3.0
家族とは
跡継ぎの兄、身体の弱い妹やわんぱくな弟の間で皺寄せをくらう主人公。唯一の救いは絵を描いて具現化させることだが、それにより命を消耗し、 余命一年となってしまった。居場所のない実家を出て婚約者のもとへ押し掛けるも、政略結婚で他人同然。なんとか離れを貸してもらうが……。
実家での扱いはなかなかしんどい状態。兄弟よりも両親が問題ですね。両方ともバランス感覚や理性が足りない。主人公が亡くなっても後悔するのだろうか。
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10627位 ?
跡継ぎの兄、身体の弱い妹やわんぱくな弟の間で皺寄せをくらう主人公。唯一の救いは絵を描いて具現化させることだが、それにより命を消耗し、 余命一年となってしまった。居場所のない実家を出て婚約者のもとへ押し掛けるも、政略結婚で他人同然。なんとか離れを貸してもらうが……。
実家での扱いはなかなかしんどい状態。兄弟よりも両親が問題ですね。両方ともバランス感覚や理性が足りない。主人公が亡くなっても後悔するのだろうか。
絵柄といい、主人公夫妻の性格といい、大変可愛らしい。気配りのできる主人公とちょっと見栄っ張りだけど努力家な夫。冷血漢に見えて案外優しい義父。
主人公の持病が庭の木の実で治ると義父の計画は狂うだろうけど、何かしら手柄をたてれば追い出されずに済みそう。邪魔だからといって消すような性格には見えない。
おとぎ話のヒロイン達によるバトルロイヤル。
DBDや第五人格のような1対多数の戦闘で、その回の鬼が他のメンバーを狩っていく。鬼は自分のおとぎ話を題材にしたフィールドを自由に操れる。
主人公のアリスは完璧なアイドルとしてルールに厳格だったが、心がないと反感も買っていた。ゲーム世界に飲み込まれた後は、失った心臓を猫が
代わりに持ち、かわいいアイドルと厳しいハートの女王で人格が二つに分かれたような状態に。容赦なく断罪の刃をふるうアリスは勝ち残れるのか。
戦闘シーンの連続で勢いがある反面、ルールは知らないとわかりにくいかもしれない。
原作では最悪だった甥との関係を改善し、引き取りに来た姻戚のリューディガーと恋に落ちるのか。列車での襲撃は退けたものの、妙に悟っている甥、いやに友好的な夫人……小さな謎が積み重なる。
とても端正な絵で面白く描かれています。
死神ブラック社に勤める真面目な社員が余命宣告され、自分の生き方を見つめ直す話。
死神とはいえ、回収した魂がどうなるのかはわからないし、魔界のお付き合いも色々。定時ダッシュの死神は笑えるけれど、主人公らしく業務と割りきらずに死にゆく魂に寄り添う。
なかなか周囲に診断結果を言い出せないのも、リアルで切ない。察した上司が本当にいい人。
助けた猫は今後どうするんだろう。死神も入院するんだろうか。
悪女死に戻り小説の一回目に転生した主人公が、前世の記憶と武術を頼りに死なないルートを目指す。王子との婚約を利用して虐待してきた父と姉に復讐し、公爵との恋のために解消を画策する……。
この主人公、利己的で暴力も厭わないし普通の女性とはかなり違う。メイドを助けるのも善意より復讐心の方が大きそう。
公爵との恋は釈然としない。このメンタルの女性が目的を達成する前に恋愛にかまけるか?
絵は全体的に雑で、表情はよくない。
翻訳の問題か、序盤は噛み合わない会話がかなり目立つ。
自殺未遂した皇太子妃に憑依して、呪いをかけられて過酷な状況の皇太子を支えるハートフルストーリー。
ちょくちょくギャグ展開があるので、思ったような陰鬱さは全くないです。シリアスな話だと期待してると面食らうかも。
まだ若い皇帝の作画が気合い入ってて笑えました。
暗躍する父のせいで周囲から恐れられ、友人を作るために後宮入りする主人公。
しかし顔色の悪さと父の影で浮いてしまう。
幼帝を狙う謀略を防ぎ、同僚を助けるものの、なかなか友情は育めず……。
人間関係はとことん不器用だけど、目端が利いて戦闘能力は抜群。
少しずつ馴染めるといいね。
指輪の伝説に囚われた帝国に、母后と共に隠れ住んでいた村を滅ぼされ、下女となった姫。母后の仇をうち指輪を取り戻すため、侍従長の愛人となる一方、詩を書く少年に心惹かれてしまう。だがその少年は、生母を人質にとられて隠れ里を滅ぼした皇子で……。
なかなか難しいテーマです。経緯を考えれば復讐すべきは皇帝のように思えますが、目の前で母を殺した騎士を許せないのも当然ですし。明らかな武力差があるのに降伏勧告すらせず襲撃したわけで。
敵国の少年に恋愛感情を抱くこと自体が祖国への裏切りだったのかな……いやー、きついね。
土壇場になって気付いた主人公はどうするのか。
イスの視線やら台詞やらが薄気味悪いなと思ったら魔王で、聖女のはずのヒロインが気づかずに恋愛関係になり、就職先もイスが全て用意……。
浮気性の勇者の対比で束縛する魔王なんだろうけどジメジメしてて気持ち悪い。部下の扱いもひどいし。結局ヒロインを騙してるわけだし、歯の浮くようなやり取りも胡散臭すぎて、何故現代の記憶持ちのヒロインが警戒しないのか不思議です。勇者の浮気相手にアドバイスするようなタイプなのに。
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余命わずかの脇役令嬢