5.0
五月の薫風のような作品
内容も話の展開も自然で清々しい気持ちで読み終えた。ヒロインの女子高生はもちろんのこと取り巻きの脇役達が個性豊かに丁寧に描かれていて話に膨らみを持たせている。時々笑いありギャグあり。店長が小説家志望なこともあり、題名からして作品全体が抒情性に富む。女子高生が父親の年齢相応の大人に恋することは稀かも知れないが、落ち着いた大人に魅かれるのは珍しいことではないだろう。店長が贈り物に託した思いがヒロインの心に届くような終わり方でうまい!ヒロインの大きすぎる吊り目や女生徒たちの長〜いあし、それに超ミニスカは誇張しすぎに見えるが内容の良さに免じて目をつぶれる。
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恋は雨上がりのように