3.0
母親に愛されたかった男の話…なのか
スパダリが6股を賭けていたお話。
それを女性達が結託して貴島秀人(実は戸籍を買っていた)なる彼氏を殺・してしまう。
それに関わった女性達も殺・されていくという話。
主人公は容姿も仕事もあまり目立たないあかね。
だが、あかねには素敵な彼が居てそれだけが生き甲斐だった。
ただあかねは土曜日しか秀人に会えなかった。
他の曜日にも会いたかったあかねは、そのことを秀人に告げるが
仕事が忙しいという理由で合う事は叶わなかった。
ただ、三年たったら結婚しようという約束は交わしていた。
ある日、あかねの元に高井絵美という女が訪ねて来て秀人は浮気をしている。
それも曜日ごとに会う女を決めているという。
日曜以外全ての曜日に女がいて、その女性達と会っているという。
そしてその6人が集まることになり、何度か会ううちに秀人を殺・すという結論に至る。
そのうちの一人で明日香という女優のマンションでとうとう秀人を殺・してしまう。
その後、彼女が所有している山林に埋めたのだが、後日秀人の死体は無くなり、先ず高井絵美が殺・され、仲間内でも殺・人事件が続く。果たして犯人は誰なのか。。。
大変申し訳ないが緻密に計算されて書かれた訳ではなさそうで、あっちこっち突っ込み所がごろごろ。
またそれが直ぐに暴けそうで、そうでもなかったりと面白かった。
途中から高井を除いた5人が日曜日にも女性が居たんではないかと疑いだすが、読んでいるこちらはもっと前からその発想はあった。
また、殺・人に加わった6人の女たちの他に、探偵や女優の姉(伝説のキャバ嬢と言われる人物)、あかねの同僚、キャバ嬢の知り合いの刑事などが絡んできてそこも突っ込みたくなるところは随所にあるのだが、結構面白かった。
最終話近くになり日曜日の女の存在や立場などが匂わされ、そして判明するのだが、
少し急ぎ過ぎて大雑把感がどうしても否めなかった。
秀人は子供の頃、母親にほぼネグレクトに近い扱いを受けており、母親の愛に飢えていたことも分かってくる。
そして最終話。次々起きた殺・人は言ってみれば正妻による女達へのお仕置きみたいなものだったのか。
でも何故秀人は買った戸籍上ではなく本名で結婚しなかったのか。
そう考えると正妻も6人の女達と同等ではないのか。
本名は母親だけに愛されたかったのか。
何か最後は虚しさだけが残った感じがした。
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6股彼氏 至上最高の復讐を