今回の伯爵との丁々発止は、ちょっと拍子抜けかなぁ…
言外戦線が、二人の圧勝だったものねw
エリーゼとヴォルフの関係が目に見えて深まっているのに寝室は別で、まだ清い関係であるという事、つまり二人の心が強く結ばれてるという事実
それ自体が、ヴォルフの友人の気持ちも持っている伯爵にとっては万の言葉より重く受け止められたのだと思うと…伯爵の釈然としないけれど、きっとそれはそれで良かったと思う気持ちが混然として怒りとなって現れてたんだと思えて、伯爵側は精彩を欠いたし、悔しいほどの大敗ねw
そんな中でお手なみ鮮やかだったのは、
エリーゼの、毛皮か?牙か?の例え!
伯爵の例え、そちらの土台に乗りながら、上手く自分の欲求を伝えられてて、流石だなと思った‼︎
しかも、狼の牙じゃなくて「忠犬」に言い換えて、飼い慣らした感をエリーゼ自身の価値を高める方向に演出しながら、王子が飼い慣らせず始末しようとした「狼」が、王妃がエリーゼを認めれば「忠犬」として従事しますと言ってのけた…
一気に形成逆転したよね☆w
その後の「先日のような事」つまり、命を狙う輩にその命を易々と与えようとする、いわば自殺に近い行動を起こす事を「毛皮」つまり、彼の心は私がいないと抜け殻の様になり、彼を得るどころか失うわよ?どうするの?って、詰めの一手が容赦ない。
これは言い換えればアポロニア殿下が結婚したとしても、彼の心はもう手に入らないと、評判どころか彼すら思い通りになるかわからないわよ?と脅してるに近い。
例え話で、理解力高いのは伯爵の聡明さを誉めたいけど…
「狼から犬に成り下がるのか」が、負け犬の遠吠えにしか聞こえないわw伯爵?www
で、負け惜しみに矢継ぎ早に嫌味っぽい仕返ししてくるの、貴族の腹芸みがあって、むしろ微笑ましかったw
からの、なんか綺麗で高貴そうな人きた…いじめられるの?!早く次読まないと!w
(長文読んでくださってありがとうございました♪)
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狼将軍の生贄の花嫁
017話
第 17 話