可愛いが、5歳のニタは更に聞き分けがよくでき過ぎているほど。ジジは初めは亡き娘への懺悔の気持ちで孫育てを始めるが、日々の生活の中でニタに気付かされることも多くかけがえのない存在になっていく。ジジが葬儀会社を経営している設定もよく考えられているし、ジジの弟やニタの生みの父親の存在も話にふくらみをもたせている。ジジが亡くなる時、ニタは葬儀会社を継いでいて凛々しい青年になっている。その姿にウルウルきた。ジジは安心して旅立ったと想像できる。もう一度じっくり読みたい。

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  9. 評価:1.000 1.0

    エデンとはぬるま湯のこと?

    同漫画家の作画はすっきりと見やすく嫌いではないが、本作品では男女の区別が目の大きさの違いぐらいで、男性同士だと一層区別がつかないときがあり、ガッカリ。その上、内容が明治・大正期かと見紛うほどヒロインに主体性がない。「視聴率の取れない私の人生」という言葉をしばしばつぶやくが、気にしているのは他者にどう見られているか人の目であり自分はどう思うかじゃないよね。自分で決めたであろう結婚で迎えた婿養子とモラハラだかなんだか考え方や生き方にくい違いが出てきたら向き合って腹を割って話し合わなきゃでしょ。心の中で不満や不安を募らせても何の解決にもならない。自分の若さの衰えや肌の老化など見た目ばかり比較して嘆いている。職業を持つ母親と夫の稼ぎでぬくぬく生きてきて、暇を持て余した末の自己中のわがままにしか見えなくなる。出逢ったイケメンにきれいだと言い寄られ、初恋の男にも口説かれ、ご都合主義の展開。縛りをかける夫と母親のいる楽園から逃げても独りで生きていく覚悟も意思もない。結局別の男の庇護に走ることになりそう。少女漫画のくくりだけど、21世紀になってもシンデレラのように王子様の出現でしか人生の立て直しができないとしたら、何とも情けないメッセージではないか。

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  10. 評価:4.000 4.0

    地味だけど心に響く作品

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    障害者を主人公にした漫画はいくつか読んだが、他とは一味違う物語。生まれつき聾唖のケンジと交通事故で身体に障害を負ったユウが高3のクラスで隣の席になったことがきっかけで少しづつ距離を縮めていき真の友となる。出会いから心を開くまで時間のかかる経過を丁寧に描いていて感情を揺さぶられる。聾唖の息子を受け入れられない母親のDVがすさまじい。ケンジは外ではいじめを受け頼れる人もなく心を頑なに閉ざしている。友人になったユウとその家族が救いの手を差し伸べてくれたことが現実にはまれだろうが物語の転換点になる。ユウの妹の存在も大きい。音の無い会話と感情のやり取りを表すために空白を多用しているのかと思うが、所々空白が長すぎて逆効果になっている。タイトルの「菜の花」は一般に明るさとか希望を象徴しているため、友情で結ばれた二人に託しての題名かと想像したが、読み終えても解らなかった。あと、聾唖者が普通学級で特別な補助なしで授業についていけるものだろうか?食卓の風景とか校内でサンダルばきなどから設定は韓国だと思うが、わざわざ日本に置き換える必要があるだろうか?韓国名を使った方が違和感なく楽しめると思う。

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