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並行世界の終結者
大魔女の娘セシルと呪われた血のエスティアンが出会い、滅亡しては別の世界のセシルが生まれる数多の並行世界の中で、大魔女は最後にセシルの記憶を消去して平凡に暮らせるよう手配する。
しかし結局セシルはエスティアンに嫁いで一目惚れ、求められるまま悪女を演じつつ、秘宝を壊して精霊を呼び覚まし、ドラゴンを召喚したり、大魔女の後継者代役と衝突したり、異国の王子に拐われたり...ついには大魔女の力を覚醒させ、世界の分岐を示す世界樹に舞い戻る。そこでようやくセシルは真実を知り、導かれた運命に疑問を抱く。
一方、この話の作者だという聖女は下心のまま脱走してセシルを乗っ取ろうとするものの、あれこれトラブルに足を突っ込みうまくいかない。セシル達との女子会で、自分の書いた筋書きとの違いや自分の意思は何なのか考える。
どうやら世界の分岐ごとに本になっていて、セシルのピンチに現れては消えていくのだが、その蔵書を見ていたのは先代竜王と大魔女で、聖女は関係なさそう。どこかに彼女が書いた世界もあるのだろうか。
設定が複雑なわりにきちんとした説明はしばらくなく、話のついでにぱらぱら出てくるだけなので無料6話でまとめて読まないと把握しにくいと思われます。
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暴君には悪女がお似合い