5.0
結末を予想できるタイトルだったけど
見た目はちょっと線の細い
けれども芯がしっかりした優しい女性が
重い病気で子供の産めない身体になり、夫の浮気や離婚を経験し、
その時安らぎをくれた一人の男性を心の底から愛し、
自分の病気の再発を知り、その男性の為に一緒に生きる夢を一度は捨て、
けれど、自分らしくあるためにそして後悔無く生きるために、
またその男性と結婚し同じ人生を歩み始め、
最期の最期まで周りを気遣い、夫となった彼の幸せを祈り、
静かにその歩みを止め、
いなくなった後でも夫からも周囲の人からも愛されて
強くて健気で暖かく生涯を一生懸命生きたというお話。
細かな事柄はどうか自分の感性で受け取って下さい。
予想はしてたけど、所々涙失くしては読めませんでした。
途中、いろんな困難が出てきますので
そういうものに触れたくない方は読まない方がいいかもです。
かなり重いです。キツいです。ツラいです。
でも、私自身は読んで良かったと思いました。
彼女の様に最期まで前を向いてみんなの幸せを祈って生きたいと思いました。
穂乃果、頑張ったね、ありがとうって言う気持ちになりました。
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最期の夜はあなたと【タテヨミ】