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作画は割とスッキリしているけど、男性がやけに胴長でアンバランス。内容は恋愛経験の乏しいヒロインに手ほどきを申し出るイケメンが現れて…お決まりのコースとゴールになりそう。メガネとマスクで隠していても同一人物と判らない!展開の無理矢理感がハンパじゃないな。
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2846位 ?
作画は割とスッキリしているけど、男性がやけに胴長でアンバランス。内容は恋愛経験の乏しいヒロインに手ほどきを申し出るイケメンが現れて…お決まりのコースとゴールになりそう。メガネとマスクで隠していても同一人物と判らない!展開の無理矢理感がハンパじゃないな。
この漫画家の作画は安定のうまさだが、男女それぞれの顔形がどの作品も皆同じで見飽きてくる。作品ごとにもう少し描き分けがあればいいのに。本作の内容は荒唐無稽に過ぎる。生き直しを願ったヒロインが赤ちゃんに戻った自分自身を育て直すドタバタの中で片思いのイケメンに助けられてキレイになっていき両思いになる結末かな。
挑発的な題名に惹かれて無料35話まで読んだが、先ず作画が合わなかった。おとなが皆お子ちゃまに見えてことばと絵が入り乱れごちゃごちゃしていて読みづらい。それでも評価が高いのは内容故か。21世紀になってもこの国のジェンダーギャップは凄まじく、20〜30代にも勝男のような男性は潜在的にまだまだ多そうだ。多くの家庭は夫婦共働きでないと生活が厳しい現実なのに、なかなか変われないのが人間の意識。本マンガでは勝男が少しづつ固定観念を崩されて考え方を変えていく過程を描いていくのかもしれない。でも、現実はそれほど甘くはない。以前厚労省が推進した「イクメン」が今は言われなくなったと知り、一歩前進かなと思う。家庭を築いたら、家事も育児も二人の共同作業として行うのが当たり前になる日はまだずーっと先だろうか。
フルカラー縦長の定番でスペースが多いが、目の表情がイキイキと描かれていて惹かれた。女性陣はおちょぼ口の吊り目で皆似ているが、男性陣は個性があり分かり易い。特に、亜紀に向ける直哉の視線に思いが汲み取られ秀逸。大企業の一族に庶民の一家族が仕える様はアカデミー賞を受賞した韓国映画「パラサイト」を想わせる: 父親が運転手、母親が使用人、娘が家庭教師(その後秘書)。悪徳政治屋(政治家とは呼べない)に企業トップが支配された挙句運転手の父親まで犠牲になるという伏線がはられ、いつどのように悪事が暴かれるのかハラハラさせられる。主線は御曹司直哉と秘書の亜紀の思いが通じ合うのか、展開が気になる。最初から両片思いなのは示されているから。亜紀は自立心が強く、仕事熱心で、金持ちにも卑屈にならない。ただ、直哉とは不釣り合いだからと気持ちを抑えつけている。他の多くのレビューにもあったように、とても幸せな気持ちで読み終えた。外伝3話は直哉が亜紀を意識し始めたきっかけの話など本話を補足する内容でよかった。他のマンガだと外伝や番外編と謳って、その名に値しないつまらない内容でがっかりさせられることがある。総合的にこのマンガは最近の韓国マンガとして良作だ。評価を一つ下げたのは、人物名を含む設定をわざわざ日本に変える必要があるのか腑に落ちないから。
無料25話まで読んだ感想。フルカラーの眉目秀麗な男女。この絵が高評価の源のよう。出だしは悲劇的だが進むにつれて戯画風のおちゃらけた絵が頻出して、憂いをまとう主人公たちの顔立ちとのギャップがすごくて話の筋が分からなくなる。特にヒロインの顔の落差が大きすぎて性格すらつかめない。女性たちは皆同じに見えてかろうじて髪型で区別できる程度。日本に置き換えた韓国マンガの定番ー世襲の御曹司との恋愛。韓国作品をいくつか読んで感じたのが、一見個人同士の関係性を扱うように見えて、背景にあるのは強固な家族の存在。儒教文化の韓国ならではと思う。
最終話まで無料だったので読んだ。今作品は地方の銘酒ではなく銘菓。毎話で紹介される美味しそうなお菓子は購入して食べてみたいと思わせる。お酒であれ、お菓子であれ、食べ物の紹介をしながら物語を進めるやり方は1ジャンルを築けそう。ただ、今作の本筋は作家と担当編集者の恋愛という見飽きたテーマでどう扱っていくのだろうと思ったが、ちょっと肩すかしというか盛り上がりに欠ける終わり方だった。最初から編集者が作家のファンというのは安直な出だしの上、作家が編集者を好きになる過程がまるで分からず。作画は男性陣がひょうひょうとしたイメージでツンデレなところも悪くないが、絵がところどころスケッチ風になり粗雑に見えるのが残念。
新聞の書評から興味を持ち読み始めたら一気に終えた。いい作品に出会えた。短編小説のような映画にもなりそうな内容の濃いマンガ。作画がうまい!構成もコマ割りも良く、俯瞰する場面がうまく配置されていて場の雰囲気を伝える。強いて言えば、女性の大きな垂れ目がちょっと苦手かな。主人公のバツイチ45歳管理職と彼女を取り巻く同僚達、家族、そして元夫。社会にいまだ根強く残る「世間体」から外れる生き方にそれぞれ悩み、自分らしい生き方を模索する。現実にありそうな状況が描かれ物語の流れが自然に最終話に収斂していく。個人的には、主人公の母親が持つ家族との距離感、昔の友人との再会と交流が印象に残る。地味だけど前向きになれる読後感をもたらす。
スマホ使用の読者層を増やすために韓国で全盛のフルカラー縦スクロールにした、韓国スタッフとの共同作品のようだが、一コマにセリフ/文もしくは絵のどちらかしかなくスクロールし続けた挙句一話の中身が少なく話が進まない。これでは、「スッキリと見やすい」を通り越して、スペースの無駄にしか見えない。絵はきれいだが色彩がベタで顔の表情が皆一様に乏しい。ヒロインはいつも目を見開いて何を考えているのか伝わってこない。脇役たち(ゴシップ誌スタッフ、特にズン子)が個性豊かに描かれているのがまだ救い。主人公たちの小学時代の初恋が20年後再燃とはそもそも無理があり不自然すぎる設定だ。せいぜい10年のブランクがいいところでは。物語の半分以上が幼少時代の思い出に占められているのに、20年経ってもお互いに執着せざるを得ない程のエピソードは見当たらず。ヒーローが注目を集めるスターになった一方、ヒロインの魅力はどこに? 同作者が「大事なのはコマ割りではなくストーリーやキャラクターの世界観が作れるか否かだ」と言っているが、残念ながらこの作品からそれは見えない。
クエストで無料7話まで読んだ。フルカラーの縦読みで出だしの絵は美しいが、奇怪な音の画面一杯の表現や蛇のイメージを含むグロテスクな場面の連続がある一方、おちゃらけたギャグ風のコマも頻繁に出てきて、読んでいてただただ疲れる。極端な表現で読者の関心を惹こうとする意図なのか。ヒロインが樹木医の設定なので興味を持ったが、最初の場面だけで(しかも暗闇での仕事!?)草木樹木がどう関係するのか拍子抜け。大体、樹木医の看板が「病院」はないよね。入院着のHOSPITALの文字模様といい、ヒロインの短パンの極端な短さといい、韓国マンガだとわかる。PCによる作画の進歩はすごいと思うが、内容が薄くなってきている前兆でないといいけど。
「きのう何食べた」から本作に来た。高評価で母娘の話とあったので興味を持ったが、期待はずれだった。主人公の雪子と母親は言いたいことを言い合い口喧嘩が絶えないが、内実は信頼と愛情で結ばれた親子であることが最後で示される。個人的には、母親とその母(雪子の祖母)との関係が胸に刺さった。幼い時から可愛いと言われた母親が自惚れないようにと顔の不細工を取り立てて言い続けたため母親はそれがステイグマ(心の汚点)となってしまう。親から、褒められることはおろか顔や性格の欠点を何かにつけて言われると傷つくし大人になって許せても一生忘れることはない。子どもは親の所有物ではないし、同じ一人の人間なのだ。2編目の女子大生の話はいきなり唐突な出だしで内容も他から浮いて見えた。本作で特に気になったのは顔の描き方で、斜めから見る横顔の目尻の幅がやけに広くて不自然に見える。
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萩原くんは彼女だけに愛されたい