光が死んだ夏

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あらすじ
ある集落で暮らす少年、よしきと光。同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。しかしある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに確信を持ってしまう。それでも、一緒にいたい。友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき――。新進気鋭の作家・モクモクれんが描く、未知のナニカへ堕ちていく物語、開幕。巻末には在りし日の2人を描いた、描き下ろし短編も収録。
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みんなのレビュー
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5.0
無料分読んで投稿しています
山で行方不明になっていた親友が帰ってきた
恐ろしい何かになって…
親友ではなくても、別の何かだとしても側にいられるのなら…とその存在を受け容れる
その別の何かが本物の親友の命を奪ってしまったのではないかと推測できるけれど、それでも受け容れられるものなのだろうか…
喪失感や違和感、恐怖心など複雑な感情を抱えたまま、これまでどおりの親友との日常を取り戻そうとする主人公
主人公が抱える不穏な感情がこちらにも伝わってきてなんとも不安な落ち着かない気持ちになるけれど、続きがとても気になる作品ですby Salted plum-
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5.0
NEW存在のあやふやさ…
惹き込まれます。人格も個性も持たない、念のような、姿を持たない、どこにも在ることのできる無限の意識のようなものが、居場所を見つけて、光という少年になりすます。垣間見える本性は不気味。それはホラーにありがちな、邪悪だったり残酷だったりするからではなく、何もないから。恨めしいとか、悲しいとか、怖いとかも、何にもない、生身の人間には理解も想像もできないような、真っ黒な、ブラックホールのようなその意識が、思考を始めて、人間らしさを獲得しようと学習する。よしきが「好き」だから。よしきも、それが光ではなく何か恐ろしいものだと知りながらそれと連れ添っていこうと決心する。その気持ちがわかるような気がする。私たちが当たり前のように認識している存在、個性とか人格とかって、なんなんだろう?ホラーなんだけど、哲学的な、コミックなんだけど、リアルな恐怖や不安に気づかされる、ああっ!惹き込まれます!
by 菅笠-
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5.0
NEWドはまり
めちゃコミでなんとなく読み始めてドはまりし、書店にコミックス1〜7巻まとめ買いに走り、ヤングエースUPで最新の配信まで追いついてしまいました!
もぅ最っ高ぅーーーです!!!
人外のヒカルを人外のままで受け入れる覚悟を決めてどんどん強くなるよしきと、魂を喰らう本能に抗ってよしきの隣にずっといたいと願うヒカルの道行きが、アツくて、切なくて、愛おしくて、不穏で、狂気に満ちてて... 久しぶりにこんな感情が揺さぶられる作品に出会えて幸せです😭
モクモクれん先生の描く細密で味わい深い絵が大好きなのでコミックス買って良かったです。特に、いわく言い難い、なんとも絶妙な光とヒカルの数々の表情の魅力は言葉になりません... めちゃコミ様、引き合わせてくれてありがとうございました!by 白餡-
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5.0
7月に日本テレビ系でアニメ化
大事な親友が山で遭難。親友の亡くなっている姿をみましたか、その後、親友の姿でナニカがやってきた。
親友ではないと思っていても、ナニカと行動を共にする主人公。
主人公の不安な気持ちが伝わってくる。
すごく怖いけど引き込まれていきます。
ナニカの中に主人公が手を突っ込むシーンがおどろおどろしい。アニメ化てカラーになり動きが付いたら、さらに迫力がましそう。by こりらっくま☆-
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5.0
ドロドロの情念渦巻く新感覚サスペンス
幼馴染の光がとある日をきっかけに別のナニカにすり替わってしまっていた。
だが、このことに気づいてしまったのは主人公のよしきだけだった。
「お前、光ちゃうやろ?」という一言で、よしきとそのナニカとの関係性がドロドロとしたものに変化してしまう。
目の前にいるヒカルは前の光じゃない、その事実を一人で抱えるよしきの辛さ___
また、このことがきっかけに集落で起こる様々な事件___
何度読んでも圧巻のサスペンス。by らぴすらずり。-
4
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