5.0
古墳の魅力と恋の行くえ
先ずはタイトルに惹かれて
「やまとは恋のまほろば」
ロマンチックなんだか堅苦しんだかよくわからないけど
神社仏閣や、お城、遺跡、果てはシーラカンスやアンモナイトなど結構な古いものが
中学生の頃から(55年以上前か…)好きで本当は考古学者になりたいなんて夢を持っていた私には
興味津々なタイトルだった。
ヒロイン穂乃香は地味でちっちゃくてそのくせぽっちゃりでお顔も愛嬌はあるけどって言う
正直に言えばモテないだろうなぁって容易に想像できる大学1年生。
舞台は京都だから1回生か。
大学に入ったはいいけどそれぞれ大学デビューを飾った友人たちに気後れし、疎外感を感じているようなちょっと見は人見知りっぽい子。
(実はそれほどでもないが、自分に自信が持てないんだと思う)
それでも自分に合いそうだなと古墳研究会(通称古研)に入り、そこであることが切っ掛けで同級生の飯田くんに心が動き始める。
飯田くんはなかなかイケメンさんで、本当は結構モテるのだが、それを意に介さないというか気にしないというか
フラットに接していく穂乃香と一緒に居る事が多かった。
そんな穂乃香に先輩の可児江さんが絡んだり、ガチで古墳を愛する女性の先輩鈴川さんが絡んだりしていく。
現在28話を読み終わったところでまだまだ序盤だが、もう、古研の合宿でひと悶着あったりして、読むこちらを飽きさせない。
因みに27.28話は穂乃香に肩入れしてる私としては、結構衝撃的で何回も読み返しちゃった。
(こういうのこれから先にもあるだろうけど)
お話全体に色々な古墳の歴史だったり、その背景が丁寧に描かれ凄く面白い。
思わず自宅近くに古墳は無いのかと調べちゃったくらい。
そして古研の中で起きる出来事や友人たちとの関りも丁寧でこちらも面白い。
人のエゴって言うか、いちいち私の心に引っかかってくる。
もう遥か昔に過ぎてしまった自分の学生時代や若い頃を思ってみたり、
それを俯瞰してみてる自分だったり、
いやいや漫画なのに、その上あと数年で古希なのに
腹が立ってこの怒りをどこに持っていこうか分かんなくなってる自分がいたり…
な~んか侮れないわ、このお話。
願わくば、私が心から応援してる穂乃香の恋が、なんとか実を結びます様にと願うばかりです。
毎日少しずつ成長していく穂乃香を感じながら、完結までお付き合いしたいなぁと思っています。
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やまとは恋のまほろば