4.0
流れで
とても不器用な大人の恋物語
って言えば素敵だけど、余りに拗らせていていろいろイライラ。
ヒロイン乃梨子は小さい頃優しくしてもらった男の子にあこがれており
それが現在勤務しているホテル橘東京の上司である橘部長ではないかと密かに思っている27歳。
実家は有名な花や木の販売業をしており、そこの一人娘。
乃梨子は傾きかけた実家を救おうとしてお見合いをするが、
頭に描いていた橘部長ではなく、彼女の天敵である上司の鷹取部長が現れたところからお話はスタートする。
乃梨子自身は破談になるだろうと思っていたが、何故かお話はとんとん拍子に進み、気付いたら同居することに。
鷹取部長も自分から乃梨子を求めたのだと分るも、仕事場でも家でも相変わらずの嫌味であったりいけ好かない言動の数々。
嫌われ作戦と銘打ち行動しても失敗続き。
一緒に暮らしているうちに乃梨子の心に変化が訪れる。
徐々に鷹取部長を蓮司さんと呼び始め、淡い恋心から徐々に強く彼を思い始める。
そんな日常の中で乃梨子の実家である白川花壇のライバル会社である、”ブーケ・ダンジュ”がホテル橘でイベントを開催することとなる。
乃梨子はその担当となるのだが、主催者の綾瀬花音に悉く嫌がらせを受けたが、イベントの企画であった茶道の家元がこのままならイベントを下りると宣言。
それは綾瀬花音が活けたお花が余りにも華やかで、お茶花を理解していないと。
代わりに乃梨子がその任を受け、白川花壇から花材を取り寄せ活けることとなり、そのパフォーマンスもお花も大絶賛される。
その夜、綾瀬花音は乃梨子にこれから鷹取部長と打ち上げと称して今後の二人の事を決めると言い残し立ち去り、乃梨子は橘部長と小さな打ち上げをするも蓮司の事が気がかりで飲み過ぎてしまう。
橘部長は蓮司と綾瀬花音が居る場所を知っていたかのように、蓮司の目に付くところで乃梨子を抱え上げているところを見せつける。
乃梨子は無事家に帰りつき、蓮司を待つが彼はその夜帰宅しなかった。
と、こんな調子でお話は進んでいくのだが、途中余りにも大人であるはずの二人が不器用過ぎて、また、お話もなかなか前に進まずイライラした。
脱落しそうになったところで、先の茶道の家元がイベントをリタイアしそうになる場面で
なぜか俄然先が読みたくなって一気に課金していた。
結果は。。。
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蜜愛婚~極上御曹司とのお見合い事情~