紫 杏子さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全113件
  1. 評価:4.000 4.0

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    二人は幸せになれるのか

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    お話の出だしは思い出から始まります。
    ヒロインの桃があることから向日葵のような春生が好きになります。
    そう初恋。
    その後二人はどんどん仲良くなり、明るい春生のおかげで人とコミュニケーションを取ることが苦手だった桃ですが
    少しずつお友達もでき始めました。
    ある日、春生から
    「ももは俺の事どうおもってるの」と聴かれますが、ずっと一緒に居たいという気持ちが強かったももは、本当は男の子として好きだったのに
    「ともだちだよ」と嘘を吐いてしまいます。
    それからしばらくした小5の春、二人は事故に遭いますが、桃が気が付くと春生は居なくなっていました。

    この辺りまでが思い出で、全体的に優しく何故か懐かしい感じがします。
    誰にでもある小さなころの思い出が蘇ってくるようなそんな気さえしました。

    そして桃は高校生になりますが、進学先の特進クラスに春生にそっくりだが、全くタイプの違う男子を見つけます。
    果たして…それは間違いなく春生ですが、別人の様に表情も性格も変わってしまっていました。
    その目は冷たく何も移してないような感じに見え、態度も「あんた、誰?」と桃を覚えていないような感じです。

    ここから桃の初恋は春生に届いていくのでしょうか。
    二人の未来は明るくなっていくのでしょうか。
    そんな期待感を持たせる序章でした。

    現在無料分の15話を読み終えたところです。
    桃が所属してるの美術部の講師として春生の兄である智也の元カノが来ていて、
    事故後の話をしてくれます。
    ある時期を境に一生懸命春生の為にお見舞いに来ていた真面目で面倒見のいい智也も
    明るく笑っていた春生ももういなくなってしまったと悲し気に話してくれました。
    そして桃と一緒に居た春生を見て桃が何かを変えてくれるのではと告げます。

    この先の展開もとっても気になりますが、一旦お休みして(なんせ結構重たい!)
    少し英気を養ってから再挑戦したいと思っています。

    あらすじの最後に
    『幼い頃から1人の男の子を一途に想い続ける純愛ラブストーリー』
    と書かれているので必ずや二人が幸せな結末を迎えてくれるであろうことを願ってやみません。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    相思相愛

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    無料分の71話を読み終わりました。
    楽しかったけど、課金はしなくてもいいかな。
    多分、この二人は危うそうで全然危うくない。
    月村先生はとってもモテるけど、結局は彩を愛していて
    そうそう浮気なんかできない性分だと思いました。

    元々は彩が足を骨折して入院した先の整形外科医が月村悟先生。
    最初は勿論医師と患者だったんでしょうけど、
    結構早い段階で、お互いに憎からず想う様になっていきます。
    恋愛時代は、いい男にいい女ですもの。
    いろいろ波紋もありましたね。
    結婚してもモテまくりの先生は、敢えて彩にヤキモチ妬かせてる感もありましたね。

    でも、やっぱり最大のヤキモチは佐田先生かな。
    何といっても元カノだし。
    読み進めば佐田先生が男っぽくてさばさばしてるって分かるけど、
    それでも私自身が彩だったら、あんなに仲良くできなかったと思います。
    恋人時代を想像しちゃうと大人同士の中で身体の関係が無かったなんてあり得ないし。
    佐田先生を目の前にしても、あんなに仲良くなれる彩が凄く偉いなって、大人だなって思いました。

    そして二番目は市川さんかな。
    まぁ、これは先生も承知しての作戦みたいなものだから何も無いとは思っていたけれど、
    自分の見えない所では何があるか分かんないもんね。

    さて、ヤキモチ妬きの私が自滅しないうちに(笑)締めましょう。
    読んでいて楽しかったです。
    二人の甘々を見たい人にはお薦め。
    ただし際どい場面はほとんど出て来ませんので、悪しからず。
    結構おのろけで全体にほのぼのしているのが好きな方、どうぞって感じですね。

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    面白かったです。

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    この作者さんのほかの作品を読んで現在漁るように(笑)。

    編集者である英恵が大好きだったミステリー作家の兼松文太郎に
    手土産のコラムを依頼するところから二人の出会いが始まります。
    最初は無難な手土産を持って依頼に出かけると、
    自分で選んだ手土産じゃなかったことを理由に即刻帰らされてしまいます。
    英恵本人も猛省。確かに手土産がテーマなのに人に聞いて持ってきたものに魅力は感じないだろうと。
    自分の本気を分かって貰うために、ピンときたものを持って再度挑戦します。
    こんな感じで毎回のように、手土産が紹介されるのもとても魅力でした。

    兼松先生と英恵の仕事だけではなく、プライベートな心の部分も触れ合って
    何時しか恋人になっていくのだけど、若い人の様に燃え上がって劇的な事が起こる訳じゃなく
    静かに進行していきます。
    それ故か、私としては何処の部分で本当の恋人になったのか
    つまり身体の関係を結んだのかとても分かり辛かったです。
    で、☆-1です。
    その上、先生が結構上から目線で自己中に映るところもあり、
    また英恵がはっきりしなかったりしてモヤモヤというかイライラというか
    そんな場面もありました。
    まぁ、言ってみれば大人の恋の駆け引きなのかもしれませんが。

    大人同士のお話ですが、殆どいちゃいちゃする(えちシーン)ところは出て来ません。
    それを重視する方にはお薦めしません。
    ただ、ほんのりとほのめかし読み手側に想像させるようなお話が好きな人には堪らない。
    はるこワールドというか、言葉の言い回しなどもとても面白いですし
    先生の秘書をしている美人男性の桐谷さんに私は結構ハマりました。
    先生を恋愛対象と見ていた節があって、英恵をちょっぴり敵対視したりして
    可愛い?意地悪を言ったり、本気の嫌味を言ったりとホント声を出して笑った事もありました。

    正直言って絵は割と大雑把というか描き込まれている感はないけれど
    その分、正直でざっくりした印象を受け私は好きです。
    特にこの作者さんの描く男性陣はなんかセクシー。
    目というか眼差しですかね、そこに色気を感じます。

    今回は全話無料という本当に嬉しい期間に読むことが出来、感謝しています。
    ですが、きっと課金しても読んじゃうだろうなあと思う作品でした。

    • 1
  4. 評価:2.000 2.0

    合いませんでした

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    お薦めの中にあって、扉絵のリップピアスの男の子(栢)にちょっと興味を持ったのが切っ掛け。

    ヒロイン嵐子(高校1年)は母の結婚に伴い、義弟が出来ることに。
    ただ、それは義父の実子ではなく遠い親戚にあたる子で、
    いろいろあって転々としていた。
    義父の所にその話があったのが嵐子の母凪子と結婚が決まってからで
    最初は断るはずが、母がいっぱいいた方が楽しいと連れてきたとのこと。

    実はこの時点で、余りにも考えが浅そうな母親に付いていけないかもと思ってしまっていました。
    自分の幸せの為には娘はどうでもいいのかなと。
    高1の娘と正直言えば訳も分からない男の子(中学3年)を引き取って、一緒に住むことへの問題や危うさを考えなかったんだろうかと疑問を感じてしまったのです。

    それでも丁寧に読んでいくと、嵐子の今考えていることや学校での立場など
    少し気弱で引っ込み思案、孤立しているような彼女に寄り添うような気持ちも出てきました。
    ただ如何せん栢くんが乱・暴で嵐子に対しても性的な意味合いの行動や言動があったり(私は聖人君子ではありませんが)、
    また凪子も一緒に暮らしていけば何とかなるという安易さに
    嵐子だけでなく栢君にとっても本来の家庭生活がこれでは送れないだろうと辛くなってきてしまいました。

    親の再婚によって義姉弟(義兄妹)と恋に落ちるお話は沢山あって、過去にも読んではいますが、
    いつも感じることは親は自分たちの幸せしか考えていないのかなということでした。
    それでも、自分が望んだわけでもなかった義理のきょうだいが
    心を通わせ手を取り合って苦難を乗り越え幸せになる姿は嫌いではありません。
    本作ももう少ししたら、徐々に栢君が嵐子に心を開き始め
    嵐子もそれを受け入れて何れはお互いに想い合う仲になることでしょう。
    栢君の生い立ちや、二人が寄り添っていく過程など興味はありますが
    けれど、ごめんなさい。
    それが待てませんでした。

    絵はとても可愛く丁寧に描かれ、それぞれの心情も(特に嵐子)分かり易いと思います。
    今後栢君が素敵な男の子に変身していくようなので、心に余裕が持てたら
    もう一度挑戦してみたい作品ではあります。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    〇〇婚て多いね。

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    先ずは6話まで。
    今回は拾われ婚とのこと。
    拾ったのはヒロインが勤めていた銀行の取引先で製薬会社副社長でもある御曹司。

    お話はその御曹司が発した契約成立だなという場面から始まる。
    この段階で契約結婚というのは明らか。恋人に振られ条件付きで上司と結婚し最後は本当の夫婦になっていくんだろうなと想像したが、少し違った。

    ヒロイン蛍は銀行に勤める26才。
    派手ではないが、優しい感じがする謂わば、縁の下の力持ちタイプ。
    コツコツ仕事をし、突然振られる仕事も嫌な顔せずに頑張る女性。
    その彼女にある日災難が降りかかり窮地に立たされる。
    同僚が犯したミスを全てなすり付けられ、取引先に上司とその同僚と一緒に謝罪に赴くが、
    二人は頭は下げるものの全部彼女のミスとまで言い出す始末。
    本来であれば、上司が自らの責任であるというべきところだが、クズ男二人と一緒では無理な話だと感じた。

    だが、その取引先である上條は、以前蛍の仕事ぶりを見ていたためか
    細やかな彼女のミスとは思えなかったのだろう。
    状況を理解して上で「彼女だけの責任ではないと思う。ミスが出ない様に考えるのが上司の責務では。」と言い放つ。

    その後蛍は同僚の大久保が自分がミスったが、全てを蛍に擦り付けたことを他の社員と話していることを聞いてしまう。
    大久保の嫌がらせは続くし、大久保だけでなくその話を聞いていた同僚も上司からも全くフォローも無いし、
    職場そのものに嫌気が差したんだろう、仕事は好きだが職場を去ることを決意する。
    蛍が退職する日上條が現れ今後の事を聞かれるが、しばらくゆっくり考えると返答する。

    蛍の整形外科を営んでいた実家にも美容外科の評判が落ち、借金がある事を知らされる。
    苦悩する両親をみて心配する蛍だが、会社を辞めたのはトロいからでしょと意地悪く告げる姉が居た。
    そこに上條から蛍にお見合いの申し込みがくるが、姉の梢が私と間違えていると思うので同行すると宣言。
    但し当日上條から蛍で間違いないからお帰り下さいときっぱり断られる。
    悔しがる姉だが大人しく立ち去った。

    ここから契約結婚が始まるわけだが、何故普通に結婚しないのかとか興味が湧いて、期待して無かったのに結構面白くて既に課金してしまった。
    最後は上條の本物の愛に包まれて幸せになると思うが、全話読みたくなるようなお話でありますようにと願うばかりだ。

    • 3
  6. 評価:3.000 3.0

    あらすじを読んで

    実はホラー系はとても苦手です。
    私自身が小さい頃から霊感が強いという事もあり、
    自分で見たものは信じるられるけどそれ以外はなかなか信じられないんです。
    なので、総じてホラーは殆ど読みませんし、
    この「兄だったモノ」の正体が自分の目で見えないので非常に怖いです。

    それなのになぜ読む気になったか。
    それはあらすじに書いてあったこの一文。
    ”兄の恋人と私と「兄だったモノ」のおぞましい恋の話”
    この三者?がどうやって恋をしていくのか、
    兄の恋人と私の間でそういう感情が生まれるのは理解できますが、
    兄が亡くなった今、兄の恋人と「兄だったモノ」の間にどういうものが動くのか
    どういう形で恋が継続しているのかととても読みたくなりました。

    今第1話を読み終わったところ。
    扉絵からは何も感じなかったのに、本編の絵の中からは
    背中にぞわっとするような雰囲気が所々に漂っています。

    年齢をかなり重ねて来て、神経が研ぎ澄まされていた頃とは違い、
    自分の感情を抑えたり、霊感をある程度コントロールできるようになった今、
    私はこのお話から何を感じるのか、どう読み解けるのか
    加えて同性同士の有り方をも捉えている本作にとても興味を持ちました。

    いろんな意味でどこまで読み進めていけるのかは分かりませんが
    少しずつでも丁寧に読みたいと思っています。
    なので今現在は☆3とさせていただきました。
    もし、これをすべて読み終えることが出来た時、また書き直すかもしれないなと思っています。

    • 1
  7. 評価:4.000 4.0

    嫌いじゃないんだけど

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    絵がとても綺麗で内容も丁寧に描かれているようで読み始めました。
    今回で3回目。

    でも、読むほどにこれって実は何が言いたかったのかなって。
    結婚2年目の専業主婦文。
    文を大事にしてくれるイケメンの夫和真。
    ある日、偶然にも和真の携帯を見てしまった文。
    そこに書かれていたのは、女性名前で送られてきた「今夜楽しかったね」という文面。
    自分の夫は誠実で浮気とはかけ離れた存在だと思っていた文は愕然とする。
    そこから彼女の地獄のような日々が始まるわけだけど、実はもっと悲惨な出来事が待ち構えていた。
    夫の裏切りに加え、ずっと親友だと思っていた同級生さやかの裏切りや嫌がらせや嫉妬の数々が。
    それだけではなく、これに乗じて夫の同僚が関わっていたり同級生たちの生活の実態が露わになっていく。

    そんな感じで進んでいく物語だが、
    実は夫は浮気などしていなくて、文の親友さやかに脅されていた。
    文を傷つけたくなくて言う通りに動いていただけなんだと判明。
    そして後半は夫目線での進行になっていく。(実はみんな書いているがここ非常にまだるっこしいです)

    私は和真がさやかに脅された時点で、文に報告して二人で対処すべきだったと考える。
    自分だけが庇ってもらうような形で蚊帳の外に置かれるなんてまっぴらごめんだ。
    まぁ、ここで息巻いても仕方ないが。

    で、なにが言いたいかというと
    これは夫婦の信頼関係の問題提起なの?
    それとも女の友情はやっぱりないよってこと?
    反対にさやかは育ってきた環境が劣悪だったから仕方ないってお話なの?
    もっと言えば、夫婦を円満にしたかったら全てを水に流してサラッと元に戻れってことなの?
    う~~~ん。

    私なら、どうするんだろう。
    結婚生活も40年を超えると当たり前だが、いい時ばかりは無くて谷が続く時だって沢山あって。
    でも今も一緒に居るって事は、お互いが目を瞑ったり歩み寄ったりという努力の上に立ってることは間違いないかな。
    そう言う意味で言ったら今が一番穏やかに暮らしているかも知れない。
    さて、でも文の立場になったら夫と何も考えず子作りできるんだろうか。
    そんなことを思いながらも、生まれてきた子供が幸せに包まれることを願うばかりです。
    そしてきっとまたここに読みに来ちゃうんだろうなぁとぼんやり思いました。

    • 0
  8. 評価:3.000 3.0

    やっぱり苦手だった

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    本当はホラーって苦手で、漫画も映画も見たことは有りませんでした。
    ですがちゃんとタグにもホラーと書かれていましたし、扉絵も綺麗でしたし
    なによりレビューの評価も高く、無料分も多かったので読み始めました。

    主人公はよしき。
    同じ年の光とはずっと一緒に育ってきて幼馴染の範囲を超えていそうな雰囲気がしました。
    BL好きな私にはホラーでもいけるかなと思いましたが、1話を読み始めてこれはやっぱり無理かなと。
    光が1週間山で行方不明になったことがあるのに、光自身にその記憶が全くないと彼がいいます。
    よしきはそれが信じられなくて、突っ込んで聞きますが、光はもうそんなのはどうでもいい。
    それよりよしきは自分が居なかった間淋しくて泣いただろうと茶化します。

    その後よしきは「おまえ、やっぱ、ひかるちゃうやろ。」と光に詰め寄ります。
    行方不明から帰って来てからずっとそう思っていると。
    「完璧に模倣したつもりやのに。」と言ってのける光の顔がドロッと溶けて顎から下に滴り落ちていきます。
    この辺までが1話の中身。

    残念ながらこの時点で、もうアウトでした。
    お話はとても丁寧に描かれているし、人物そのものも描写がきちんとされていますが、
    なんせ、既に背中がゾクゾクしてきて、内容どころじゃありませんでした。

    それでも彼らの心情や生活感や友人との距離感なども丁寧に描かれているので、もっと読みたい気持ちにもなったのですが
    私には5話までが限度でした。
    こんなに評価が高くて丁寧な書き出しだったし、絵も細部に渡って綺麗に描かれているのに残念でなりません。

    ホラー好きの方には堪らない作品だと思います。
    そのうち、気分が落ち着いたら少しずつでも読めたらいいのになぁと思った作品でした。

    • 3
  9. 評価:4.000 4.0

    ハマれそうなんだけど

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    只今14話を読了。

    ヒロイン誉は高校1年生。
    入学式前日にたった一人でシェアハウスに越してきた。
    当たり前だけど、未成年。
    ママはというとまぁこれが自分勝手というか奔放というか正直というか
    そう自分の生きたいように生きてるような人で、小さい頃から結構苦労が絶えなかったけど
    誉は自分の母親が嫌いじゃないみたいだ。
    可哀想と言われる度に違和感を感じるような女の子で、早くに父を亡くした私は共通するような思いもあってなんか応援しちゃう。
    私自身、無暗に可哀想って言われたくなかったので。

    さて、このシェアハウスに居た柳さんと恋愛をしていくんだと推察するも
    彼女はまだ高校1年生。柳さんは若く見えても立派な大人。
    どんなふうに展開していくのか、それともいかないのか分かんないけど
    取り敢えず、私としては柳さんのビジュアルもちょっと皮肉っぽい言動も
    それに隠された優しさにも結構ハマって興味深々。

    青春の入り口に立ってる誉が、ほんのちょっとの間に女の子の顔になっていったところも面白さの一つだし、
    一緒に暮らすシェアハウスの人達との関りも関心があるかな。
    そしてこの先出て来るのか、そうじゃないのか。
    このシェアハウスのオーナーが誉のママのキャバクラ時代のお客様ってのが気になる。
    誉ママにもオーナーにも真っ直ぐに誉に言えない何かが有るのかと勘ぐったり、
    柳さんも本当は誉ママを知っているんじゃないのかって探りたくなったり、
    意外と忙しく想像している。

    だからしばらくはきっと面白がって読めると思っているところです。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    彼の誠実さが素敵。

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    美月28才は芸人になる夢を持ってた年下の彼から、先輩芸人の彼女を妊娠させちゃったから別れようと言われてしまう。
    二人で大阪に転居し、彼の夢は自分の夢とばかりに、仕事も辞め付いていくつもりだった。
    その為、彼氏どころか住む場所も仕事さえも無くして、途方に暮れる。

    が、世の中は不思議なものであんなに落ちまくってた選考だったが、
    超有名大手会社に何故か通過。
    面接まで漕ぎつける。
    これが1話のあらすじ。

    人生は本当に面白い(これって漫画なんだと言う事を時々忘れる私)
    美月は面接を受けるために会社を訪れ、エレベーターに乗るのだが
    この中に自分の人生を左右する人と初めて出会う。
    で、何故か面接で失敗したにも関わらず採用となるのだが。
    その上司『最上正義』はまるでこの名前の如く、誠実で正直、その上正義感も責任感も強く、仕事もスタイルもお顔も良くて、ただ見ている分には文句の付けようもない人物だ。
    だが~その実一本気で頑固で融通が利かず、ニコリともしない厳しい人だった。
    そしてあろうことか彼の専属秘書となってしまい怒られまくる毎日を過ごす。

    最初は何だこれっ。ただ厳しいだけじゃんって連続だったが、時折見せる正義さんの優しさや意外な一面を見るにつけ
    この人って本当は凄く心の柔らかい温かい人なんだと、美月が惹かれていくのと同じように私も彼に傾倒していった。
    読み進めるにつれどんどん、内容が心温まるお話になっていき、二人は愛し合い結婚するのだが、お話の端々にほろっとしたり、きゅんとしたり、納得させられたり、なんて素敵な人達だろうと思わずにはいられなかった。

    最終的に彼女が妊娠し、可愛い子供が生まれるのだが、最終回の最後の最後まで正義さんの温かみが感じられて課金しても何の後悔もない。
    自分の愛した女性をこうやって思ってくれたらどんなに幸せだろうと、多分読んだ方はみな思ったのではないだろうか。
    自分本位ではなく彼女を思いやり、彼女の立場になって寄り添ってくれるそんな男に出会いたい。
    もう遅いけど(だから漫画だってば)

    この先、心がギザギザした時はきっとこれを読みに来る。
    そんな気がするお話でした。
    願わくば、彼らの日常をもっと見せて欲しいのでどうか続編をお願いいたします。
    ラブラブの二人にいや子供たちも一緒に沢山の幸あれ!

    • 0

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